槍ヶ岳〜大キレット〜北穂
- GPS
- 17:02
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 2,892m
- 下り
- 2,976m
コースタイム
6:00上高地---6:30明神---7:15徳沢---8:05横尾---10:10ババ平---10:40大曲---11:50水俣乗越---15:00槍ヶ岳山荘
2日目
5:00槍ヶ岳山荘---5:30槍ヶ岳---6:00槍ヶ岳山荘---8:10南岳小屋---9:30長谷川ピーク---10:30北穂高小屋---13:00涸沢13:25---16:00横尾
3日
6:20横尾---7:10徳沢8:00---8:45明神---9:40上高地
GPSのトラックは1日目前半と3日目前半は手書きです。
天候 | 1日目 曇りのち豪雨 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレットの危険箇所にはクサリ、ハシゴが完璧に整備されているので慎重に進めば問題ない。 北穂の登りは落石に神経を使う。 |
写真
感想
本当は北鎌尾根初挑戦の予定でしたが、雷雨で予定が完全に狂ってしまいました。
1日目
初日は水俣乗越を越えて北鎌のコルでツェルト泊を予定していたが、水俣乗越で猛烈な雷雨となりしばらく待機。
天上沢への下降ルートは滝のような状態でとても降りられない。
ものすごい豪雨で身動きが取れない。
まったく雨がやむ気配が無いので北鎌をあきらめて、このまま東鎌尾根を歩いて槍ヶ岳山荘まで行くことにする。(無念の敗退)
重い足取りで意気消沈しながらも槍ヶ岳山荘に到着。
ちょうどその頃槍の穂先で落雷を受けた人がいるらしくヘリコプターで吊り上げていた。
相変わらず雨と雷が続いている。この状態でツェルト泊する根性は無い。
今夜は槍ヶ岳山荘に泊まるこにする。
登山人生初の山小屋宿泊。
フラットな場所で足を伸ばして寝られることに幸せを感じる。
夜、ラジオのニュースで落雷を受けた方が無くなられたことを知る。
東鎌尾根でも落雷事故があったようだ。
自分も東鎌尾根でいつ落雷にあってもおかしくない状況だった。
もっと慎重に行動すべきだった。
この日は夜遅くまで雨風が強かった。
2日目
朝から晴れ。
槍をピストンしたあと大キレット経由で涸沢方面へ縦走することにする。
大キレットから北穂は軽量装備なので楽勝で通過。
北穂でビールを飲んだあと涸沢に降りる。
この下りはかなり膝がつらかった。
20年前、シリセードであっという間に下ったことを思い出す。
昼過ぎ、涸沢ヒュッテに到着してコーラでエネルギー補給。
時間があるのでこのまま横尾まで行き、ツエルト泊とする。
夜になって雨が降り出しツエルト内にも結露の雨が降り始める。
シュラフの上にカッパをかけて朝までしのいだ。
3日目
上高地までの長い長い道のりを歩いて河童橋で家族の出迎えを受ける。
結局北鎌尾根には行けなかったがそれなりに充実した山行になった。
後から思えば好天の二日目に北鎌を周回することも出来たはずだったがこのときはなぜが気持ちが後ろ向きになっていた。
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