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2021年07月12日 22:09山王淵全体に公開

ほらけ落ちる、僕

この話も僕が小学生高学年(5年生かな)だった頃の出来事なのです、舞台は番匠川の流れを阻むように座している雨龍山と山王淵の話。

山王淵は雨龍山の山裾を深くえぐる事によって出来た淵であり、その山肌は侵食された事によってダキ(崖)になっていましてその周りの部分は植林されておらず椎や樫ノ木が生えていたように思います。(他のところは杉でした。)
その淵の東側に雨龍山がありますので、水面の色も緑色で張り出した木々の枝が覆う様でなかなかの雰囲気がありましたので水遊びの出来る場所ではありませんでした、水遊びは約3キロ程上流にある淵で泳いだり飛び込んだりしていましたね。

当時はバス釣りに使うルアー(疑似餌)が田舎でも知られるように(バスもルアーも画像として)なって来て、このルアー(レッドヘッド)が衝撃!カッコよく見えまして♪
作ろう!と友達と2人、かまぼこ板を魚の形に削り針金を挟んで合わせ接着してプラ板でリップを作りまして、赤マジックで頭の部分を塗りまして1日乾燥させて、

いざ実釣.www で何故か?リール竿を使わずに.w 手で巻き取る事を選んだように思います.w  なぜなのか.www

この雨龍山は、山王淵の淵の上に行けるように径がありまして僕と友達はそれぞれ分かれてダキ(岩場)を降りて水際についてルアーを投げるては巻き取るんですが、僕のはかまぼこ板からの削り出しをさぼったのか泳ぎ方が変だなーと思いながらも、始めてのルアー(もどき.w)なので♫まあ嬉しくて泳がせてましたら

友達がキタ━(゚∀゚)━!と突然の雄叫びー!うわっっだめだっ引き摺り込まれるっっっ!!←これ、今思うと竿でやり取りしてないから50cm位あったらそうなるわな.ww (たぶん鯉が口を使ったよう)

そんな状況だから当然なのだが手伝え指令が来たので、急いで岩場を上り15m位横移動して再度岩場を降りて行く途中で悲劇が..
急いでたので前向きに降りてしまい多分ですが木の根に引っかかり転げ落ちました..横回転で2mくらい。
ダキ(崖)と呼んでるくらいなので端の岩場でも水面まで8mはありますが幸いにも立木に強打して止まったのですが、足の付け根に違和感が....恐る恐る見てみるとパックリ開いて白い筋?みたいなのが見えてるんですよ、びっくりガクブルですよ、内ももの付け根が裂けてる感じで!

「助けてくれぇぇぇ!」 ってこっちは懇願するんですが、奴はなかなか強情で魚と遊んでる.ww
てっめー.怒) と思いながらも何とか魚を放棄させましたが、やっと来た奴に「切れた〜動けん..。」と傷口を見せるとあまり血が出てなくて、「よしっ歩け.ww」 だと?

てんめー.怒)!! しかし現実に岩場は一人分の幅しか無いので肩は借りれないしで、どうにかこうにか左足を庇いながらダキを上りまして、杉林を肩を借りながら歩いて県道に出たところで、血の繋がりがそうさせたのか買い物帰りの母が通りかかりまして、安心したのか泣きましたよ..たしか5・6針縫いました。

その後、抜糸して風呂に入っていると傷口が開きかけるというハプニングがありましたが.ww
で最後は、その年の作文で悪友がちゃっかり書きやがって、母見て泣いたところも.ww

僕と山王淵との濃密な関係は小学6年生まで続いたのですが、中学校に上がると散発的になって行くのでした。
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