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写真��白山D遺跡の谷地田
写真�４炎防�建物群ー小又遺跡
白河の交流館で表題の講演会があるので出かけてみた。新白河駅で新幹線を降りてバスで白河駅方面に向かう。駅の一つ手前の道場町で下車して歩くと、まもなく交流館がある。十時前に着いたので受付が始まるまでしばらくロビーで待つ。受付がはじまり、小ホールの前の方に座り資料を見ながら開始を待つ。古代ふくしまの製鉄遺跡群は東北開発と王権の東北北部進出の拠点となった。古代日本の製鉄は、六世紀の吉備のカナクロ遺跡にはじまり、近江、安芸から、関東へと進み、さらにふくしまに一大生産地を作ったが、王権が深く関与してきた。従来は関東の工人との関係が想定されたが、東北の須恵器製作の工人が近江で製鉄を学び、近江や安芸などの工人らを派遣して製鉄所を起こしたようだ。宮城の郡山官がや多賀城の国府建設と対エミシ政策の一環として行われたのかも知れない。まほろんの菅野氏は、最盛期が38年戦争の頃と言う。38年戦争が本当にあればだが？また、この製鉄所開発と関係の深い多賀城に関する宮城県文化財課の報告と近江の安土城考古博物館の元学芸部長の大橋信弥氏の継体天皇以降の近江の開発に関する講演があり、古代ふくしま、東北との繋がりを考える１日だった。
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