写真2)遊歩道手前の簡易舗装路の落ち葉の道
写真3)遊歩道から尾根に登り道迷いの末、鎌倉に向かう自然観察路に出た
12月23日、連休の日曜日に金沢文庫に出かけた。その前に少し時間があったので、今まで行ったことのない金沢自然公園を散策してみた。金沢文庫駅西口バス停から野村住宅センター行きバスで、夏山坂上で下車し、金沢自然公園に向かう。5分ほど歩いて公園入口に出る。動物園は人気があるようで、家族連れが多いようだが、今日はあいにくの雨だが、それでも来園者は少なくない。私は動物園には向かわず、シダの植物園に向かう。ののはな館まで登り、その奥にあるはずのシダオモシロ植物園入り口を探す。入口は簡易舗装で落ち葉の道、まだ紅葉のきれいなカエデなどはある。リョウメンシダという珍しいシダが売り物だが、環境が徐々に変わり、様々なシダやそのほかの植物も生息している。リョウメンシダとは葉の裏表の区別がつきにくく、英語ではupsidedown という名前がついているらしい。オシダ科カナワラビ属でカナワラビのカナは金で金属様光沢があるという。雨の中を歩いているときはそのことを知らず、手に取ってみることはしなかった。谷上地形の湿地の最低部から木道に代わり、様々なシダの間を進む。明るさと湿度により様々なシダが生えると解説板。
トウゴクシダ、ホシダ、ジュウモンジシダ、ミゾシダなどがあった。シダの谷の終わりに出口の階段があるが、その階段は登らずののはな館に戻ろうとして、別の階段を上っていく。ドングリ池の方まで尾根を登っていくが、道に迷う。ドングリ池方面は現在閉鎖中で、尾根道を逆方向に進むが途中で現在地がわからなくなり、地図のある場所まで出て、戻ることにした。途中で下る道に入り、なんとかののはな館の見える場所まで出ると、能見堂方面と鎌倉天園方面のハイキングコース分岐に出る。ここから文庫や鎌倉に通じる自然観察路になっているようだ。駐車場に降りるが、見たことのない駐車場なので、来た道とは別の場所に出たらしい。予定時刻をかなり過ぎており、バスが見えていたのであわてて乗り込むと、そのバスは園内バスだった。運転手によれば往路のバス停とは別の幹線道路の方に出るのそこのバス停の方が本数があるというので従う。園を出て道路を渡りバスで金沢文庫駅に向かった。
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