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写真�⊃戚棲�塚5号人骨
写真��神明貝塚のイメージ
午前中、神明貝塚に関する講座があるので春日部市まで出かけてみた。七時過ぎ出発して、東武スカイタワー線で春日部駅に出る。すでに異様な暑さ、日陰を探して七百メートルほど歩いて郷土資料館に到着。9時前に、館に入って資料館開館時間を待つ。すでに市民ボランティアの方々が講座の準備に集まっている。こちらは郷土資料館の展示を見る。神明貝塚は令和2年に国史跡に指定され、現在土地の買収と来年以降の整備計画の準備をしているようだ。展示では5号人骨の頭骨と江戸時代の遺跡出土頭骨を並べて比較している。ひだりが神明貝塚の壮年女性で右が江戸時代の壮年男性。5号人骨は、明らかに形が丸く、エラが張っている。すり減って入るが歯のかみ合わせも良い。対して江戸男性人骨は、細長く顎は細く出っ歯が特徴。両者平均的な頭骨かな？
神明貝塚は、縄文時代後期、3800年前から3500年前の300年間という縄文時代貝塚としては比較的短期間の貝塚だ。短いだけに期間中の集落の様子を解明しやすいと春日部市の森山高氏。同氏は講演で、市内の縄文時代遺跡と環境の変遷と神明貝塚の特徴を分かりやすく語られた。国史跡に指定され今は不動産業のようだと史跡の地主20数名の地主と交渉中らしい。講演会では講演資料とともに出来立ての神明貝塚の冊子も配布され、嬉しいお土産。
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