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写真2同須恵器
写真3遺跡の航空写真
展示では松山市の舟ヶ谷向山古墳と岩子古墳出土埴輪が展示されている。円筒埴輪以外にも鶏形埴輪や馬形埴輪、人物埴輪などが出ている。また高知県四万十市の真岡中山遺跡からは大量の土師器、須恵器のほかに、土製模造鏡、勾玉、石製紡錘車、手づくね土器などのミニチュア時などが出土し、河川祭祀に使われたと推定されている。
四国（特に香川）の弥生時代末〜古墳時代初頭の墳墓は、古墳の成立と関連が深いと考えられ、これまでも注目されてきた。
徳島県立博物館が平成４年に開催した「四国の古墳」展では、故都出比呂志氏が講演を行っている。
useumnews/mnews007/007_3_cc2.html
円形周溝墓と前方後円墳の関係については、以下のブログで燕国など、中国大陸や韓半島の墳墓などとの関係が紹介されている
https://ameblo.jp/ufjtmb26/entry-12410561785.html
私も１０年近く前に考古サークルの遺跡巡りツアーで香川や徳島などの古墳巡りをして、いくつか四国の円形周溝墓などを見学したことがあるが、耄碌したのでよく記憶していなかったが、今回改めてそうした古墳出現期の状況を学ぶことができた。
