11月９日(土)水田下に沈んだ縄文時代の遺跡展ー道正遺跡、岡崎遺跡

県埋文で輸入陶磁器などを小一時間見てから、弥生の丘の道正遺跡展を見学、ここの展座は少なく、縄文土器に関する基本的な見方の解説半分、道正遺跡の概要と、土器の概括的な解説があるだけだった。この遺跡のエリアは亀田砂丘のなかの低湿地エリアで水田の下から見つかった。
　主として中世の遺跡とその下から縄文時代晩期の遺跡が出土、同時期の遺跡としては県内最大規模で、まだ全体構成の規模、遺跡の範囲は確定していないものの、同県の代表的な晩期の遺跡となるだろうという印象を発掘調査に当たった専門家は抱いたという。今回は特に縄文晩期中頃から後半に至る晩期の土器及び磨製石斧に焦点を当てて展示している。