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展示はさらに笹山前遺跡の古墳時代の土師器や玉類などの展示やその他の江南区の各時代の遺跡の解説パネルがあり、続いて中近世の江南地区を中心としたさまざまな新潟平野の絵図が並び、地域の歴史的変遷を感じることができる。新潟港横越線（地方道路）の拡幅工事で調査された山ン家遺跡（やまんち）からは古墳時代や奈良時代の土師器や須恵器が多数出たほか、大きな木の井戸枠も出土している。また18世紀から19世紀にかけて活躍したアンコ船の復元模型が展示されている。この船は江南の船場から阿賀野川〜通船川〜信濃川を航行する船で、江南からは12km、2〜3時間で新潟港に出ることができたらしい。19世紀のイザベラバードがこの地を旅した時に信濃川から通船川を通って阿賀野川までアンコ船で苦労しながらたどり着いた記録が残っているようだ。
イザベラバードのアンコ船航行記録
https://aganogawa.info/archives/19374
そのほか様々な興味深い展示があり、今日の新潟からは想像もつかない隠れた歴史を学び、楽しむことができる資料館だった。
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