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今回の企画展は、この遺跡の出土品が重要文化財に指定されたのを記念して開催されたもの。
この遺跡の発見は、昭和25年、開墾作業中に土器が大量に発見され、白河農業高校教諭の藤田定市氏が指導して発掘調査が行われたのを契機とする。その後同じ年に二度調査が行われた。第一次調査は同年2月〜5月にかけて藤田氏と農業高校郷土史サークルの生徒たちが中心となり、第二次調査は同年11月24日、25日、福島県教育委員会社会教育主事が総指揮、藤田氏と同じく高校教諭で県史跡天然記念物調査員の岩越二郎氏がそれぞれ一班二班を指導して二日間で終了、藤田氏による簡易の報告書が出され、そのすぐ後に東北大学の伊東信雄氏が天王山式土器と名付けた。
展示はその昭和25年の第一次、二次発掘調査をA区から順番に並べ、さらに第二次発掘調査のAトレンチ以下順番に並べ、さらに平成の遺跡範囲確認調査?時の調査の土器や第一次、
第二次調査の石器を並べていた。アメリカ式せきぞくや環状石器などがでており、またイネ炭化物、クリやクルミ炭化物、玉類などの装身具も並んでいた。
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