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埼玉県の山岳救助隊の捜索期間は三日間程度です。
そう思うと2010年に両神山の沢で入山から14日後に山岳救助隊に発見された方は運が良かったとしか思えません(しかも、救助中に沢が大増水・・・)。
遭難の主原因として考えられるのは道迷いからの滑落か危険な場所(崖の下りや谷や沢やトラバース道)での滑落でしょう。通常の捜索で発見は難しいです。土地勘のある方でないと遭難者の居場所の当たりをつけるのは難しいでしょう。しかも、登山届が出されていないと地域の絞り込みが出来ないのでなおさら。
滑落しやすい場所の捜索は装備が整っていても二次遭難が考えられます。五頭連峰の遭難者は沢でヘリコプターに発見されました(ここらへんかなと居場所の当たりはついたけど滑落の危険があるので捜索隊が踏み込むのは躊躇したのかも)。
悲しい結果にならない為にも登山届の提出(事前に登山シミュレーションと準備をするから)と道迷い対策をして欲しいです。
スマホのGPS機能向上で登山シミュレーションをしないで(無計画登山)その場の判断をスマホに任せにする方もいると思います。
saitama-nの日記:登山届を書きましょう
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-179797
saitama-nの日記:秩父の熊倉山での遭難について
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-93322
saitama-nの日記:スマホ全盛の時代に何故40歳代の方が行方不明になるのか?
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-181508
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