裏銀座／表銀座(連続縦走)

2009年08月21日(金) 〜 2009年08月24日(月)

• GPS: 34:07
• 距離: 47.4km
• 登り: 4,750m
• 下り: 4,641m

コースタイム

8/21　上田4:00==6:00七倉ダム6:30==高瀬ダム6:45--11:35烏帽子小屋12:50--13:45烏帽子岳--14:30烏帽子小屋

8/22　烏帽子小屋5:30--野口五郎岳8:30--水晶小屋11:30--鷲羽岳13:00--14:00三俣山荘

8/23　三俣山荘5:30--三俣蓮華岳6:40--双六岳7:45--双六小屋8:40--樅沢岳9:15--千丈乗越12:05--13:20槍ヶ岳肩13:30--槍ヶ岳13:50--15:00ヒュッテ大槍

8/24　ヒュッテ大槍6:00--水俣乗越7:15--ヒュッテ西岳8:00--大天井ヒュッテ10:40--燕山荘13:35--16:00中房温泉16:05==17:20七倉ダム17:30==20:00上田

天候

8/21　曇りのち雨
8/22　曇りのち晴れ、風強し
8/23　晴れ時々曇り
8/24　晴れのち曇り

コース状況／危険箇所等

当初、烏帽子岳から裏銀座縦走で上高地に下山する予定だったが、事情により表銀座経由での下山となった。

8/21
七倉ダムの無料駐車場には高瀬ダム行きのタクシーが待機しており、タクシー乗場にザックで順番取りをした順にタクシーに乗れる。相乗りが基本で4人乗って一人500円。ゲートはお盆までは5：30に開くがお盆過ぎは6：30になる。高瀬ダムまで約15分。

烏帽子登山口手前の橋は4年前は流出していたが、今回はしっかりした仮橋が架けられていて、通行には支障はない。この登山口の水場が最終水場となるが、表示が朽ちている。烏帽子小屋では水は有料でリッター200円なので、ここで汲めるだけ汲んで行った方が良い。

烏帽子小屋は1泊2食9000円で労山会員証を提示すれば500円引き。ビールは350ml缶が700円と高い。小屋は混んでなく一人布団一組、畳一畳で八畳間に4人のみ。

烏帽子小屋に着く少し前から雨が降り出し、傘を使用。小屋に着いたあと13時前に雨が上がったので烏帽子岳山頂に向かう。その帰路、小屋直前から大雨となり、翌朝まで降り続いた。

8/22
心配された雨は上がったが午前中風が強く、特に野口五郎の下りでは体が飛ばされる位の強風だった。水晶小屋は火災後、新築されていたが、作りは簡素である。鷲羽岳に着く頃には、風もおさまり快晴となった。

三俣山荘も労山割引が利いて、ここは一人1000円引きとお得。元値も1泊2食8900円と少し安い。ビールも500ml800円、水は只。宿泊者は少ないけれど、同じ部屋に詰め込まれ一人2/3畳程度のスペース。談話室からの槍の眺めは最高。

8/23
この日は結構な長丁場だったが天気に恵まれ快調に歩けた。槍の穂先に登る人は最盛期に比べると少ないが、それでも結構な人数と、「怖い」連発迷惑オバサンのおかげで渋滞待ちが結構あった。

この日は肩の小屋には泊らず、30分ほど東鎌尾根を下ったところにあるヒュッテ大槍。空いていると予想したが、結構、宿泊者がいた。4人部屋に3人。ただし一人スペースは2/3畳。燕山荘グループだけあって料理は今までの小屋の中で一番良かった。労山割引は利かないが、クラブ燕山荘に加入すると10泊で1泊サービスとなる。燕山荘、ヒュッテ大槍、大天荘、有明荘、アルペンホルン共通なのでこの辺を利用する人は持っていた方が良い。有明荘の入浴も半額の350円になる。

8/24
当初、上高地へ下山する予定だったが、同行者の昔の知り合いで山岳ガイドをしている方が小屋にいて、上高地に下りるよりも少しアルバイトはあるが、中房に下山した方が七倉ダムに置いてある車の回収費用が大変安くなるとのことで、メンバーの体調も良かったので、表銀座を下山することとした。この方は山岳ガイド協会の会長の百瀬さん。

http://www.yamatami.com/frame.htm

距離的には上高地に行くより短いが、アップダウンや難所が多く結構大変だった。二度と同じコース取りはしないであろうが、良い経験にはなった。中房に着くと丁度1台タクシーが待っていて、交渉の結果10000円で七倉ダムに行ってくれることになり大変助かった。大町から七倉ダムまでのタクシー代が約7000円を考えるとかなりお得感があった。歩きと交通機関を入れた時間的にはほぼ同じ。

全体として天気に恵まれ良い山行となった。

写真

8/21 12:42

烏帽子小屋到着

8/21 12:59

烏帽子岳へ

8/21 13:12

烏帽子岳近景

8/21 13:40

烏帽子岳クサリ場

8/22 6:15

烏帽子小屋からの縦走路

8/22 6:26

コマクサもまだ沢山ありました。

8/22 8:26

目的地の槍ヶ岳と縦走路

8/22 8:27

水晶岳

8/22 9:06

水晶岳への縦走路

8/22 10:10

左から鷲羽岳、ワリモ岳

8/22 11:17

水晶小屋

8/22 11:18

水晶小屋と水晶岳

8/22 11:30

黒部五郎岳

8/22 11:30

雲ノ平

8/22 11:30

鷲羽岳とワリモ岳

8/22 11:34

ヨツバシオガマとイワツメクサの群生

8/22 13:07

鷲羽岳山頂から槍ヶ岳

8/22 13:08

水晶岳

8/22 13:55

三俣山荘手前からの槍ヶ岳

8/22 13:55

三俣山荘

8/22 13:55

鷲羽岳

8/22 14:19

談話室からの槍ヶ岳

8/23 5:12

三俣蓮華岳のモルゲンロート

8/23 6:28

三俣蓮華岳から双六岳

8/23 7:51

双六の尾根からの定番、槍穂高

8/23 8:43

双六小屋と樅沢岳

8/23 9:23

ミネウスユキソウ

8/23 9:43

ハクサンフウロ

8/23 10:09

トウヤクリンドウ

8/23 10:24

タカネナデシコ

8/23 10:57

西鎌尾根

8/23 13:09

槍の穂先

8/23 13:15

穂先のクサリ場

8/23 15:31

ヒュッテ大槍の食道の窓風景

8/23 15:38

ヒュッテ大槍と槍ヶ岳

8/23 15:39

前穂北尾根と滝谷

8/23 15:39

ヒュッテ大槍と槍ヶ岳

8/24 5:05

8月24日のご来光

8/24 6:30

東鎌尾根からの槍ヶ岳

8/24 6:37

東鎌尾根のハシゴ

8/24 8:10

ヒュッテ西岳からの槍ヶ岳

8/24 11:23

表銀座縦走路。奧が大天井

8/24 12:31

表銀座縦走路

8/24 13:05

燕山荘はもうちょっと

8/24 14:06

合戦小屋ではまだスイカを売っていました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-T100 SONY

α350 DSLR-A350 SONY