【北アルプス】晴天と暴風の表銀座縦走【中房⇒大天荘⇒殺生⇒双六⇒新穂高】

2016年08月13日(土) 〜 2016年08月16日(火)

• GPS: 78:55
• 距離: 39.1km
• 登り: 3,790m
• 下り: 4,166m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:35

5:45 中房温泉登山口
6:16 6:17 第１ベンチ
6:45 6:45 第２ベンチ
7:19 7:19 第３ベンチ
8:04 8:04 富士見ベンチ
8:35 8:53 合戦小屋
9:13 9:14 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:55 10:22 燕山荘
11:07 11:08 蛙岩
11:30 11:33 大下りの頭
13:32 13:32 小林喜作レリーフ
13:34 13:43 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:17 14:17 大天荘
14:19 14:19 大天井岳
14:20 大天荘

2日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:59

5:41 大天荘
6:15 6:19 大天井ヒュッテ
6:43 6:43 ビックリ平
8:08 8:09 赤岩岳
9:15 9:19 ヒュッテ西岳
10:29 10:31 水俣乗越
13:20 13:21 ヒュッテ大槍
13:40 殺生ヒュッテ

3日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:26

6:28 殺生ヒュッテ
7:05 7:38 槍ヶ岳山荘
8:10 8:12 槍ヶ岳
9:25 9:26 千丈乗越
12:22 12:22 樅沢岳
13:16 13:32 双六小屋
13:54 双六池

4日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:01

6:19 双六池
6:59 6:59 くろゆりベンチ
7:14 7:15 花見平
7:33 7:36 弓折乗越
8:13 8:29 鏡平山荘
8:32 8:33 鏡池
9:07 9:07 シシウドヶ原
9:28 9:29 イタドリが原
9:45 9:45 チボ岩
10:04 10:06 秩父沢出合
10:43 10:44 小池新道入口
11:04 11:06 わさび平小屋
11:20 11:20 笠新道登山口
11:30 11:31 中崎橋
11:46 11:47 お助け風穴
12:01 12:04 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:14 12:15 新穂高温泉バス停
12:20 中崎山荘 奥飛騨の湯

天候

晴れ時々曇りところにより暴風雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

●往路
新宿駅西口 さわやか信州号 新宿〜白馬線（臨時便） 乗車（5050円）
⇒安曇野穂高バス停で下車
⇒徒歩で穂高駅へ
⇒タクシーで中房温泉登山口へ（1500円）
●復路
新穂高温泉 毎日アルペン号 新穂高温泉→ 新宿西口（7600円）
⇒新宿駅西口へ

コース状況／危険箇所等

北アルプス屈指の人気ルートである表銀座縦走ルート。
岩のペイントも多いし踏み跡もしっかりしてるので迷うことはなさそうだけど、一歩踏み外したら何十メートルも真っ逆さまなんて場所がたくさんあります。
槍ヶ岳登頂へのルートはもちろん、東鎌尾根も梯子や鎖など高所が苦手な人には厳しそう。

その他周辺情報

下山口にある中崎山荘 奥飛騨の湯が日帰り入浴が可能。
大人800円です。食事、休憩も可。

写真

8/12 22:46

金曜の仕事終わり、いったん家に帰ってから新宿へ。西口から出るさわやか信州号の臨時便に乗ります。

8/12 23:13

座席は余裕があったようで、私の隣に乗客はいませんでした。

8/13 4:10

04:10頃、安曇野穂高バス停に到着。予定よりちょっと早め。

8/13 4:13

歩いて穂高駅まで移動します。所要時間2分くらい。

8/13 4:41

計画通り、タクシーの運ちゃんが相乗りを勧めてくれたのでタクシーで行くことに。5人いれば1人1,500円なのでバスで行くよりお安く済みます。ちなみにバスのお値段は1,700円、時期によって違うけど始発は05:10発。

8/13 5:20

グネグネ曲がる道を越えて中房温泉登山口に到着。こんな早くからたくさんのハイカーで賑わっています。

8/13 5:39

トイレも済ませ、道標に従って登山口へ。

8/13 5:48

これから登るのは北アルプス三大急登のひとつである合戦尾根。「三大急登というわりには大したことない」とよく言われるけど普通に大したことあると思います。

8/13 6:18

息も絶え絶えながら第一ベンチに到着。

8/13 6:18

ここには水場もあります。水は十分持ってきたので私は行きませんでした。

8/13 6:39

想像してたほどじゃないけどやっぱり登山客は多い。団体は抜かせてもらいました。

8/13 6:46

合戦小屋にスイカとか運ぶ荷揚げ用ケーブル。私も運んでほしい。

8/13 6:47

ぶれてるけどたぶん第二ベンチ。

8/13 7:14

だんだんと展望が開ける場所が出てくる。

8/13 7:21

第三ベンチ。

8/13 7:33

ツライ…タスケテ…

8/13 8:07

8/13 8:26

大天井岳が顔をのぞかせます。今日中にあそこまで行く予定なのだけど、遠すぎない？

8/13 8:38

やっとの思いで合戦小屋に到着…。

8/13 8:38

言わずと知れた名物のスイカ。

8/13 8:49

スイカの気分ではなかった私は豚汁を食べました。

8/13 8:56

なんかもうここでテント泊したい気分になってたけどそんなわけにもいかないので先を目指します。

8/13 9:05

展望が開けるところでいちいち立ち止まってしまう。こういう風景を見ると北アルプスに来てる実感が強くなる。

8/13 9:11

あとはお花を撮ったり。

8/13 9:15

花の名前はわからなない。

8/13 9:29

燕山荘が見えたぞおおお！

8/13 9:46

目的地が見えるとちょっと元気が出る。

8/13 9:55

燕山荘直下のお花畑。

8/13 9:58

燕山荘に到着！ 疲れた…。登山口から4時間弱。なんだかんだほぼほぼ標準CT通り。

8/13 9:59

燕山荘前から見た燕岳。この眺め、ネットで下調べしたときに何回も見た風景。

8/13 9:59

そして、裏銀座の山々。どれがどれだかさっぱりわからないけど、野口五郎岳とか水晶岳とか鷲羽岳とかが見えているはず。

8/13 10:00

そしてそして、これから歩く表銀座とはるか向こうに槍ヶ岳の姿が！ スケジュール的には明日の午後にあのてっぺんに立っている予定なのだけど、ほんとに行けるのか不安になる。

8/13 10:10

燕岳まではここから往復1時間弱…行くつもりだったけどやめました。疲れてたので…。

8/13 10:15

燕山荘前で全天球撮影。

8/13 10:16

噂のオブジェ。

8/13 10:23

はぁきれい…。

8/13 10:23

今、北アルプスにいるんだなー。

8/13 10:33

イルカ岩、ではない。

8/13 10:34

ここに泊まると2日目3日目がきつくなるので、テント張りたい気持ちを抑えつけて大天井岳へ向かいます。

8/13 10:36

表銀座で全天球撮影。

8/13 10:36

今回のメインでもある表銀座を縦走中、東のほうからガスがモクモクと…。

8/13 10:36

右を向くとこんな景色。吸い込まれそう。

8/13 10:45

やはり尾根歩きは楽しい。

8/13 10:47

表銀座で全天球撮影その2。

8/13 10:50

しかし槍は遠い…。

8/13 10:54

写真を撮りまくる。

8/13 10:54

振り返って1枚。燕岳の向こうには鹿島槍とか五竜岳とかが見えてくる？

8/13 10:57

表銀座で全天球撮影その3。

8/13 11:03

ずっと槍が見えていて楽しい。

8/13 11:08

でかい岩。どれが蛙岩かわからなかった…。

8/13 11:10

大天井岳まで5.6km…やっぱり遠い！

8/13 11:12

左奥に見えるのが大天井岳？ 遠すぎて心が折れそうですよ。

8/13 11:18

表銀座で全天球撮影その4。

8/13 11:34

ここからいったん標高を下げる。

8/13 11:45

ガスに突入しました。真っ白で何も見えない。

8/13 12:00

下げた標高を上げかえす…キツイ…。

8/13 12:29

表銀座で全天球撮影その5。

8/13 12:35

また尾根道に戻ってきました。楽ちん。

8/13 13:31

尾根道の終わり、階段を下りたところに喜作レリーフ。

8/13 13:31

ここから大天井岳まで上り一辺倒。テント場のある大天荘までは標準CTで40分。

8/13 13:40

分かれ道。槍ヶ岳のほうに行くと大天井ヒュッテに行っちゃうので大天荘に行く場合は常念岳のほうへ。

8/13 13:47

残り500mから100mごとにカウントダウンが始まるけど間隔が意外と長くてあまり励ましにはならない。

8/13 14:19

ガスの中から建物の影がっ…

8/13 14:20

大天荘に到着！ よかった…着いた…。

8/13 14:50

受付を済ませてテント設営。ここでは撤収時に幕営手形を返却する必要があります。

8/13 14:58

今回初めて持ってきたアイテム。チル アタカ アタッカーという靴。かかとを潰してサンダルみたいにも履けるし、つま先ガードされてるのでちょっとくらいの岩場も登れる。そして軽い。ザックの底に入れておけば勝手に潰れてパッキングも楽。

8/13 15:51

展望は望めないけど、せっかく来たので大天井岳の山頂へ。

8/13 16:09

晴れていれば360度の大展望なのだけど、今日は見渡す限り真っ白…残念。

8/13 16:16

お花を撮って気を紛らわす。

8/13 16:23

大天荘テント場で全天球撮影。今日はほぼ満員だったみたいで、私のあとに来た人はテント張る場所を探してウロウロしてました。。

8/13 17:24

1日目の晩御飯。お湯にレトルトご飯突っ込んで固形スープと切り餅とベーコンを入れただけのもの。おいしい。

8/13 18:52

月が出ていた。

8/13 18:54

時々晴れ間もあったけど、終始ガスは取れず…夕日は拝めませんでした。

8/13 19:20

20:00頃には寝袋に潜り込みました。ヘッドライトであちこち照らしながら音楽かけてるおっさんがいてイライラしたけど我慢した。

8/14 4:03

2日目です。04:00頃起床。明るくなりかけてたのだけど星が見えた。

8/14 4:06

大天荘テント場で全天球撮影その2。

8/14 4:50

ガスはすっかり晴れてていい天気。御来光待ち。

8/14 5:03

空が変な色。

8/14 5:08

きたよきたよ。

8/14 5:14

槍も朝焼けに染まる。

8/14 5:15

御来光おおおお！

8/14 5:15

美しすぎる光景。槍への方向とは反対の東側、天井岳から尾根伝いに歩いていけそうだけど、地図上にはそんなルートはない。

8/14 5:16

ほんときれいだなぁ…素晴らしい。

8/14 5:43

雲海もきれいすぎてヤバイ。

8/14 5:40

朝の絶景も十分に楽しんだのでテント撤収。

8/14 5:45

槍ヶ岳方面を目指します。

8/14 5:48

まずは大天井ヒュッテを目指して標高を下げていく。槍が異様に目立ちます。

8/14 5:53

槍の右に伸びてるのが北鎌尾根？ ベテランしか登ることを許されないという。

8/14 6:10

けっこう怖い道も。

8/14 6:16

大天井ヒュッテが見えてきた。ここから登り返すように見えますが、目の前の山は越えずに左の喜作新道を行きます。喜作さんありがとう。

8/14 6:18

裏銀座の山々も朝日を浴びて輝いていらっしゃる。

8/14 6:20

はるか向こうにうっすら見えるのは八ヶ岳？

8/14 6:21

大天井ヒュッテに到着。

8/14 6:21

行ってきます！

8/14 6:30

この道、歩いていて大変気持ちよい。

8/14 6:33

最初はなだらかな道が続くのでお散歩気分で歩ける。

8/14 6:43

槍さん！

8/14 6:55

ビックリ平で全天球撮影。

8/14 6:56

大天井ヒュッテから30分ちょっとでビックリ平に到着。いきなり展望が開けて確かにビックリですわ。

8/14 7:02

ビックリ平から登りきったところで

8/14 7:04

槍がドン！

8/14 7:05

天気もいいし、たまらないですな。

8/14 7:07

気持ちのいい尾根歩き。

8/14 7:17

裏銀座の山々。

8/14 7:17

喜作新道で全天球撮影。

8/14 7:25

左手には常念岳が見える。

8/14 7:35

途中登りもあるけど展望がいいので頑張れます。

8/14 7:42

振り返るとさっきまで居た大天井岳が。

8/14 7:48

この道大好き。気持ちいい。

8/14 8:05

だんだんと見えてきたのは奥穂高岳？

8/14 8:20

やっぱり奥穂高岳！

8/14 8:31

ケルンが積んであったけど特に名もない場所。ちょっとここで休憩します。

8/14 8:38

全天球撮影。

8/14 8:40

「槍って、ほんとに槍なんだなぁ」とか思った。

8/14 9:10

燕岳に続き、西岳もスルーします。体力がほしい。

8/14 9:17

ヒュッテ西岳に到着！ ここで買ったC.Cレモンは冷えてて最高に美味かった。

8/14 9:17

手前の山が中山で奥のが常念岳。美しい。

8/14 9:19

ここからいよいよ東鎌尾根に突入。ヒュッテ西岳からすんごい標高下げてるから泣きたくなります。

8/14 9:33

ハシゴ怖い…。

8/14 9:51

鞍部っぽいところまで下りてきました。ここから今まで下りてきた以上に登らないといけないわけです…ツライ。

8/14 10:07

ヒュッテ西岳から1時間弱…槍が近づいてきた…感じがしなくもない。

8/14 10:26

ひえぇ…怖い。

8/14 10:27

左を見るとババ平にテントが張られているのが見える。

8/14 10:30

やっと水俣乗越に到着…暑いし荷物重いしでかなりシンドイ…。ここから槍沢に下りてババ平にテント張って明日上高地から帰宅というエスケープルートが頭をよぎるけど先へ進みます。

8/14 10:54

ここからはもう登りしかない。そういう意味では気が楽かもしれない。

8/14 11:07

このハシゴもネットで見た記憶が…。

8/14 11:09

大天井岳がもうあんなに遠くに…よく歩いてきたな。

8/14 11:24

ハシゴを下りてきたところ。これ下りるの怖かった…。

8/14 11:27

東鎌尾根を歩いているとき、穂高連峰のほうをヘリが旋回しているのが見えた。荷揚げをしている感じではなかったし、事故でもあったかなと思っていたけど、今調べてみたらやはりこの時間帯に奥穂高岳で滑落死亡事故があったみたいです。

8/14 11:42

またハシゴ。怖い。

8/14 12:10

このあたりがほんときつくて、休み休み登ってた。

8/14 13:00

そして唐突に表れるヒュッテ大槍。やっとここまで来た…予定よりだいぶ遅い。

8/14 13:11

ここでお昼ご飯。ちゃんとしたものが食べたかったのでカレーを注文。美味いしご飯の量が多くてお茶もついてきたのでお得感あり。

8/14 13:24

ヒュッテ大槍からは稜線伝いに槍ヶ岳山荘へ行くルートと殺生ヒュッテへ行くルートがあります。ほんとは槍ヶ岳山荘に行きたいところだけど、テント場が満員の可能性があったのでここは殺生ヒュッテへ。

8/14 13:30

上高地から登ってくる人々。

8/14 14:20

殺生ヒュッテで受付を済ませてテント設営。

8/14 15:11

テントから顔を出したらそこには槍ヶ岳の雄々しい姿が…。

8/14 15:32

殺生ヒュッテで全天球撮影。

8/14 15:40

上高地方面。ちょっと雲が出てきた。

8/14 15:44

ここから槍に登るなら往復2時間。まだ登れる時間だったけど体力的にきつかったので槍は明日登ることにした。

8/14 17:57

2日目の晩御飯はチキンラーメンに切り餅とベーコン入れたもの。餅はいらないなと思った。

8/15 4:35

3日目の朝です。天気悪し！

8/15 6:34

あまりに天気悪かったら停滞もやむなしだったけど、なんとか大丈夫そうだったのでテント撤収。撤収中にテントが風で100mくらい下まで飛ばされて泣きました。なんとか回収できたからよかったけど…。

8/15 6:36

まずは槍ヶ岳山荘へ。ここから40分ほど九十九折の道を登っていく。

8/15 7:15

キツイ…休み休み登っていく。

8/15 7:18

槍ヶ岳山荘に到着！

8/15 7:38

槍Tとピンバッジを購入。まだ槍登ってないのに。

8/15 7:46

天気悪いから迷ったけど、ここまで来て登らないのもアホらしいので登ることにしました。

8/15 7:48

もうほとんどロッククライミング…怖い。

8/15 7:56

前を行くご夫婦を参考にさせてもらう。

8/15 8:04

山頂直下のハシゴ。

8/15 8:11

そして、槍ヶ岳登頂！ ついに来てしまった…。

8/15 8:06

槍ヶ岳で全天球撮影。なんも見えない！

8/15 8:12

この方々は北鎌尾根から来てるの？ すげー。

8/15 8:13

いつまでも居ても仕方ないので下山開始。山頂滞在時間5分ちょっと。

8/15 8:22

地獄に下りていく気分。

8/15 8:30

下りてきました。個人的には登りのほうが怖かった。

8/15 8:33

ここから西鎌尾根に行きます。

8/15 8:39

西鎌尾根からの景色も楽しみにしていたのだけど、真っ白で何も見えない。

8/15 9:04

時間がたつほど天気が悪くなる。ガスが小雨になってザックカバーを装着し、小雨が雨になってレインウェアを装着した。

8/15 9:28

千丈乗越に到着。

8/15 9:39

この西鎌尾根歩きはほんとにヤバかった。暴風雨が叩きつけてくる中を歩くのがこんなにツライとは思わなかった。鼻水が結構な勢いで吹き飛ばされていきます。

8/15 11:14

横殴りの雨が上からの土砂降りになったりもした。

8/15 12:22

樅沢岳に到着。カメラ構えるのも億劫でスマホで撮影。ここまでの登りが今回の山行の中で一番ツラかった…もう早く帰りたいと思った。

8/15 12:31

そしてここで姿を現したのが…ライチョウさん、ライチョウさんじゃないですか！！

8/15 12:31

一目見たくで探しながら歩いていたのよね…天気が悪いからこそ会えたのかも。

8/15 12:32

ありがとう報われました。

8/15 12:45

双六小屋が見えた！ 辿り着けてよかった…心底ホッとした。

8/15 13:14

テントの受付を済ませたらカレーをいただくことに。美味かったなぁ…。

8/15 14:31

ここのテント場は下が砂地で平な場所も多いのですごい快適。今まで行ったテント場では快適度はNo1。

8/15 15:28

テントの中でウトウトしていると外から「晴れてきた！」の声が。外に出てみるとほんとに晴れてました。一斉に物干し大会が始まります。

8/15 15:38

自分が下りてきたほうを見ても青空が広がってる…。

8/15 15:40

さっきまでの暴風雨はなんだったんだよ！

8/15 15:40

鷲羽岳もすごいきれいに見えた。

8/15 15:40

双六岳も行けそうな気がしたけど靴がビチョビチョで乾かしてる途中だったので行く気になれなかった。

8/15 15:40

いま樅沢岳に登り返せば西鎌尾根越しに槍ヶ岳も見えるかもしれません。

8/15 15:48

双六小屋前で全天球撮影。

8/15 15:53

山の天気は変わりやすいというのをこの身で体感した日だった。

8/15 16:01

双六岳への途中まで登ってみました。

8/15 16:01

左奥に見えるのは表銀座のほう？ うっすら見えているのは大天井岳だろうか…あんなところから歩いてきたのか。

8/15 16:06

双六岳への道から全天球撮影。

8/15 16:08

鷲羽岳の山容美しすぎじゃないですかね。

8/15 16:08

三俣蓮華岳も見えてる…？ 裏銀座縦走も楽しそう。

8/15 16:08

双六岳。今思えばあそこまで行けばよかった…。

8/15 18:49

3日目の晩御飯。1日目と同じメニュー。

8/15 19:47

晴れていたので星空も綺麗に見えた。左上の光源は月。

8/15 19:48

双六岳越しの月。

8/15 19:53

双六小屋テント場で星空全天球撮影。

8/15 19:59

双六小屋越しの星空。

8/15 20:00

真上を見上げても満天の星。

8/15 20:01

風もほとんどないし気温もそんなに低くないから快適。

8/15 20:03

双六岳越しの月その2。

8/15 20:06

満足したので寝ることにします。

8/16 4:50

4日目の朝です。3日間山を歩き通しだったけど、今日帰るんだと思うと元気も出る。

8/16 5:15

双六小屋前でご来光全天球撮影。

8/16 5:17

今回の山行で2回目のご来光。太陽を見るだけでホッとする。

8/16 5:18

朝日に染まる双六岳。

8/16 5:20

朝日に染まっていく鷲羽岳。

8/16 6:16

予定より早いけどテント撤収して出発。

8/16 6:25

晴れてよかった。もうあんな天気の中歩くのは嫌だ…。

8/16 6:40

振り返って双六岳。やっぱ登ればよかったと後悔。

8/16 6:40

何やら展望が開ける予感…

8/16 6:41

槍ド━(゜Д゜)━ ン !!!

8/16 6:43

気持ちのよすぎる登山道。

8/16 6:53

全天球撮影。

8/16 6:56

あれが西鎌尾根か…晴れてる時に歩きたかったな。

8/16 7:00

大キレットとかも見えてる？

8/16 7:04

朝露に濡れた花。

8/16 7:10

全天球撮影。

8/16 7:17

すごくいいなこの道…好き。

8/16 7:20

花見平。見ごろは過ぎてるみたいでお花はありませんでした。

8/16 7:27

鏡平山荘が見えた。

8/16 7:31

笠ヶ岳へ続く道が見える。いつか行くことがあるのだろうか。

8/16 7:36

弓折分岐に到着。ここで笠ヶ岳と新穂高温泉に行くルートが分岐する。

8/16 7:53

私は新穂高へ行くので鏡平方面へ。レンズが曇っていたのか写真がモヤっとしてる…。

8/16 7:56

恨めがましく西鎌尾根を見つめる。

8/16 7:56

振り返って1枚。

8/16 8:15

鏡平山荘に到着！

8/16 8:21

ここでかき氷を食す。死ぬほど美味かった。ただ食べ終わったら身体が重く感じた。

8/16 8:36

逆さ槍とか見てみたかったけど槍はもうガスの中。

8/16 8:44

ここからは基本ずっと岩場。なんとも膝に優しくない。

8/16 9:03

焼岳が見えた！ 去年初めて北アルプスに来て登った思い出深い山。

8/16 9:04

これは大ノマ岳？ 笠ヶ岳だと思ってたなんて恥ずかしくて言えない。

8/16 9:09

シシウドヶ原。奥に笠ヶ岳が…見える？

8/16 9:11

ここからの眺めもなかなか。小池新道分岐が見える。あそこが山道の終わり。

8/16 9:59

恵みの水。冷たくて気持ちよかった。顔洗ったら元気出た。

8/16 10:07

秩父沢出合。水浴びしてる人多数。秩父沢の橋がかけられているのは7月上旬〜10月中旬だけだそうな。

8/16 10:45

小池新道分岐に到着！

8/16 10:55

ここからはひたすら平坦な道が続きます。1時間半くらい歩く。

8/16 11:05

わさび平小屋に到着。買ったポカリを一気に飲み干す。

8/16 11:33

傾いた橋。乗ってる時に崩壊しても文句は言えない模様。

8/16 11:46

笠ヶ岳ってどれだろ…。

8/16 11:51

風穴。拭いてくる冷たい風が気持ちよかった。

8/16 12:07

ゲートを越えてもうちょい歩くと

8/16 12:13

新穂高ロープウェイが！

8/16 12:17

帰りはホテル穂高前の駐車場から予約しておいた毎日アルペン号のバスで帰ります。無事に下りてこられてよかった…。

8/16 12:21

まだ時間があったので温泉に入ってから帰ります。中崎山荘の奥飛騨の湯。そんなに広くないけどおかげでサッパリできた。ラーメンも美味かったです。

おしまい！

撮影機器：

EOS 6D CANON

RICOH THETA S リコー

TORQUE G02 au 京セラ

装備

個人装備

調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ 傘 カメラ ポール テント テントマット シェラフ ランタン 椅子 Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 アルコールバーナー ストック

感想

umemawari

夏季休暇はどこに行こう。
せっかくの連休だから泊りがけで行きたい。
山小屋泊はあまり好きじゃないからテント泊がしたい。
じゃあ表銀座縦走しよ！
たしか1か月くらい前に決断しました。

登山開始場所はすぐに決まりました。
表銀座縦走するならやっぱり中房温泉登山口がアクセスいいので。
問題はどこに下りるかで、最初に考えたのは上高地だけど、ググってみたら槍ヶ岳から上高地への道は長いだけでツマラナイって意見が散見したのでちょっと考え直しました。
再考の結果、西鎌尾根を通って新保高温泉に下りるルートがコースタイム的にもよさげだったので下山口も決定。
ついでに日程も3泊4日に決定。

あと考えなきゃいけないのが登山口までの足と帰りの足。
公共交通機関のみで行く場合、中房温泉登山口へは穂高温泉でタクシーに相乗りするのが一番早くて安く済みそうだったのでさわやか信州号で安曇野穂高バス停まで行くことにしました。
（乗り換えが面倒なら毎日アルペン号の直通便を利用するのもあり）
帰りは新穂高温泉から新宿行きの毎日アルペン号を前もって予約。

実際の山行に臨んで、いろいろ思うところがありました。
・「合戦尾根って北アルプス三大急登っていう割にたいしたことない」って書いてるブログがいくつかあったけど、普通にきつかった。
・一人で3泊4日は何かあった時のことを考えるとちょっとリスクが高い気がした。
・今回出発した時の荷物の重量が14kg（+カメラ類2kg）だった。たぶん自分が無理なく担げる重さはこれが限界。
・西鎌尾根での暴風雨は本当に堪えた。今回はなんとかなったけど天気が崩れた時のスケジュールを考えていなかったのはよろしくなかった。
・4日も尾根を歩いてたら飽きるんじゃないかと思ったけど全然飽きない。やっぱり稜線ハイク楽しい。

以下今回の山行でかかった費用
●交通費
・往路 さわやか信州号：5,050円
　　　 タクシー代（穂高駅⇒中房温泉登山口 相乗り）：1,500円
・復路 毎日アルペン号：7,600円
●食費
・家から持っていったごはん類：2,000円くらい
・ジュース類：2,000円くらい
・水4L（双六小屋は無料のため無視）：800円
・軽食：2,700円くらい
●テント場使用
・大天荘：700円
・殺生ヒュッテ：500円
・双六小屋：1000円
●雑費
・ピンバッジ：1,300円
・Tシャツ：3,500円
・温泉入浴代：800円
○合計
29,450円

アルプス喜作新道から槍ヶ岳を望む

北アルプス喜作新道から槍ヶ岳を望む #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

アルプス双六小屋テント場で星空撮影

北アルプス双六小屋テント場で星空撮影 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA