北見駅から遠軽駅に到着し改札を出ると黒曜石国際会議関係者を出迎える町のボランティアの中高生のグループが、受付をする会場に案内してくれた。駅前のメトロプラザというコンベンションセンターだ。今年この街と町長は白滝黒曜石関連遺跡出土品が国宝に指定されたばかりで、三年前から町はこの国際会議を招致していた。この黒曜石の石器は、三万年前に遡り、国宝としては縄文ビーナスよりもさらに古い日本最古の国宝となった。会場で受付を済ませ宿泊先のホテルでしばらく休憩、いただいた今回の報告レジュメに目を通した。地質学計論文が半分、考古学的報告が半分というところ。ペーパーも発表も全て英語だ。一般市民も参加するワークショップや講演会のみ通訳がつくようだ。英語は何とかなっても黒曜石の鉱物学的化学的分析は、容易に理解できないのはやむを得ない。
夕方のワークショップは、長井憲治氏と韓国の旧石器博物館長による黒曜石と特殊な変成岩の石器づくりのの技を見せるもので中々鮮やかな手並みで素晴らしい薄片やハンドアックスをつくって見せた。
そのあとアイスブレークと称するレセプションがあり、ごく少ない顔見知りの長和町の大竹さんの話の輪に加わり、顔見知りを増やしてこの後の四日間を過ごす手だてを得た。その後そのグループにジョインして飲み会へと進んだ🎵
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