クライミングジムで、ボルダリングをするのは、練習になっていいと思うので、自分は週一でボルダリングをしている。
ネットでも、いろいろ情報を収集したりするのは、好きなのだが、ある時、ボルダリングをしている人が、「もっと、強くなって、みんなに認められたい。」という記事を見て、ちょっと衝撃を受けた。
結論を言うと、自然を楽しむ登山からすると、人から「認められたい」というのは、自然を楽しむという感覚からは、「まったく」かけ離れた感覚であり、「それはまったく別の趣味」だということである。
そういうのに、振り回されて登山をするのは、自分はやりたくない。
もちろん、ボルダリングを趣味にしている人が、人間関係を主体に楽しむのは、結構なことだと思う。ただ、登山をやっている人が人間関係を主体にしてしまうと、自然に集中することはできなくなる。(集中力の仕組みはそうなっている。)
パーティを組むのには、確かにメンバーとして認められる必要性はあるとは思うが、それは、あくまで自然に対して、自分の力をつけるということであって、人に認められるために努力するのでは、本末転倒だと思う。