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写真�∪症�瀬戸内系土器
写真�Ｂ膤納暗擺錣梁舖笋砲浪燭�入ったか？
先週も見学したホケノ山古墳出土品展だが、明後日閉幕で今日が最後の列品解説。午後は大阪歴史博物館で難波宮と大化の改新に関するシンポジウムがあるので午前中に参加した。いつものように新横浜ひかり始発電車京都経由で畝傍御陵前に出て博物館の開館時間過ぎに到着、無事到着と言いたいが、実は京都駅乗り換えの際、新幹線改札で切符をとり損ない駅員に取り出してもらい、遅れそうなのであわてて橿原神宮前行きの急行に乗ろうとして転倒、右太ももを打撲、何とか立ち上がって近鉄急行に飛び乗った⁉?奇跡だ❗しかし電車の座席から立ち上がって歩き出すと右太ももが痛いー結構な打撲、右肘からは擦り傷の血、親切な女性が傷パッドを下さったので車内で治療、それだけでなく切符がちぎれかけ、この先の天王寺駅でテープで止めて頂き、機械に入れないよう注意された。年取ると色々ミスが重なり、ひとり旅も先が思いやられる。
橿原考古学研究所付属博物館の展示室に入り、早速解説前の一時間で土器などの観察、スケッチ巻向大溝出土の弥生末頃から庄内期の土器や土師器を観察。列品解説では、巻向大溝は都市建設の最初の段階で開削された水路だった。祭祀以外には農業的要素の殆ど見られない巻向では、水運が主だったか？
辻土坑では多くの土器が出土、外来系が15÷30%と高い比率でより近い
河内系よりとりわけ東海系が多いのは東国との交流、交易を仲介したのか、あるいは巻向の新しい王都建設に多くの人員や物資を送り込んだのか、東海の影響は大きかったようだ。まだ形成途上の新王権も東国と西日本との合流に列島の将来を見ていただろう。辻土坑の土師器ー多分布留式期！布留０式？が多いのか？
土師器には煤が付いており外来者がここで煮炊きして生活したようだ。多くの土師器はしかし祭祀用と考えられている。次に巻向石塚古墳などホケノ山よりさらに古い出現期古墳なのだろうか？多くの農耕祭祀と関係するような遺物やU字形木製品など儀式に用いたと思われる物も多い。残念ながら墳丘は既に削平され、主体部はわからないがー他の事例では弥生的な埋葬施設だったかもしれない。次のホケノ山古墳は、石槨の中に木槨のある珍しい二重構造で過渡的な姿と解説の平井光史氏は言う。王権成立期の試行錯誤の姿か？各有力地域の墓や祭祀、副葬品などをバランスよく取り入れながら大陸との交渉を意識した政治センター、祭祀センターを目指したのか？
鏡の出土や銅鏃や鉄鏃の副葬に半島よりも中国からの影響をこの研究者たちは見ているようだ。午後のシンポジウムに間に合わなくなるので最後の箸墓以降の解説はスキップして、大阪に向かった。
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