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文化庁による加曾利貝塚の特別史跡指定にあたっての学術的価値の認定に関しては
�〜換餾蚤腟蕕粒�塚で保存状態良い
��縄文中期から晩期までの集落変遷を詳細に終える稀有な事例
�０箙宗Π篝廚�ら生活を、動物骨などから食の復元ができる
�ち�身具などから広域的な交流がわかる
などを挙げているが、これらは50年以上前から知られてきた事柄だ。それに追加して文化庁は、
�ヌ声�時代からの継続的な研究の蓄積があり、加曾利E,B式土器が設定されている
�α換馘�な保存運動は文化財の保護の歴史を代表する
�С�層断面展示や博物館設置は埋蔵文化財の整備活用の先駆的な役割
�╋飢塀颪傍�載されるなど知名度も高く、広く国民に知られ親しまれてきた
1971年、77年の国史跡指定遺構は、発掘調査はごく限られたものになり、未解明部分が多いことから、学術的な価値の大半はそれ以前の発掘調査により解明されたものだ。講師の西野氏は元々、市原市や千葉県の埋蔵文化財担当者だったが、この特別史跡指定を実現するために千葉市の文化財担当に異動した。また同氏は全国的な「貝塚研究会」の重要会員でもあり、全国的な貝塚研究でも指導的立場にあった。文化庁に提出する加曾利貝塚の学術面の価値の記述に関して、新しい発掘調査ができないために、これまでの千葉県などにおける他の貝塚の発掘調査などとの比較をまとめる必要があると考えたが、そうなると大変な作業量になるため、文化庁の審議会ではその必要には及ばないと、加曾利貝塚の学術的な意義そのものは、すでに知れ渡っているので、無理に他の貝塚の調査結果を含めてまとめる必要はなく、�ァ銑┐猟媛短�項を重視することになり、作業量は大幅に減って、ユニークな指定に向けた作業となったという。とりわけ、最初の国指定史跡にむけた保存運動の結果、国会で文化財保護に関する論争があり、そのすべてが記録されていることは重要だ。これは他の吉野ケ里や三内丸山、キトラ古墳など、指定に際しては何らの議論の余地もないほど話題となったものに関してはそうした議論は怒らなかったが、加曾利貝塚はすでに発掘調査から５０年以上が経過していただけに、なぜ国指定史跡にするのかが問われたのだった。そうした保存運動や国会の議論などを含め、また評価された貝層や博物館展示などの活用・普及活動を含め、評価されたことはユニークでかつ今後の文化財保護にとっても重要であろうと思われる。発掘調査の当事者、特別史跡指定申請作業の当事者でないとわからない様々なことを教えていただいた。また私自身は加曾利貝塚には4年クリア前に訪れているが、その時の博物館などの展示は大変しっかりしていたが、かなり古い展示でもあったという感想を持った。これまで加曾利貝塚に関する展示はどのようになっているのか、質問したところ、これまで、加曾利貝塚博物館などの展示は武田宗久氏ら、初期に貝塚保存・博物館設置にかかわった人らによる展示を長年展示し続けていた。それを変えることは難しかったので、私が見たのは、開館当初からの展示であったようだ。この特別史跡指定にあたって、開館以来初めて展示を一部新しくし、パネル展示などを追加したそうだ。5月のゴールデンウィークに縄文春末裔が貝塚で行われ、イボキサゴ料理なども出るようなので、いってみるつもり。
講義の後、荒れた天気だったが、千葉みなと駅付近にあるイボキサゴ料理の創作者、オリエンタルキッチン・イタリアーナで昼食をとり（残念ながらイボキサゴ料理は予約しないと食せない）、店長からお話を聞いた。いつの日か、この店のイボキサゴコース料理を食べてみたいと思った。
写真1）店内にあった新聞切り抜き
写真2）ランチの前菜5種―なかなかのものでした
写真３）ランチデザート―結構凝ったものです
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