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写真��AT層以下の只野原３号遺跡の石器
写真⓷曲古墳群の墳丘盛土から出土した縄文土器、石器など
土器などをスケッチしていると時悠館の石器研究者の学芸員のかたから声がかかり、只野原の出土石器などについて展示をみながら解説をうかがった。先に述べた古手の石器に関する説明だけでなく、軟玉、メノウなどの石材やその採集可能地域、その他のの安山岩、流紋岩、黒曜石などの原産地推定、露頭その他の原産地推定や調査などについて貴重なお話をうかがった。
また、講師の先生は東日本との縄文時代の遺跡数、住居跡の数の違いを強調されたが、西日本の縄文海進以前の遺跡の多くが瀬戸内海の底や沿岸部海域に沈んでいる可能性や中国地方の古墳の墳丘から、縄文時代の土器や石器が出土する事例から、墳丘盛土のために掘った土から古い時代の遺物が土と一緒に墳丘に盛られていることなど、古墳の立地と縄文時代集落の立地が重なっている可能性など、まだ発見されていない遺跡の可能性についても、話されていた。
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