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日記
お盆の関西旅行も最終日、大阪最後は、中之島美術館の「日本美術の鉱脈」展。数週間前に日曜美術館で見たもので寄ってみたくなった。お目当ては伊藤若冲と狩野永徳合作の金屏風絵、2人とも写生を多く試みて若冲の鶏は、十八番だが生き生きとした線描と墨の濃淡で描く躍動した姿は素晴らしい。また笹の葉の枯れた箇所まで描き込んであるのは凄い。永徳の鯉は、鱗の描写が精密で、上下が明るく中がやや暗く下の水中との遠近感を上手く出している。こうした天才画家たちは空気や水を巧みに表現している。面白い作品は枚挙に暇がないが、室町時代の素朴絵など、もじの華麗さとの対照が面白い。明治時代に海外旅行者土産として描かれた作品も見直されて海外から集められこれも見どころがある。最後に山梨県立考古博物館から出展された縄文土器、これらは日本美術の優れた作品と一緒に並べられても全く遜色ない輝きを放っていた。これらの縄文土器と近くの縄文に触発されたような現代彫刻作品など、一部だけ撮影可能だった。
8月16日(日)「日本美術の鉱脈」展ー中之島美術館
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