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写真��伊予型特殊器台とは
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宿を8時半ころ出発しタクシーで9時過ぎに大西藤山歴史資料館に到着、妙見山古墳出土品と共に、企画展示として伊予型特殊器台に関する展示を見るのが主目的。
伊予型特殊器台は古墳の墳頂に置かれ、その上に二重口縁壺が載せられることが多いようだが、器台の方が多く見つかるため、単独でも使われた可能性もある。
器台の始まりは吉備・播磨・河内で、弥生後期後半に吉備で大型化、特殊化し、伊予、松山平野では、中部瀬戸内（岡山・香川など）の影響で弥生後期に器台が出現。後期中ごろに独自の大型器台文化が形成され、やがて伊予を中心に周防（山口）、豊後（大分） など西部瀬戸内に広がった。
本展示では、大型器台を口縁部に文様を持つA型からD、E形式に変化。松山平野では115点の大型器台が発見され、そのうちE形式が県内で30例、松山平野を中心に分布、い寄せ成立した形式で、伊予型特殊器台へと変化するが、古墳時代初期には松山平野では大型器台は衰退していく、と解説している。
そして本妙見山古墳の器台は他に比べて丈が低い特徴があり、その点は海に近く風が強いために倒れないような工夫が施されたと説明している。また吉備などで見られる特殊器台は上部が狭くなり、かつ二重口縁壺を載せるために上部が閉鎖型となるが、伊予型は開放型とその違いを説明していた。
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