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常呂川河口遺跡の展示は縄文時代晩期の土器などから始まり、続縄文時代に当たる宇津内Ⅱb式土器や琥珀の装身具、黒曜石の石器などが並ぶ。紀元前一世紀から紀元一世紀くらいの時期で琥珀の首飾りなどが特に目を引いた。これらは続縄文時代後期の後北B.C1.C2D式土器の時代まで続いているようだ。当初は岩手県の久慈辺りの琥珀の可能性も考えられたが、琥珀の質の高さと量の多さに樺太からの移入品と考えられるようになったようだ。実際樺太を調査した記録では、その豊富さに圧倒されたと言う。見学のあと施設の職員の方に土器や琥珀についてお話を伺った。長居しすぎて北見の電車に乗り遅れては大変と急いで北見駅まで車を飛ばし、北見店に車を返却して、遠軽に向かう列車を待った。
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