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2023年12月31日 22:25読書関係全体に公開

本との出会い (2023)

はい♪読書の記録です、今年はあまり読まなかったな.汗) 月で2冊ペースだったので24冊の読了でおしまいです。
基本ジャンルのこだわりはありませんので雑多な感じです。今年は塩田 武士・湊 かなえ・東野 圭吾・櫛木理宇・木内 昇が2冊で著者の方は19名ですね。登山関係の本は読んでいません...。
さてと、この24冊の中で僕的に特に良かった5冊(たったの24冊なので恐縮ですが)を上げておきますので、興味持たれたら手にとってみられてはいかがでしょうか♬感想というかネタバレもありますm(_)m

茗荷谷の猫 (文春文庫) 木内 昇
幕末から昭和にかけ、各々の生を燃焼させた名もなき人々の痕跡を掬う名篇9作(裏表紙より抜粋)。 各々の生はその人の物語であるが、ほのかに現れてくる他篇での人々の物語の残照みたいなのが良かった。意識することなく繋がっている社会、また生活感が好ましかったです。

死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫JA) 櫛木理宇
作者の小説は2冊目ですが、こちらは読後感が良いです、何より面白くて惹き込まれました。 犯人が拘置所の中ってのが先ず愉快です、辿る流れが変わらないならきっと結果も対して変わらないと思うし、事件になっても微罪で済むと思ってしまう(大体あなたは隔離されてるからそこまで影響力が及ぶのかね)と、、最後は愕然として一気に老けて呆けそうな?  しかしながら弁護士は危ういかな.笑)

新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫) 木内 昇
新選組の小説と言えば僕は浅田氏や司馬氏の小説を読んでいますがこの小説も良かったです。原田・藤堂・沖田などなかなかに文字に起こしにくい(と思う)人物が描かれています。 各個人に宛て書かれる形式なので新選組の変遷はどうしてもあっさりしていますが面白かったです。

リバース (講談社文庫) 湊 かなえ
湊かなえさんにしては、なんだか解せないハッピーエンドなのか♪(これはこれでよろしいようですが) って思っていましたが、終章のたった8ページの最後の数行で愕然とする、このあと壊れそうな深瀬...。 しかしさすがの湊作品でした オススメ

【新装版】宵待草夜情 (ハルキ文庫) 連城三紀彦
5人の女性、それぞれの決意と情念。 時代背景が良いのか?作者の文章にその物語の場景をありありと美しく感じました。
 
年越は近くに鎮座する、八幡古表神社で迎えました。
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