後立山連峰~栂海新道-扇沢から日本海縦走3Days
- GPS
- 31:45
- 距離
- 83.0km
- 登り
- 7,740m
- 下り
- 9,100m
コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:51
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 11:51
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:55
天候 | 7/22 晴れのち雷雨のち晴れ 7/23 晴れのち曇り 7/24 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・扇沢〜親不知まで縦走 ・親不知→糸魚川(越後トキめき鉄道日本海ひすいライン) ・糸魚川からは北陸新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○扇沢〜柏原新道〜鹿島槍ヶ岳 ・途中一箇所雪渓があるところ以外は特に危険箇所となるようなところはありません。体力勝負。 〇鹿島槍ヶ岳〜八峰キレット〜五竜岳 ・岩場鎖場梯子場の連続。足元の岩質が脆く崩れやすいため、落石の危険もある。 必ずヘルメット着用のこと。 〇五竜岳〜唐松岳 ・比較的安心して歩くことができる道です。 〇唐松岳〜不帰嶮〜天狗山荘 ・言わずと知れた危険な下り。ここも脆い足場なのでヘルメット着用のこと。 2021年シーズンは唐松頂上山荘の休業と五竜の山小屋予約制限につきキレットでの渋滞などは見受けられないようでした。 ・天狗山荘までは天然の水場がなく、補給は山小屋で購入するしかありませんが、山小屋の水も貴重なので、持参する水を多めに持っていくことが大事です。 〇天狗山荘〜白馬岳 ・白馬槍からの下りについては鎖場岩場が少しあるが、それ以外は大きなピークが続く、体力勝負の稜線です。 ・雪渓の冷たい空気のため、昼前くらいから気温が上がると、雲が発生やすく、いい景色の期待ができなくなる可能性があるようです。 〇白馬岳〜雪倉岳 ・山小屋(白馬頂上)と山小屋(朝日小屋)までの間がとにかく長い。危険な個所は特にありません。 ・この区間は豊富な雪解け水が影響してか、植生がガラリと変わり、新鮮な気持ちでお花を楽しめました。 〇朝日岳〜栂海新道〜親不知 ・ここはただ下るだけではないです。アップダウンが連続し、体力を徐々に削られます。標高もそこまで高くないために、風がないととにかく蒸し暑いです。 ・黒岩平は登山道横。栂海山荘直前の水場(北又の水)までは数十mとかなり下るとのこと。菊石山直前の水場(黄蓮の水)は片道約3分。白鳥の水場は片道5分で枯れる場合有。シキ割は登山道横を流れていました。 |
その他周辺情報 | ・?親不知観光ホテル 入浴1500円ですが、親不知駅までの送迎あり。 ・ウエストン像や栂海新道の歴史を象徴する碑などが近くにあり、一見の価値ありです。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
半パン
タイツ
靴下(薄手)
インナー長袖(厚手/就寝用)
グローブ(薄手)
ウインドブレーカー
ULダウン
レインコート(上)
レインコート(下)
着替え(Tシャツ&半パン)
着替え(下着)
靴(columbia-montrail)
ザック(northface-fp45)
ザックカバー
ご飯(8食分)
行動食
ソフトボトル
飲料(~2.5L)
ヘッドランプ
保険証
ファーストエイドキット
スマホ
モバイルバッテリー×2
時計
タオル×2
ソロテント
グランドシート
スリーピングマット
シュラフ
サングラス
帽子
カメラ
バーナー&チタンマグ
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感想
せっかくの4連休なので3日+予備日1日で大きな山旅がしたいなと思い、
まさにやりたいと思っていた、後立山連峰の縦走+栂海新道を実行に移すときだと決心し、いつもの登山に比べて入念に準備を行いました。
3日間の食料や着替えのことを考えたり、山小屋の予約をしたり、少し余裕をもった登山計画になるように3日間の時間配分を考えたりと、計画をしっかり行ったことが功を奏し、けがや道間違えもなく、予定通り、むしろそれ以上に良い山行となりました。
高山のお花を楽しむにはベストすぎる時期に4連休があったことや、一時雷雨もあったけど、天気が3日間期待以上に良かったことなど、今年はラッキーが重なっていることを大いに感じました。
山小屋の休業や予約制を受けて思ったより縦走路を歩く人やキレットを通過する人は少ない中で、朝日小屋から同じように1日で親不知を目指す方(まさかの同じザック、マグやボトルまで一緒でした!)、五竜山荘で雷雨の中一緒に雨宿りをした方々など、親不知海岸で到着の喜びを一緒に味わった方など、いろいろな方とお会いできました。
通しで後立山連峰を縦走していくと、植生の変化がよく分かりました。チングルマの開花前線やコマクサやウルップ草の好む場所の発見があって面白かったし、雪倉岳のハクサンコザクラやタカネナデシコ、ミヤママツムシソウ、ミヤアズマギクなどのピンクや紫の花が一気に増えたときは非常にワクワクしました。
二つの有名キレット、名峰、剣・立山方面の絶景、樹林帯や稜線、湿原そして親不知海岸というとても分かりやすいゴール、この3日間のコースの中には登山の醍醐味がぎゅうぎゅうに多く詰まっていました。
追記)「3000m級のアルプスから海へとずっと続く尾根。憧れの栂海新道をぜひ山を愛するアスリートさんに挑戦してもらいたい」と親不知観光ホテルの広報担当者さんより
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