中種子町歴史民俗資料館見学後JAXAを訪問、まず同施設内の宙飯屋でランチセットをたべ、科学技術館で午後のバスツアーの受付を済ませ、館内を見学する。これまでのロケットエンジン開発製造に関わる展示を見る。これまでのエンジンの展示は階段をおりて見上げるようなエンジンを見る。二階ではロケットの内部のレプリカに入って中の様子を擬似体験。バスツアーは、結構参加者がいた。バスの席が半分くらい埋まった。最初はロケット打ち上げ展望所で打ち上げまでの手順を解説される。本体は、三菱重工が製造し二つに分けてまず船で運び、港からドーリーという大型のロケット運搬車で運び、打上場にある組立工場で組み立て、ドーリーでそのまま発射台まで運んで発射する。二月に新しいロケットが打ち上げられるようだ。半径三キロは立ち入れないので遠くから見物するらしい。鹿児島から船で海から見物するツアーもあると言う。無論種子島や近隣の島などからも見ることができるようだ。種子島からだと打上の轟音と地響きがすごいと言う。次にかつて打上予定で打ち上げられなかったロケットの実物を見る。ロケットはエンジン部分が二つに別れ、エンジンから切り離される頭の部分と三つに別れて展示されている。
最後に管制塔を見学、様々な機械、モニターがあり、様々な職種の人と全体を統括するリーダーたちの席が並んでいる。JAXAは、事業の旗振り役ではあっても実際のロケット、エンジンの開発は、三菱重工などの企業が担い打上も三菱重工業の関係者が行うので、JAXAの出る幕はなさそうだ。いずれはロケット事業は完全に民営化されるのか、あるいは私企業ではやりにくい部分を担っていくのか良く分からないが大型ロケットは、もはや三菱重工業の独壇場に見える。JAXAは惑星探査事業を主に担うのだろうか？
こんなにといをもってJAXAを後にした。
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