実際には事前に地図を読み込んで危険区域を想定しても地図では分からない崖やザレ場があります。登りでは自分の技量にあったルートファインディングが出来ても下りではこの崖を下るしかないと思い込んで無理をしやすいです。紙地図があってもGPSがあってもバリエーションルートは安易に足を踏み入れるルートではありません。
そんな事を考えていたら「バリエーションウォーキング」というサイトが自分の技量(経験不足・知識不足)を超えたバリエーションルートを安易に歩く方が多くなり、遭難等が発生しているのでサイト構成を変えましたとの事。今では使われなくなった林業の作業道や登山道を紹介していて資料的な価値があったのに残念。
バリエーションルートに興味がある方は下記サイトの”「バリエーションウォーキング」終了のお知らせ”と、そこにあるリンク先(赤字の「ここ」)の”最近目につく「バリエーション」ハイキングの問題”を是非ともご一読を。
樵路巡遊(しょうろじゅんゆう)(「バリエーションウォーキング」の新サイト)
http://medi-terra.net/yama/yama_index.html
樵路巡遊(しょうろじゅんゆう):「バリエーションウォーキング」終了のお知らせ
http://medi-terra.net/yama/shousai.html
saitama-nの日記:バリエーションルートの下りについて
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-131674
(↑写真の崖がある大血川から熊倉山・酉谷山分岐に向かうコースは山と高原地図から削除されたとの事。)
saitama-nの日記:秩父演習林関係の記事削除について(大血川から熊倉山・酉谷山分岐までのコース)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-109978
このようなサイトがあって,、こうなったのですね。バリエーションという言葉は、成り立ちも意味も、なんだか多く使われる割にはぴったり来なくて、私には馴染めない言葉です。サイト作者もバリエーションルートというテカテカした言葉が今のようにたくさん使われるようになると同時に問題が増え、この言葉が嫌になって、樵路という言葉に変えたのかもしれません。
貴重な情報は、以前は手紙を書いたり固定電話でやりとりして得たものでした。
情報は、便利すぎる必要はないということでしょうね。
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