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写真�▲轡鵐櫂献Ε爐硫饐貮�景＝右から白井久美子氏、吉村氏、土生田氏
写真�Ｎ恭兒�塔跡基壇
午前中神奈川県遺跡発表会が宮前市民館で開催されるので、田園都市線宮前平駅下車、駅から急な坂を登って駅宮前地区の川崎市役所支所に隣接する市民館に向かう。実はこの発表会は、2週間前の12日に予定されたが台風15号のために延期され、今日会場を変えての実施となる。受付で資料代を払い、時間まで資料を読むー最初のAT層より古い旧石器時代前期の多数の陥し穴などの遺構が検出された船久保遺跡の報告を聞く。次の鎌倉の縄文前期末葉の青虎石（アオトラ石＝日高産緑色岩）の石斧＝使用痕がなく、廃絶住居のある墓域と考えられ、威信財的なもの＝の話も聞きたかったが午後の房総風土記の丘で開催される龍角寺古墳群とその時代に関するシンポジウム座談会のため途中退席、田園都市線田園都市線で表参道から千代田線我孫子経由で成田線安食駅に出てタクシーで資料館に向かうが、シンポジウム会場は資料館でなく学習院正館だったのを思い出す。重要文化財「旧学習院正館」を探して少し歩くと岩屋古墳があり撮影していると、知人が古墳を見学していた。あいさつして知人は先に会場に向かい、後から追いかける。会場はすでに一杯でなんとか席を確保した。司会は今回の展示責任者で長年発掘調査を指揮し、龍角寺古墳群研究の第一人者の白井久美子さん。報告は大塚初重先生、吉村武彦先生(お二人とも明治大学名誉教授、土生田先生(専修大学教授）、市川市考古博物館のカリスマ学芸員？山路直充氏、龍角寺古墳群と龍角寺創建をめぐる古墳時代〜古代(飛鳥時代）の国造や王権との関係、王権の東北進出をめぐる印旛国造や上毛野国造らとの関係など、一日中話しても終わりそうもない壮大な歴史を2時間で語るというやや無理な設定で、おひとり15分という短い持ち時間の中で興味深い話を展開、白井さんの小気味良いさばきで、何とか20分延長で終了、受付で今回の展示図録を購入し、急いで館を出て資料館に向かう。風土記の丘には龍角寺古墳群のみでなく、近世以降の農家住居などの重要文化財なども多く移築展示され、一日中散策してもあきないほどだ。時間がないので今回は資料館に直行、30分で「龍角寺古墳群とその時代」を見学、残念ながら撮影はできないが、古墳群出土の金銅製毛彫馬具や冠金具その他の重要文化財などが並ぶー実に壮観だ。その後龍角寺創建や王権の東北進出をめぐる展示を見て、一回の常設展をざっと見て館を出てトイレに直行ーー。すでに5時近く、あたりは暗くなる。タクシー会社に電話するも今日は安食駅付近のタクシーがあまり出回っておらずすぐには捕まらないという。やむを得ず、バス停が近くにあるかどうか探し、その近くにありそうな浅間山古墳と龍角寺まで歩き、バス停を探すことにする。資料館の目の前にある龍角寺古墳群57号墳(多分小型前方後円墳）から続く円墳や方墳、前方後円墳などの古墳群を撮影しながら、龍角寺方面を目指して進む。やや草藪の中を進むが、ボランティアによる草刈り(白井氏が示唆）しているため、かき分けるほどでなく、我が家の庭の藪と異なりイノコヅチもつかなかった。古墳群は終了し、龍角寺方面の道を進むと、成田安食バイパスに出てそこにバス停があった。現在5時10分前くらいで安食駅行バスは5時27分、30分以上時間があるので龍角寺まで行ってみることにした。暗くなり足元が定かでない未舗装の道を進み、泥水にはまらないように注意しながらトンネルを抜けると浅間山古墳があった。暗いが辛うじて解説板を発見、急な石段を登っていくと墳頂に神社がある。ほぼ暗くなり、ほとんど撮影不能、日暮れてわずかに日没前後の光が遠くに見えるが、下はほぼ何も見えない。急いで下ってさらに農地の間の道を抜け、10分位進むと龍角寺に出る。暗いが近世に千葉氏や徳川家の庇護を受け、存続した現存の伽藍と塔跡などの基壇がかすかに見える。これを何枚か撮影し、急いでバス停に戻る。ぎりぎり17時25分頃バス停に戻り、少しあってバスがやってきた。何とかs時期駅に出ることができ、無事帰宅できてやれやれ。次回はゆっくりと歩きたいし12月8日までの企画展の展示もじっくり見たいところだ。
