ヘロヘロでした。新穂高〜双六〜三俣蓮華〜野口五郎〜高瀬ダム

2016年08月10日(水) 〜 2016年08月12日(金)

• GPS: 52:01
• 距離: 47.3km
• 登り: 3,424m
• 下り: 3,548m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 1:17
• 合計: 10:05

4:40 鍋平駐車場
5:04 5:08 新穂高登山指導センター
5:09 5:12 新穂高温泉バス停
5:22 5:26 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:43 5:44 お助け風穴
5:58 5:58 中崎橋
6:08 6:08 笠新道登山口
6:19 6:22 わさび平小屋
6:45 6:47 小池新道入口
7:26 7:33 秩父沢出合
7:45 7:46 チボ岩
8:03 8:04 イタドリが原
8:30 8:43 シシウドヶ原
9:31 9:31 鏡池
9:32 9:32 鏡平山荘
10:23 10:24 弓折乗越
10:38 10:38 花見平
10:51 10:51 くろゆりベンチ
11:14 11:14 双六池
11:25 11:49 双六小屋
12:06 12:08 双六岳巻道分岐
12:12 12:12 双六岳中道分岐
13:04 13:04 双六岳
13:17 13:18 中道分岐
13:41 13:42 丸山
14:02 14:11 三俣蓮華岳
14:18 14:18 三俣峠
14:45 三俣山荘

2日目

• 山行: 8:12
• 休憩: 1:16
• 合計: 9:28

5:54 宿泊地
6:17 6:18 黒部川水源地標
7:04 7:12 岩苔乗越
7:26 7:26 ワリモ北分岐
7:54 7:57 水晶小屋
8:28 8:29 東沢乗越
9:34 9:35 真砂岳分岐
10:09 10:11 野口五郎岳
10:20 10:57 野口五郎小屋
12:39 12:39 烏帽子ひょうたん池
12:51 12:59 烏帽子小屋
13:41 13:44 三角点
14:32 14:35 権太落し
14:57 15:06 ブナ立尾根取付
15:12 15:12 高瀬ダム 天場
15:22 高瀬ダム濁沢登山口

3日目

• 山行: 1:16
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:17

7:19 高瀬ダム濁沢登山口
7:25 7:25 高瀬ダム湯俣登山口
7:30 7:30 高瀬ダム濁沢登山口
8:28 8:29 七倉登山口
8:36 七倉山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

新穂高の登山者無料駐車場は10日深夜1時30分の時点で満車でした。
鍋平へ止めました。
下山し車を回収した際は、鍋平も満車で、路上駐車が大量でした。
県道475号線沿いに路上駐車した車には駐車違反のステッカーが貼られていました。

車の回収は
信濃大町-松本　JR
松本-新穂高ロープウェイ　アルピコバス、濃尾バス（一部直通、他は平湯で乗り換え）
鍋平へ駐車した場合、新穂高ロープウェイ→鍋平が登りになるので、一段落下気分にはきついです。
（登りの登山道15分でしっかり一汗かきます。その後林道・車道歩き15分）
平湯乗換えのバスはデマンド運行区間として中尾高原方面に入ります。
中尾高原（足湯前）で下車したほうが鍋平へは楽だと思います。多分。

コース状況／危険箇所等

終始整備された登山道で、危険と思われる場所はありませんでした。

写真

8/10 5:45

天気は上々です。
今日はどこまで行けるかな。

8/10 6:12

林道にかかる橋が傾いていました。
柵のグネグネはナゼ？

8/10 6:38

わさび平ら小屋の野菜と果物達。
旨そうです。

8/10 6:57

8/10 7:25

先はまだまだ長いです。
まだまだ元気でした。

8/10 7:37

8/10 8:22

8/10 8:26

8/10 9:03

踊っていなくて良かったです。

8/10 9:04

8/10 9:05

8/10 9:20

定番の逆さ槍が見れて良かった。
天気に感謝です。

8/10 9:54

稜線までもう少し。
大した斜度ではないのに、徐々にヘバッテ来ています。

8/10 10:17

弓折乗越に到着。
弓折岳へ行く元気はありませんでした。

8/10 10:33

今年の盆は天気良さそうで、大勢の登山者で賑わうでしょう。

8/10 10:33

徐々に雲が出始めています。

8/10 10:46

双六小屋が見えてきました。
その奥には鷲羽岳。

8/10 10:47

8/10 10:47

8/10 10:47

8/10 10:52

8/10 10:55

槍と以前歩いた西鎌尾根。

8/10 11:13

双六小屋までもう少し。

8/10 11:28

小屋前でしばらく休憩で栄養補給。

8/10 12:09

双六は目的のひとつなので巻くわけにはいきません。

8/10 12:33

あと少しですが、バテています。

8/10 12:56

ようやく双六岳到着。

8/10 13:53

8/10 14:01

三俣蓮華。ここは2回目。

8/10 14:20

槍、北鎌、手前は硫黄尾根。
硫黄尾根の存在感は北鎌以上で、とっても好きな眺めです。

8/10 14:33

本日の宿泊地が見えてきましたが、なかなか着かない。
キツカッタ。

8/10 16:57

テントの向こうに槍ヶ岳。

8/10 17:14

最近の定番のマルシンハンバーグ2個。

8/10 19:35

遅い時間に鷲羽からの下山者がいました。

8/10 19:37

8/11 4:34

一旦起きたのですが、まだ活動していません。

8/11 6:03

鷲羽を飛ばして黒部の源流標を目指します。

8/11 6:06

こんな沢沿いを歩いて。

8/11 6:12

ありました。
でもちょっとピンボケ。

8/11 6:36

ちょっとした渡渉もあるので、大雨の後は危険だと思います。

8/11 7:15

岩苔乗越まで上がってきました。
苔が生えていたので。

8/11 8:03

水晶小屋から裏銀座方面を。
ここからは始めての山域です。

8/11 8:06

8/11 8:06

8/11 9:33

湯俣も気になりますが、予定通り野口五郎を目指します。

8/11 9:42

読売新道も気になりますが、今の体力では無理だと思います。

8/11 9:42

赤牛岳から先も長い。

8/11 9:53

野口五郎まであと少し。
ここはサスガに巻けません。

8/11 10:06

登頂。
結局、今回最後の名のあるピークになりました。

8/11 10:07

歩いてきた道を振り返ります。
予想以上に疲れています。

8/11 10:17

この日は烏帽子小屋までで、時間に余裕もあるので、しばらく休憩かなと思いながら歩いています。

8/11 10:27

この日は山の日でした。
混雑が予想され、先着50人まで夕食提供、それ以降は予約有無にかかわらずカレーライスと書かれていました。

8/11 11:03

進む道を望みます。
まだ遠いですが、後は下り基調のはず。

8/11 11:48

もう一度振り返って、槍・穂高にさようなら。

8/11 12:07

高瀬ダム湖が見えました。
奥は餓鬼岳、唐沢岳。行ってみたい山です。

8/11 12:14

お疲れ気味です。

8/11 12:30

小屋が近づいてきましたが、「アレッ？テント一杯じゃない？ひょっとして張れない？」

8/11 13:03

隅っこや隙間に、張って張れないことはなさそうだけれど、不動沢まで下りることとしました。
これで烏帽子岳も登らずです。

8/11 13:31

緩むことのない急坂を下り続けます。
途中ハシゴも。

8/11 13:36

岩に張り付くように生えていたキノコ。

8/11 15:01

ようやく登山口。
意外に早く15時で、ひょっとして最終のバスで新穂高まで帰れる？

8/11 15:09

と、思い先を急ぎます。
万一この橋が流されていたら、渡渉できないと思います。

8/11 15:14

吊り橋を渡って、、、ダム前に待機していたタクシーの運ちゃんに聞いたけれど、ちょっと厳しいとの事。
あと10分早ければ、、、。

8/11 15:46

濁流を見ながら引き返します。
まあ予定より早く下山できたので欲が出たけれど、不動沢でテントのつもりで下りてきていますので。

8/11 15:49

快適そうなテント場です。

8/11 15:49

この日のテントは4張りでした。

8/11 16:35

水を汲みに登山口まで戻ります。

8/11 16:30

水場

8/11 16:54

これも山の定番になりつつあります。
常温保存OK。

8/11 17:10

マヨネーズを持ってこれば良かった。

8/12 7:14

3日目。
七倉までの1時間程度なので、ノンビリ出発です。

8/12 7:20

8/12 7:25

折角なので一番奥の放流口。
上から覗くと足がすくみます。

8/12 7:25

なつかしの公衆電話。
10円玉のみなので、要注意です。
待機タクシーも10円玉も無いと超ショックだと思います。

8/12 7:27

ジグザグジグザグ。

8/12 7:43

放流されるところを見てみたい。

8/12 7:44

なかなか壮観です。

8/12 8:13

最後の山の神トンネル。
長いですが、出口が見えているのが救い。

8/12 9:01

七倉で休憩していたらサルが歩いていました。

撮影機器：

IXY 50S CANON

感想

1qaz

今年は盆休みが10日からで、おそらく世間よりは早いだろうから、新穂高の駐車場へ停められるのではという期待でむかいましたが、全然ダメでした。
それでも鍋平の無料駐車場に停められたのは幸運だと思わなければなりません。

去年以前に比べて山行回数は激減しているので、体力も同じように落ちています。
盆の山行のためにと、直近で少しだけ山へ行きましたが、全然足りません。
とにかく、体力不足で鏡平山荘以降の登りがキツイキツイ。

弓折乗越からすぐそこの弓折岳まですら行く気がおきません。
好天に恵まれ最高の稜線歩きを楽しみますが、足はなかなか進みません。
槍、穂高や西鎌尾根から伸びる硫黄尾根、鷲羽、黒部五郎などどこを見ても素晴らしい景色に大満足です。
ヘロヘロになりながら、三俣山荘にテントを張って一日目の行動終了です。
さて、明日は鷲羽に登るか、避けて通るか、、、。

2日目、結局鷲羽には登りません。

源流標へ行ってみようと思ったことや、歩いていないルートを歩きたいという思いがあったことは間違いありませんが、鷲羽に登るのを避けたことも間違いありません。
ついでに、すぐそこの水晶にも登りません。
以前に一度登っているとはいえ、情けない限りです。
以前ならば、3時過ぎに出発して鷲羽の山頂でご来光を狙ったでしょうに。

読売新道に心惹かれながら、野口五郎付近の稜線を歩きます。
こちらの景色も申し分ありません。
烏帽子小屋にテントを張って翌日船窪、七倉岳を回って、七倉に下りることも考えていましたが、今の体力ではちょっと厳しそうです。
烏帽子岳だけ登って下山だなと思っていたら、烏帽子のテン場は13時で既に一杯。
隙間に張れない事もなかったけれど、なんとなく気持ちが乗らずそのまま下山へ。

新穂高までの車の回収を考えると、16時チョイ前の信濃大町発の電車に乗り、17時5分松本発のバスに乗らなければなりません。
どうせその時間には間に合わないので、不動沢のテント場で一泊の予定でブナ立て尾根を下ります。
下りきったらジャスト15時で、以外に早く着いてしまいます。
ひょっとして、最終に間に合うかも？と急ぎますがやっぱり間に合わないとの事。

不動沢のテント場は計4張りで、下山者は私1人であとは、明日早出で登る人たち。
3日目早い時間に登る人たちをテントの中でやり過ごし、七倉まで歩いて終了。
七倉登山口の遭対協の方とイロイロと雑談したり、お世話になったりで車の回収へ。

なんやかんやで、鷲羽、水晶、烏帽子を登らず、なんともショッパイ山行になってしまいました。
とはいえ、自分の今の状態を知ることが出来、そのなかで十分楽しめました。

一昨年までは、カミさんと一緒でしたが、今年は家で留守番してくれています。
色んなところで、カミさんがいたら喜ぶだろうなと思う場面がありました。
色んな事を考えましたが、まずは兎に角感謝感謝です。