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写真��郷土資料館で流されている昭和の江南（亀田地区）の腰までつかる水田風景のビデオ
写真�Ｅ�時の亀田の「湖」の農作業の風景
午後、新潟市江南文化会館で新潟大学名誉教授の橋本博文氏の阿賀野川の水上交通に関する講演があるので、出かけてみた。少し早めに東京駅から新幹線に乗り込むと全席指定のとき号だったので慌てて下車して次のとき371号に乗り換えて新潟駅に向かう。途中までスマホで受講しそこねた埼玉県の人物埴輪に関する講義を見逃し配信で聴講していたら急にネットが繋がらなくなり、いろいろと試したがどうしても回復せず困った。そのまま亀田駅まで出て駅前の交流センターで無料のチャリを借り、スマホの地図で、GPS機能だけは健在だったので、何とか3キロ強先の江南文化会館までチャリを走らせる。月初めに新潟市文化財センターや護摩堂山、柏崎市博物館などを訪ねた時に五番田遺跡の発掘現場も訪ね、その時亀田総合体育館を目印に走ったのでその亀田総合体育館の隣が文化会館なので少し土地勘があり、体育館を目指して走って無事到着。早速午後の講演会の場所と受付時間を確認し、同会館内にある郷土資料館を見学する。以前一度午後を見学したことがあるはずだがこんな新しい立派な施設であった記憶がなく、もっと薄暗く古いような記憶しか無かったが、受付で施設のオープン年を尋ねると十年以上前2012年ころらしいので記憶違いだった。多分江南地区の民具展示のあたりに昭和30年代ころまで腰まで浸かる深い田んぼのある大湿地地帯に関する展示のあたりが暗いのでそうした記憶違いが残ったらしい。今の新潟平野はかつての大湿地地帯を巨大な排水施設などを作って風景を一変させ、かつての腰まで浸かる水田地帯は姿を消した。その代わり24時間巨大な排水施設を数カ所稼働させている。そうしないと多くの土地が水没してしまうのだ。展示では当時の腰や胸までつかる亀田の「湖」のような水田の農作業の記録ビデオや写真、当時使われた「田舟」などが展示されている。橋本氏によれば、田船は人が乗るというよりも、道具や収穫した稲などを載せて押したり引いたりして運び、大きな船に乗り換えたりして物資を運んだようだ。
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