裏銀座から槍ヶ岳

2016年08月14日(日) 〜 2016年08月17日(水)

• GPS: 24:46
• 距離: 47.5km
• 登り: 3,693m
• 下り: 3,446m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:21
• 合計: 6:27

5:44 高瀬ダム濁沢登山口
6:10 6:10 高瀬ダム 天場
6:27 6:27 ブナ立尾根取付
6:48 6:50 権太落し
8:16 8:17 三角点
9:30 9:48 烏帽子小屋
9:55 9:55 烏帽子ひょうたん池
12:11 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:27

5:28 野口五郎小屋
5:39 5:39 野口五郎岳
6:02 6:03 真砂岳
6:08 6:08 真砂岳分岐
6:54 6:54 東沢乗越
7:30 7:30 水晶小屋
8:03 8:04 ワリモ北分岐
8:28 8:30 ワリモ岳
8:53 8:53 鷲羽岳
9:55 10:28 三俣山荘
11:04 11:04 三俣峠
11:14 11:17 三俣蓮華岳
11:43 11:43 丸山
12:07 12:07 中道分岐
12:38 12:38 双六岳中道分岐
12:42 12:42 双六岳巻道分岐
12:55 双六小屋

3日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:40

5:40 双六小屋
6:08 6:11 樅沢岳
8:32 8:38 千丈乗越
9:33 9:42 槍ヶ岳山荘
10:04 10:22 槍ヶ岳
11:00 11:15 槍ヶ岳山荘
11:47 11:47 播隆窟
11:54 11:54 坊主岩屋下
12:26 12:27 槍沢・天狗原分岐
12:48 12:48 槍沢大曲り
13:06 13:06 赤沢岩小屋（ババ平）
13:16 13:25 槍沢ロッヂ
13:44 13:44 二ノ俣
13:50 13:50 一ノ俣
13:57 13:57 槍見河原
14:20 横尾 (横尾山荘)

4日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:02

5:37 横尾 (横尾山荘)
6:08 6:09 新村橋(パノラマ分岐)
6:18 6:19 徳澤園
6:53 6:53 徳本口(徳本峠分岐)
7:04 7:06 明神館
7:33 7:33 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:39 河童橋

天候

8/14 晴れ
8/15 曇り、昼に雨、夕方晴れ
8/16 晴れ後曇り
8/17 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

七倉山荘に泊まると、駅からのタクシー代が1700円

コース状況／危険箇所等

・高瀬ダム〜烏帽子岳
　3大急登ですがよく整備されています。
　似たような登りは他にもありそうな感じです。
・烏帽子岳〜野口五郎小屋
　風化が進む丸みのある花崗岩の道で、燕岳近辺の稜線に似ています。
　緩やかなアップダウンがそこそこあります。
・野口五郎小屋〜水晶小屋
　岩が固く角ばってきます。
　雨や風が強い時は通過したくない感じの細尾根もあります。
・水晶小屋〜三俣小屋
　危険な箇所はありませんが、
　鷲羽岳と三俣山荘は思った以上に標高差があります。
・三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六小屋
　中道使用。
　広くて稜線を歩いている感じは少ないです。
・双六小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳
　千丈乗越までは、野口五郎〜水晶間と似た感じです。
　千丈乗越から上は危険個所はなく、ただひたすら急登です。
・槍ヶ岳〜槍沢〜
　岩がゴロゴロしています。
　槍沢ロッジは思った以上に標高が低い所にあります。

その他周辺情報

横尾の風呂はシャンプー類は使えません。

写真

8/14 6:04

ダムからトンネルを抜け、砂場を越えた所が登山口です。

8/14 9:31

長い尾根を抜け、後立山方面が見えてきます。

8/14 9:51

烏帽子小屋とニセ烏帽子。先が長いのでスキップしましたが行く余裕はあったようです。

8/14 10:55

奇抜な岩が多いです。向こうは立山方面。

8/14 12:06

野口五郎までの縦走路。

8/14 12:12

小屋は、すぐ近くまで来ないと見えません。

8/14 13:03

野口五郎につきました。明日天気が悪そうなので晴れているうちに。

8/14 13:27

明日行く、水晶、鷲羽方面。

8/15 5:34

翌朝、やはり曇っています。

8/15 6:19

朝一瞬晴れ、かなたに槍ヶ岳。明日はあそこへ。

8/15 6:23

裏銀座縦走路と、野口五郎の山体。

8/15 7:31

水晶小屋につきました。ガスってきてレインウェアを着る人が多くなります。水晶岳は諦めます。

8/15 8:57

鷲羽岳につきました。この時点では辛うじて雨が降ってませんが…

8/15 9:54

三俣山荘に着く頃は完全な雨です。ここで早い昼食です。

8/15 11:21

雨の三俣蓮華岳。ここは2連敗。

8/15 12:11

雨と風が強く、稜線にいると体が冷えそうなので中道を行きます。

8/15 12:13

雨の双六中道に雷鳥が。

8/15 12:38

中道の途中に双六小屋の水源があります。

8/15 12:47

双六小屋に着きました。

8/16 6:13

翌朝、快晴になりました。槍ヶ岳もよく見えます。

8/16 6:21

槍ヶ岳から鏡平山荘に光芒が伸びています。

8/16 7:05

鷲羽岳と、これまで歩いた縦走路。

8/16 7:24

槍ヶ岳はまだ遠い。

8/16 8:34

千丈乗越と槍ヶ岳。

8/16 8:49

新穂高からは、こんな所を上って来るようです。

8/16 9:32

槍はもう間もなくです。

8/16 9:52

穂先への岩場。

8/16 10:05

槍ヶ岳に着きました。今回の裏銀座経由で初めてです。

8/16 10:05

山頂から、ガスってくる最後の風景です。

8/16 10:11

あれがアルペン踊りで有名な小槍のようです。

8/16 11:38

槍ヶ岳を後にします。

8/16 14:23

2泊3日で裏銀座縦走可能でしたが、横尾に泊まります。

8/17 7:44

4日目朝、河童橋に着きました。シャンプーの使える温泉に入り直します。

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

感想

sd4bus

高瀬ダムからの裏銀座縦走です。
ここは信濃大町からのタクシー代が怖いのですが、七倉山荘に泊まれば1700円になります。予約必須。駅の大町市観光協会で待っていると迎えに来てくれます。
後、5:30の七倉〜高瀬ダムのタクシーの先頭を七倉山荘の方で確保してくれます。4人で乗り、500円で済みました。

烏帽子岳をスキップしたら、思った以上に早く野口五郎小屋につきました。その日のうちに水晶小屋に到達することも無理ではありません。実際、1日で水晶小屋まで行った若い女の子もいます。

翌日は曇り、雨模様なので、残念ながら水晶岳もスキップです。
雨の日の双六小屋は、相当手慣れている感じでした。

翌日も天気が悪かったら間違いなく新穂高に降りていましたが、絶好の天気だったので、初めて西鎌尾根から槍ヶ岳にむかいます。
思ったより早く槍ヶ岳に着き、その日のうちに上高地に下山、2泊3日で裏銀座縦走できそうな感じでしたが、せっかくの夏休み、温泉も入らずに夜遅く帰るのはもったいないので、予約なしで泊まれる山荘の中で最も上高地に近い、横尾で一泊しました。

4日目は消化試合みたいなものです。横尾でも入浴できましたが石鹸禁止なので、上高地で石鹸の使える温泉に入りなおして帰宅です。