最後の秘境 雲の平へ〜薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳

2016年08月10日(水) 〜 2016年08月13日(土)

• GPS: 76:51
• 距離: 56.9km
• 登り: 4,154m
• 下り: 4,408m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:53

距離 14.5km 登り 1,690m 下り 733m

7:45 折立
7:48 十三重之塔 慰霊碑
8:35 太郎坂(アラレちゃん)
9:05 9:10 青淵三角点(青淵山)
9:21 積雪深計測ポール
10:31 10:32 五光岩ベンチ
10:53 太郎兵衛平
11:20 11:27 太郎平小屋
11:44 12:44 薬師峠
13:07 薬師平
13:33 薬師岳山荘
14:00 薬師岳避難小屋跡
14:14 14:25 薬師岳
14:37 薬師岳避難小屋跡
14:55 薬師岳山荘
15:17 薬師平
15:38 薬師峠

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:05

距離 11.6km 登り 858m 下り 582m

5:49 薬師峠
6:08 6:14 太郎平小屋
6:45 6:48 第一徒渉点
6:53 6:55 第二徒渉点
7:12 7:13 第三徒渉点
7:44 カベッケが原
7:52 8:06 薬師沢小屋
9:39 9:44 アラスカ庭園
10:11 10:19 奥日本庭園
10:33 10:40 祖母岳
10:55 11:33 雲ノ平山荘
11:54 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:53

距離 16.1km 登り 1,295m 下り 1,301m

5:12 雲ノ平テント場
5:18 スイス庭園
5:46 5:52 祖父岳分岐
6:09 6:13 祖父岳
6:43 6:48 岩苔乗越
6:55 6:58 ワリモ北分岐
7:30 7:33 水晶小屋
8:05 8:12 水晶岳
8:40 8:56 水晶小屋
9:31 ワリモ北分岐
9:50 9:58 ワリモ岳
10:26 10:38 鷲羽岳
11:35 12:17 三俣山荘
12:59 13:03 三俣峠
13:12 13:27 三俣蓮華岳
13:32 13:34 三俣峠
14:43 双六岳中道分岐
14:48 双六岳巻道分岐
15:00 双六小屋
15:05 双六池

4日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:59
• 合計: 6:29

距離 14.8km 登り 314m 下り 1,762m

6:12 双六池
6:36 6:40 くろゆりベンチ
6:53 花見平
7:04 7:12 弓折乗越
7:39 7:57 鏡平山荘
7:58 7:59 鏡池
8:22 8:28 シシウドヶ原
8:44 イタドリが原
8:58 チボ岩
9:13 9:23 秩父沢出合
9:55 9:58 小池新道入口
10:14 10:23 わさび平小屋
10:33 笠新道登山口
10:43 中崎橋
10:54 10:55 お助け風穴
11:07 11:11 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:21 11:24 新穂高温泉バス停
11:26 12:07 新穂高登山指導センター
12:00 12:11 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:33 新穂高登山指導センター
12:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：登山バス 毎日アルペン号で有峰口へ さらに富山地鉄夏山バスで折立まで
帰り：新穂高温泉　ホテル穂高横駐車場(バス乗場の反対側)より登山バス　毎日アルペン号

コース状況／危険箇所等

特に危険なところは無し
薬師沢小屋から雲の平の上までの急坂がちょっときついのと
鷲羽岳からの下りがちょっと滑りやすいので注意が必要なくらい

その他周辺情報

ホテル穂高横　奥飛騨の湯　中崎山荘(800円)

写真

8/10 5:31

折立行きの地鉄バス停
夜行バスからの乗り継ぎで1時間待ち

8/10 5:55

近くに富山地方鉄道立山線の有峰口駅あり
かなり雰囲気ある駅舎、左にトイレあり

8/10 7:42

折立　登山口

8/10 9:04

最初の休憩ポイント
三角点ベンチ
有峰湖の展望が良いそうだが、雲で見えず

8/10 9:14

木道あり

8/10 9:44

石畳あり
整備され過ぎてる感の登山道

8/10 9:59

ひたすら平坦な上り

8/10 10:18

下界は雲で見えません

8/10 10:23

薬師岳が見えてきました

8/10 10:28

8/10 10:29

五光岩ベンチ

8/10 10:30

遠くに見えるのは剣岳？

8/10 10:37

遥か遠くにやっと太郎平小屋が見えてきた

8/10 11:14

8/10 11:18

太郎平小屋到着

8/10 11:19

太郎兵衛平

8/10 11:19

太郎兵衛平より望む薬師岳

8/10 11:27

太郎兵衛平より望む雲の平
雲の平がこんもり盛り上がった台地だということを初めて知りました

8/10 11:28

8/10 12:49

薬師峠キャンプ場にテントを張り、昼食を摂って薬師岳へ
いきなり岩場急登です

8/10 12:57

8/10 12:59

太郎平小屋を見下ろす

8/10 13:05

薬師平
遥かに槍が見えます

8/10 13:06

8/10 13:09

8/10 13:11

8/10 13:15

8/10 13:31

薬師岳山荘
宿泊者以外、水もトイレも貸してくれないよう

8/10 13:44

薬師岳山頂と思いきや、

8/10 13:58

山頂はまだ先でした

8/10 14:12

薬師岳到着

8/10 14:16

薬師岳山頂からの風景1

8/10 14:16

薬師岳山頂からの風景2

8/10 14:16

薬師岳山頂からの風景3

8/10 15:14

再び薬師平を通って

8/10 15:35

薬師峠キャンプ場に帰って来ました
水場は水量豊富、トイレもきれい、1泊600円
缶ビールも買えます　

8/10 16:27

今回からアルファ米を卒業し、メスティン＋エスピットポケットストーブ＋固形燃料で炊飯デビューしました

8/11 5:49

2日目　
朝5:50出発
かなりの人がより早く出発していて、テントがまばら

8/11 5:58

8/11 6:11

朝の太郎平

8/11 6:14

雲の平と黒部五郎岳の分岐

8/11 6:42

沢までの下り

8/11 6:45

第一の渡渉点

8/11 7:10

第二の渡渉点

8/11 7:33

8/11 7:43

この辺が河童が出るという、
カベッケヶ原かな？

8/11 7:51

薬師沢小屋到着

8/11 7:51

この先が黒部源流

8/11 7:51

ちょっと怖い吊り橋を渡る

8/11 8:01

8/11 8:03

ちょっと怖い梯子も渡る

8/11 8:12

8/11 8:16

後は、こんな岩のごろごろした急坂をひたすら上る

8/11 9:38

そうすると雲の平に着く
まずはアラスカ庭園　水晶岳を望む

8/11 9:44

ここからひたすら木道を通る

8/11 9:48

8/11 10:05

8/11 10:07

次は奥日本庭園に
薬師岳を望む

8/11 10:28

水晶岳をバックに雲の平山荘が見えてきました

8/11 10:29

8/11 10:32

途中に寄ったアルプス庭園(祖母岳)は、どこが庭園？かよく解らない

8/11 10:47

8/11 10:55

雲の平山荘到着
ここで昼飯　
この登山初めての有料水購入　1L　100円
テント場からの搬送料のよう

8/11 11:41

8/11 11:49

祖父岳と雲の平キャンプ場
山荘から水を求めて来る人多数　25分の距離があり、ちょっと遠いが、冷たくて美味い水

8/11 12:32

キャンプ場は、黒部五郎岳がまるまる見えるが、
岩がごろごろで、設営ポイントが少ない
水豊富、トイレきれい　雲の平小屋で受付　1000円

8/11 14:23

ちょっと散歩でスイス庭園へ

8/11 14:26

スイス庭園からの眺め最高
高天原山荘が眼下に見える

8/11 14:33

庭園としての眺めはいまいち

8/11 14:36

ひこうき雲と水晶岳

8/11 18:41

雲の平に沈む夕日

8/12 5:14

三日目は、5:10出発

8/12 5:20

朝日に照らされる黒部五郎岳山頂

8/12 5:47

雲の平を見下ろす
バックは薬師岳

8/12 6:05

祖父岳山頂からの眺め1

8/12 6:07

祖父岳山頂からの眺め2

8/12 6:11

祖父岳山頂からの眺め3

8/12 6:42

岩苔乗越

8/12 6:42

岩苔乗越からの眺め

8/12 6:44

ちょっとした急坂を上るとワリモ北分岐
水晶岳へはピストンなので、ここにリュックをデポする人が多数いるが、水晶小屋まで持っていってしまった

8/12 6:56

8/12 7:08

8/12 7:25

左端に富士山がみえる

8/12 7:28

水晶小屋到着
水価格最高値　500cc(ミネラルウォーターの量り売り)　300円

8/12 7:32

リュックをデポして、いざ水晶岳へ

8/12 7:38

8/12 7:39

黒部ダムも見えます

8/12 7:39

8/12 8:04

水晶岳山頂からの眺め1

8/12 8:04

水晶岳山頂からの眺め2

8/12 8:29

8/12 9:40

ワリモ岳への上り
ちょっときつそう

8/12 9:43

8/12 9:48

水晶岳を顧みる

8/12 9:51

途中にワリモ岳山頂表示
登ってみたが、眺めはいまいち

8/12 9:59

鷲羽岳へ下り上り

8/12 10:38

鷲羽岳からの眺め1
眼下に鷲羽池

8/12 10:38

鷲羽岳からの眺め2

8/12 10:38

鷲羽岳からの眺め3

8/12 10:39

鷲羽岳からの眺め4

8/12 10:54

鷲羽岳からの下り　かなりの急坂
三俣山荘が見える

8/12 10:54

8/12 11:27

三県に跨る三俣蓮華岳と三俣山荘

8/12 12:17

三俣山荘到着
水補給の列が出来ていた

8/12 12:17

三俣山荘からの眺め

8/12 12:23

キャンプ場を通って三俣蓮華岳へ

8/12 12:31

左から水晶、ワリモ、鷲羽
麓に三俣小屋とキャンプ場

8/12 13:14

三俣蓮華岳　山頂
本当は稜線上双六岳を行く予定だったが、ガスのため断念

8/12 13:17

8/12 14:43

双六岳、巻道の分岐

8/12 14:51

双六小屋とキャンプ場
テント混んでる

8/13 5:10

ちょっとガスった朝
日の出を見る

8/13 6:10

四日目　6:10出発

8/13 6:40

左手槍穂
残念ながら、ガスっていてクッキリ見えず

8/13 6:42

8/13 6:46

8/13 6:53

くろゆりベンチ

8/13 7:04

弓折岳分岐

8/13 7:23

分岐からの急坂を下りて来ると

8/13 7:36

鏡平山荘に到着

8/13 7:43

宇治金時(700円)いただきました

8/13 7:57

鏡池での逆さ槍は、逆光とガスで写らず
腕のせいかも

8/13 8:20

シシウドヶ原

8/13 8:26

シシウドヶ原からの眺め

8/13 9:16

秩父沢出合　
水量豊富　冷たくて美味い

8/13 9:55

小池新道登山口
ここで山道は終了
ここからは歩道を歩く

8/13 10:13

わさび平小屋

8/13 10:15

まだ1時間弱の歩きがあるにもかかわらず、もう完歩した気になって、生ビール(800円)を飲んでしまった
冷やした野菜も美味そう

8/13 10:31

笠ヶ岳へ向かう笠新道登山口

8/13 11:09

新穂高温泉登山口

8/13 11:16

西穂高ロープウェイ
バスまでの時間があったが、高かったので止め

8/13 11:25

奥飛騨の湯　中崎山荘(800円)で入浴
風呂はきれいだが、あまり広くなく　洗い場は待ち行列
途中で混んできたら、入浴も順番待ちになっていた

8/13 12:11

名物　朴葉焼味噌定食(900円)
定食までのつなぎで枝豆、ビールを頼んだつもりが、定食が最初に出てきて、唖然

8/13 14:13

ホテル穂高
バス待ちの間はロビーとロープウェイの売店で時間潰し

撮影機器：

COOLPIX S9900 NIKON

感想

mar-san

夏休みの前半を利用して、長年の夢だった雲の平へ行って来た。
神奈川から富山へはかなり遠いので、どうやって行くかがまず問題。車、新幹線を検討したが、一番時間的に効率がよさそうな東京からの夜行高速バスで行くことに。
次の問題はルート。一般的(?)な雲の平の折立〜薬師・雲の平・水晶・鷲羽・黒部五郎をぐるっと廻って〜折立に戻るルートを検討したが、3泊4日では最終日の折立からのバス14:00に間に合いそうにないと判断。温泉も入れる新穂高への縦走ルートにした。

今回の山での天気は最高で、連日の晴れ。薬師岳・水晶岳・鷲羽岳山頂からの北アルプスの壮大な眺め、雲の平の雄大さを楽しむことが出来た。
三日目の午後からガスが出て来て双六岳をパスしたのと、四日目の朝にかけてガスで双六〜鏡平までのトレイルで槍穂の山並みがハッキリ見えなかったのが残念。