6月4日（水）科博DNA展ー北と南の人骨、DNAと文化

次に奄美、琉球などの南の人骨と北の人骨などを見る。北海道も南西諸島も渡来系との混血は遅れで始まり、少なかったので縄文形質、DNAが本州等より多く残っている。北海道の縄文人は、本州ほど堅果類、炭水化物の摂取が少なく魚類や海獣などを主に食べていたので虫歯が少なく歯がよく残っているようだ。一方、続縄文文化期以降に現れるオホーツク人の頭骨はややノッペリしているように見えるが、詳しくはちょっと見ただけではよくわからない。