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外周道路を歩きわいわい広場を過ぎ、寒川神社の参道に出る。大門踏切を頭に渋滞している脇を通り相模線踏切を渡る。踏切を渡る時に旧線路の分岐点が垣間見られ、緩やかなカーブの余地が面影を残す。交差点を過ぎて支線跡の遊歩道を夕日に向かい進む。近隣の方も加わって清掃等されているのか、手入れの良い散歩道だ。ピンコロを埋め込んだ路面が、車輪を留置きして有る所から、枕木バラスト、レール敷に代わり、一之宮公園の外れで終わっている。37年ほど前に西寒川駅は無くなりその支線も消えた訳だが、残念ながら支線に乗車した事は無い。車で踏切を渡った事は何度も有るが、新道が出来ると昔の事は忘却の彼方になってしまう。ともあれ40年近くを経て往時を垣間見る事が出来た。帰路は勿論なかった産業道路脇の相模線を潜る地下道を抜け、未だ渋滞している中央公園前を渡り、駐車場に戻る。ちょうど箱根山方面が日没直前で溶鉱炉の様に輝き、真っ赤な夕日と赤く染まった雲が大きく見える大山を引き立てていた。
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