![]() |
我が家の家庭常備用ライト(オーム電機 LED-K271RS)では、大きくて携帯に不便ではないか〜、と心配してくれたようです。
早速、量販店で同じ品物を購入してみました。
価格は家庭常備用の2倍弱の約2K円でした。
Energizer 高輝度LEDメタルライト 85 (写真右側)
(表記仕様)
明るさ最大 85ルーメン
照射距離 75m
持続時間 4時間(単3アルカリ電池1本)
防水 IPX4対応
http://koizumiseiki.jp/energizer/product/metal-light-85/
家庭常備用(LED-K271RS)も85ルーメンと表記されていたように記憶しています。
たしか表記持続時間は単3アルカリ電池2本で20時間でした。
双方表記通りとすれば、家庭常備用の方が光変換効率が高いことになります。
早速、双方を点灯して比較実験してみました。
結論は明るさ、照射距離ともに歴然と家庭常備用に軍配が上がります。
反射放物ミラーの開口面積の差とLEDの効率差によると思われます。
だが、白熱球時代の DURACELL 805 や MINI MAGLITE AA に比べれば歴然と明るく、登山に携行するポケット用のフラッシュライトとして充分に実用的であると思いました。
以下、白熱球の DURACELL 805 及び MINI MAGLITE AA との使用感の違いについて記憶を辿りながら書いてみます。
DURACELL 805 (写真左側)
80年代に活躍し、通称マロリー フラッシュライトとして有名ですが、私も近年まで使用しておりました。
明るく、然も固定式のビームが細く、照射距離は70mありました。
プラスチック製で軽く、単3アルカリ電池2本込みの重量は75グラムでした。
防水ではありませんが、水が入っても問題もなく点灯し故障もありませんので耐水というのでしょうか。
寒冷時に素手で触っても冷たくなく、両手作業の時には口に咥えることも出来ました。
持続時間は3時間程度で短いですが、ヘッドライトやランタンと違い、断続短時間点灯が主用途のフラッシュライトにはそれで充分でした。
MINI MAGLITE AA (写真中央)
90年代に活躍し、ライダー達に人気のあったライトです。
明るさと持続時間は前者と大差はありませんが、軽金属製で重量は単3アルカリ電池2本込みで110グラムでした。
防水仕様はIPX4対応でした。
私も一時期使用していましたが点滅操作に両手が必要な事、さらにビーム調節が必須なので使い勝手が悪く、寒冷時には冷たい事もあって使うのを止めてDURACELL 805 に戻りました。
毎度のビーム調節は面倒なので、適切な角度の固定ビームが山向きなように思います。
Energizer 高輝度LEDメタルライト 85 (写真右側)
未だ山中では使っておりませんので、印象を述べるに留めます。
表記仕様は頭記URLリンク引用記載の通りです。
実測重量は、単3アルカリ電池1本込みで85グラムでした(付属ストラップ込み)。
点滅操作は、尾部ゴムカバー内の押しボタン式で片手操作が可能です。
明るさは上記二機種の白熱式を遥かに凌駕しますが、中心ビームがやや太く固定式なので照射距離はあまり期待できません。
白色同心円状の照射面には光量の斑が無く、LED点光源の長所が表れています。
単3アルカリ電池1本のみで4時間保てば、断続短時間使用のフラッシュライトには充分だと思います。
軽金属製なので寒冷時に冷たいのは MINI MAGLITE AA と同じです。
頑丈なポケット用金属クリップが付いています。
此のサイズならば、普段からポケットに入れておいても苦になりません。
近いうちに、宵の散歩の山道で試してみたいと思います。ainakaren
*前日記「山用フラッシュライトの 今昔」 http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-102301
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する