裏銀座ルート 烏帽子〜双六
- GPS
- --:--
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 3,240m
- 下り
- 3,401m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:30
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 11:30
天候 | 1日目霧→晴天 2日目強風・雨 3日目晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東沢乗越周辺〜水晶小屋手前まで滑落注意 |
写真
感想
夏のアルプス体力測定として裏銀座ルート烏帽子〜双六に挑戦。
3日間天気が思わしくない予報でしたが、やばかったのは2日目でした。
1日目
夜行バスで七倉山荘に到着。準備しながらタクシー待ち。約2200円で高瀬ダムへ移動します。相乗りしようとしたけど人数配分的にできずちょっとがっかり。
高瀬ダムから25分ほどでブナ立て尾根入り口へ到着。水場は入り口そばの沢。
ブナ立て尾根は北アルプス三大急登と言われるだけあって奥多摩や丹沢の一番急登よりもきつい感じでした。
12〜0番までの番号があり、7番までは傾斜も比較的楽ですが、6〜2番が急登・1区当たりの距離も長いので結構疲れます。2番から先は傾斜も緩く山頂も近いのが分かるので歩きやすくなります。
烏帽子小屋のテント場ででテント設営後、烏帽子岳をピストン。天気も良く山頂の岩の窓まで行くことができました。
2日目
軽い雨の音で目が覚め、雨の様子を見ながらの片付け・準備。3時目安でスタートし稜線コースへ。2日目は一日中風が強く雨もあり、全体的にタフな難易度となりました。
事前に雨具を洗って撥水スプレー(いつも使ってるのと違うやつ)をかけたのですが不良品?だったらしく撥水効果が全然なくがっかりなことに。雨具のスプレー後は一度水にぬらして撥水状態を確認しておく必要があると学びました。
野口五郎小屋周辺まで来て風が一層強くなり小屋前で少し休憩。気持ちを入れなおして進みます。真砂分岐を越えた先の地図上で崖マークがある場所より岩場・ゴーロの飛び石が続くようになるので滑落に注意しながら進みます。東沢乗越後も水晶小屋までは足元が厳しい道が続きます。
水晶小屋は小屋中で休憩して良いとのことだったので雨具を外して昼食タイム。その後水晶岳をピストン。水晶岳は名前通り水晶鉱脈があるのが分かります。なお水晶持ち帰り禁止。
小屋で休憩しつつ気合を入れなおして鷲羽を目指します。ワリモ〜鷲羽ルートはワリモの山頂直下が足元が危険な程度で野口〜水晶よりも楽でした。
鷲羽〜三俣の下りは地図上では急斜面に見えますが広々とした斜面で富士山のようなつづら折りの坂道なので拍子抜けするくらい楽です。
びしょ濡れで三俣山荘について流石にテントを立てる気にならず小屋泊。夜行バスで同じコースを予定していた女性グループも同じくテントをあきらめて小屋泊でした。
また、バーナーのフリントの調子が悪く、予備のライターも湿気て使えない状態でしたが、あまりのライターをくれた男性に感謝。
3日目
帰りのバスの時間にあわせ3時目安で出発。三俣蓮華岳に到着しすぐ移動しようかと思いましたが空が白むのを見ながら時間超過。
こりゃいかんと双六まで飛ばしてみるも、天気が良く双六でも時間を越えて楽しんでしまいました。
タイムアタックの様相になってきつつ、双六小屋〜弓折乗越・弓折岳〜鏡平と進みます。鏡平は有名な鏡池で逆さ槍・穂高を撮影。今年最初の北アルプスで最高の写真を1枚。
更にタイムアタックをしつつ、各水場で休憩をはさみ左俣林道へ到着。林道を進むと最終的に新穂高ロープウェイに到着。
3月に痛めた膝の具合を見つつ、体力の具合も見つつのアルプス1発目でしたが、今回も無事に下山できてお疲れちゃんでした。
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