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2021年04月08日 19:09山岳保険をあーだこーだ考える全体に公開

「ほとんどが無料であれば山岳保険に適用することを考える意味があるのでしょうかお教えください。」というコメントを頂いたので考えてみる

saitama-nの日記:山岳保険引き受け会社は進入禁止をどう考えているのか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-177246
taityoooo様から上記の日記に題名の内容でコメントを頂きました。
山の侵入禁止についてではなく、「山岳保険の会社は侵入禁止をどのようの考えるか」というのを自分なりに考えた日記です。

そもそもの問題として自分は山岳保険代理店の宣伝文句をそのまんま信用していません。登山者の不安をあおる文言ばかりで。
その割に山岳保険の適用例を提示しているのはごく一部の代理店のみ。過去1年の実績は公開されていません(年度ごとの実績を公開しているjRO日本山岳救助機構合同会社は山岳保険ではなく互助会です)。
ここらへんは代理店で山岳保険を取り扱っており、保険引き受け会社が別にあるので公表できないのかもしれません。
saitama-nの日記:山岳保険の不思議(費用請求)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-219812

個人的には山岳保険の実績情報が無いのに、どうして皆さん山岳保険を信用しているのかしら?という疑問があります(信に値する情報を見つけられない)。
saitama-nの日記:山岳保険は加入者と保険会社とで保険の考え方にギャップがあるのではないか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190880

そこへ、「ほとんどが無料であれば山岳保険に適用することを考える意味があるのでしょうかお教えください。」というコメント。
救助費用が無料だから山岳保険は不要とも受け取れるコメントです。
救助という点で考えると、まさしくおっしゃる通り。
民間で捜索と救助のヘリコプターを飛ばす会社を知りません(ココヘリを除く。東邦航空はエアレスキューから撤退しました。正確には子会社が)。
saitama-nの日記:山で遭難したからといって家が潰れる事はない(単独の方は山岳保険よりもココヘリに加入が優先されるのでは?)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-224086
saitama-nの日記:穂高小屋番レスキュー日記(宮田八郎)を読む
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-191110

救助が無料なら山岳保険は不要・・・なのかしら?
山岳保険(代理店)の社員でもないので実情は不明だし、判断する情報を見つけられないので自分には分かりません。
皆さんどう思われますか(考えるといいながら、丸投げ)。
「そんな事は考えたことない。山岳保険代理店の宣伝文句をそのまんま受け取っている。山岳保険に入るのは当然だ」なのでは?

saitama-nの日記:第三者への落石は山岳保険(個人賠償責任)でカバーされるか?
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-196757
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コメント

RE: 「ほとんどが無料であれば山岳保険に適用することを考える意味があるのでしょうかお教えください。」というコメントを頂いたので考えてみる
saitama-nさん、こんばんは。
自分はJRO加入者ですが、公開されている支払い実績を見れば、コトが起きてしまえばそれなりに費用が掛かるのは間違いなさそうですよね。
サーチ&レスキューしても請求ゼロなんてコトもあるのかもしれませんが、費用が掛かることを想定して入るのが保険(JROは互助会)かと。
JROの掛金を考えると、入って損ってことは無いとも思います。
脱線しますが、JROに免責が無いことが不思議。
唖然とするような行動してるのに負担無しって・・・
保険会社じゃないからかな?
2021/4/8 20:46
自分も不思議です
superfrog様。
何かしらの山岳保険(jROやレスキュー保険含む)には加入が良いと思うのですけどね。
適用についてはブラックボックス化しているように感じられます(jRO除く)。

jROは前にも日記に書きましたが、登山計画(山岳届)の無い山行にも適用されて分担金が生じるのは何だかなあです。
行き場所が不明の行方不明者捜索では費用がいくらあっても足りないです(jROは上限があるけど)。
2021/4/8 21:14
RE: jROと「保険」の範囲
jROがカバーするのは捜索・搬送費用だけですよね。
登山中の怪我等による医療・入院費用、あるいは死亡保険金等の補償を得たければ、jROとは別の「保険」に加入する必要があるはずです。
怪我の補償は通常は「傷害保険」かと思いますが、傷害保険では通常、山岳登はんは危険行為とみなされ対象外になります。
https://soudanguide.sonpo.or.jp/body/q070.html
そこをカバーするのがいわゆる「山岳保険」かと思っています。
2021/4/8 21:47
ご加入の山岳保険はどのような扱いでしょうか?
miki-tani様。
一連の山岳保険に関する自分の日記は、山岳保険とだけで安心していると実際には保険が適用されないのでないか?という疑問から書かれています。
山で生じた事は山岳保険でまるっと面倒みてくれると思っていましたが、保険案内を読む限りではそうではありません。

山岳保険は基本的に突発的で外的なものによる事故で保険適用になります。
体に負荷がかかっての体の故障では保険適用にならないと思われます。
では、山の熱中症で緊急搬送は山岳保険の適用になるのか?
突発的で外的でないと考えられるので適用にならない可能性があります。
全ての山岳保険の保険案内を読んだわけではないのですが、自分が取り寄せた保険案内ではそのように読み取れます。

miki-tani様ご加入の山岳保険はどのような扱いでしょうか?
2021/4/9 18:33
Re: ご加入の山岳保険はどのような扱いでしょうか?
お返事が遅くなって申し訳ありません。
自分はAIG損保の傷害保険で遭難捜索・救援車費用特約をつけています。
熱中症も特約を付ければ保険範囲にできるようです。(自分はつけていませんが。)
https://www.aig.co.jp/sonpo/personal/product/injury/standard#item-1427519657
この保険でもピッケル・アイゼンが必要な山は対象外になるので、冬山は1日保険に入ります。(ハーネスが必要な山へ登ったことはありません💦)

保険範囲については確かに、勘違いされている方もお見掛けしますね。
登山ツアーに参加した際、「jROに入っているのに旅行会社から保険に入るよう言われた」と言っている方がいらっしゃいました。jROは捜索搬送費用しかカバーしないので、旅行会社の指摘は当然です(;´Д`)
2021/4/11 21:13
山岳保険という名前だけで安心してしまいます(保険案内と免責事項を読まないとですね)
miki-tani様。
お返事ありがとうございます。
さすがに熱中症までいくと特約をつけないと無理なのね。
AIG損保に山岳保険(遭難特約があるもの)に該当するものがあるとは知りませんでした。
元々はツアー旅行参加者向け(旅行会社向け)なのかしら?

山岳保険は名前だけ聞くと何でもカバーしてくれそうですけど、プランや山岳スタイルや保険代理店によって適用範囲外だったりします。
保険案内にきちんと目を通さないとですね。
加入しようと思っていた山岳保険の保険案内を取り寄せて、プランによっては山での噴火や地震によるものは適用外なのを知りました(そして驚いた)。
2021/4/11 21:45
RE: 「ほとんどが無料であれば山岳保険に適用することを考える意味があるのでしょうかお教えください。」というコメントを頂いたので考えてみる
滝谷の峰のヘリポートで東京消防庁の訓練に遭遇したことがあります。我々のために訓練されているにもかかわらず、申し訳なさそうに声をかけられて大変恐縮しました。

逆に、救助要請を出した際に救助費用が出るのは山岳保険だけだと思います。救助費用をカバーする保険に加入していないと時間勝負にもかかわらずヘリや救助隊の派遣に躊躇します。

無事帰還できたときに本人が後処理をすることも重要です。プライドの問題がほとんどのようですが、後々に本人が要請していないと揉めた事例をいくつか聞いたことがあります。

怪我や病気や命に関しては登山以外にもあり得るのでもっと補償額の大きな保険などと組み合わせるのが一般的です。具体的には職業で使える保険が変わるので良く調べる必要があります。
2021/4/11 13:39
一口に山岳保険といっても代理店が取り扱う山岳保険によって保険適用範囲がそれぞれ異なりますね
Kijo-Ash様。
個人的にはjROやレスキュー保険等に加入がまず第一だと思います。
プラスして行く山の難度(その登山者にとって)によってココヘリに加入するか(単独の方なら特に)山岳保険に加入で良いかと。

jROの補てん金お支払い実績表を見ると山岳保険と按分しているものがあります。
山岳保険の適用判断はjROよりも厳しいので山岳保険に入るならjROやレスキュー保険にも加入が良いと思います。

保険等は金銭面の問題を解決するものですから人によって考え方が異なるのは当然です(行く山の難度やご自身の体力等にもよります)。
金ならあるんだよ(または、山岳保険のお世話になるような事はない)という方は山岳保険に必ずとも加入ではないでしょうし。
2021/4/11 14:16
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