東鎌尾根〜大天井岳〜蝶ヶ峰(上高地から周回。ヒュッテ大槍、常念小屋泊)

2016年08月09日(火) 〜 2016年08月11日(木)

• GPS: 24:45
• 距離: 48.9km
• 登り: 3,421m
• 下り: 3,420m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:10

5:15 上高地
7:45 7:50 横尾 (横尾山荘)
9:10 9:25 槍沢ロッヂ
9:45 9:45 赤沢岩小屋（ババ平）
10:55 10:55 槍沢・天狗原分岐
11:50 11:50 坊主岩屋下
12:25 ヒュッテ大槍

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:25

5:50 ヒュッテ大槍
7:05 7:05 水俣乗越
8:00 8:10 ヒュッテ西岳
10:00 10:10 大天井ヒュッテ
10:40 10:40 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:10 11:10 大天井岳
11:30 11:45 大天荘
12:10 12:10 東天井岳
14:15 常念小屋

3日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:15
• 合計: 8:40

5:20 常念小屋
6:20 6:20 常念岳
8:45 8:45 蝶槍
9:25 9:30 蝶ヶ岳ヒュッテ
9:35 9:35 蝶ヶ池
10:00 10:00 長塀山
12:20 12:30 徳澤園
14:00 上高地

1日目の標準コースタイム455分＋α
2日目の標準コースタイム560分
3日目の標準コースタイム630分

天候

【9日】晴 一時雨(15時前後) 14-20℃　4m/s程度の風
【10日】晴 12-20℃ そよ風
【11日】晴 12-24℃　そよ風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東海北陸自動車道の飛騨清見JCTから中部縦貫自動車道へ乗換え高山ICで一般道へ下りる。
国道41号から国道158号を走り東へ。安房峠道路を越えると市営さわんど駐車場が
有りますので看板を頼りに探してください。
地図を見ると判りますが何箇所も駐車場があります。

コンビには高山IC付近にあるのが最後です。
平湯温泉街周辺には有りませんので注意して下さい。

アルピコ交通│さわんど駐車場〜上高地シャトルバス
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima

沢渡・平湯乗換えマップ| 上高地公式ウェブサイト
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/

コース状況／危険箇所等

上高地インフォメーションセンター前に登山ポストの有。

上高地から横尾までは、誰でも歩けるウォーキングコースです。

横尾から槍ヶ岳までは、整備されているので登山道です。
山頂付近の落石にだけは、注意してください。

槍ヶ岳からヒュッテ西岳（東鎌尾根）まではハシゴ、鎖場あり。
槍ヶ岳から最低コルまでは岩場が続きます。
不慣れな方は行かない方が良いと思います。
最低コルから西岳ヒュッテまでは岩の上に、うっすら砂利交じり土が乗っています。

ヒュッテ西岳から大天井ヒュッテまでも、整備されているので登山道です。

大天井ヒュッテから分岐点（槍ヶ岳・大天井岳・常念岳）の巻道は鎖場あり。
道も細く、岩をつかみながら歩かないとダメなところがあります。

大天井岳(おてんしょうだけ)付近も、整備されているので登山道です。
ハイマツすら生えていないので強風の時だけは気を付けてください。

東天井岳(ひがしてんしょだけ)付近も、整備されているので登山道です。
ここはハイマツが多かった。

常念岳付近も、整備されているので登山道です。
蝶ヶ岳側の登山道の方が急で、岩場も一部あります。

常念岳から蝶ヶ岳も、整備されているので登山道です。
樹林帯が半分ぐらいあります。

蝶ヶ岳から徳沢までも、整備されている登山道です。
徳沢から長塀山までは九十九折の登山道がつづきます。
登山道が洗堀され石だけ残っている部分もあります。

その他周辺情報

ヒュッテ大槍
TEL [phone]
収容人員90人
公式サイト http://www.enzanso.co.jp/ooyari/
１泊２食９８００円
朝食は午前5時前から。夕食は午後５時から。消灯は21時。
昼食は11:00〜13:3０
トイレ男女別。トイレットペーパー設置。使用したペーパーは専用ゴミ箱へ。
洗面所有り。水場もかねる。宿泊者は無料。
乾燥室有り。
靴は各寝室の下駄箱へ。外用の各スリッパ有り。
布団、敷布団、毛布2枚。
Docomo利用可。Wifi利用可らしい。
各部屋にコンセントあり。

大天井ヒュッテ
TEL [phone]
収容人員1０0人
公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/
水場は売店。1L 200円。

大天荘
TEL [phone]
収容人員150人
公式サイト http://www.enzanso.co.jp/daitenso/index.html
昼食は10:30〜13:45

常念小屋
TEL [phone]
収容人員200人
公式サイト http://www.mt-jonen.com/
１泊２食９８００円
朝食は午前5時前から。夕食は午後５時から。消灯は21時。
昼食の提供あり（時間不明）
売店でコーヒー、ビール、おつまみは日、中提供してる。
トイレ男女別。トイレットペーパー設置。使用したペーパーは専用ゴミ箱へ。
洗面所有り。水場もかねる。宿泊者は無料。
玄関にも水場あり。
乾燥室有り。
靴は寝室近くにある廊下の下駄箱に。外用の各スリッパ有り。
布団、敷布団、毛布2枚。
Docomo利用可。１００円にてケータイ充電サービスあり。
常念診療所　信州大学医学部山岳部 http://square.umin.ac.jp/jonen/

写真

上高地は3年ぶりです。

前穂高

横尾から屏風岩を見ながら朝ごはん

槍沢も変わらず綺麗だ

ここら辺からキツイ。

なんとなく撮影してみた。

槍ヶ岳は、見えません。
ヒュッテ大槍方向に進みますが、ここからもキツイ。

歯を食いしばりながらのヒュッテ大槍。
一度、泊ってみたかった所です。

早速、昼食を注文。カレーです。
カツカレーは売り切れだった。

ヒュッテ大槍の夕食。噂通り凄い。

ヒュッテ大槍の朝食。

ヒュッテ大槍で、のんびり出発の準備していたら荷揚げに出くわした。

奥から前穂高、北穂高、 南岳あたり。
手前にヒュッテ大槍の給水設備も見える。

槍ヶ岳の北鎌尾根。
あそこをテント装備で行く人いるのか。

ヒュッテ西岳。
のんびりとした空気の漂う

東鎌尾根を振り返る。

大天井岳が、やっと見えた。

ビックリ平。何がビックリ何だろう？

大天井ヒュッテで水補給。
この後、何を思ったのか燕岳方向の巻道に進む。
時間が余っていたので、興味本位で行ってしまった。

大天井岳を、ぐるっと回って山頂。
初めて、この登山で頂を踏みました。

大天井岳から槍ヶ岳方向

大天井岳から燕岳、後立山連峰を拝む。

大天井岳から裏銀座方向を拝む。

大天井岳から穂高岳方向を拝む。
北アルプスの、大体の山が見えた気がする。

大天荘で昼食。
とん汁セット(梅ひじきごはん）という見慣れないメニューを注文。

さて常念小屋に行きますか。

綺麗な尾根道だ。

今年初の雷鳥ちゃん。子供も2羽いました。

横通岳(よことおしだけ)

横通岳を振り返る

こういう風景が好きなので、ここに来ました。

やっと常念小屋。

とりあえずビール。

8月31日にサルの追い払い作業があるそうです。

常念小屋の夕食。

食堂で知り合った人と一緒に撮影。
御二人の希望で掲載。
髭面オッサンの顔は、お見せできません。

常念小屋の朝食。
北アルプスの良い小屋で、よく見たメニュー。

常念小屋から夕陽。
雲で見えなくて残念。

開けて、この日が最終日。
一番コースタイムが長いから頑張らないと。

まず常念岳。

常念岳から横通岳、大天井岳を振り返る

常念岳

蝶ヶ岳まで遠いな。

穂高岳、大キレット、涸沢カールが綺麗に見える。

無視しないように進みます。

常念岳を振り返る

樹林帯です。
日差しも風も遮られる。

もう何でしょうね。

絵葉書で見そうな綺麗な風景。

蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ヶ岳ヒュッテの売店奥に水場があった。
1L200円。これで安心して下山できる。

蝶ヶ岳

長塀山(ながかべやま)

徳沢に下山。
足の裏も膝も痛いです。

徳沢園でカレー。
肉などの具がデカい

上高地では第1回山の日記念全国大会を開催中だった。
皇太子御一家も、来られていたようです。

感想

nfosdk

以前、穂高山岳荘に泊まった時に向かい側に見える常念岳や大天井岳。
その時から、一度は歩いてみたいと思っていましたが、やっとできました。

本当は7月末に行くことを、狙っていましたが午後に高確率で雷が降りそうなので断念。
このルートは上高地側にエスケープルートが作れないのでしかたがありません。
(長野県方向に降りて公共交通機関を使うエスケープルートは可能)

お盆前に天気が安定してきたので、今回行って見ました。

【メモ】
持って行った水分 2.5L

途中で補給した水 槍沢ロッジ1.0L ヒュッテ大槍2.5L 大天井ヒュッテ1.0L
常念小屋2.5L 蝶ヶ岳ヒュッテ1.0L

出発時のバックパック総重量は7kg位(各所で買い食いするので荷物は軽い)