自分は、三百名山を登るために全国を歩いているが、必要に迫られて、車中泊をしている。
九州、北海道も、行く時は、マイカーで、1週間ほど、車中泊で滞在する。
こうするのが、結局、一番安上がりで、最大のメリットは、「天気が選べる。」ということである。
自分の登山は、山の数を稼ぐことが目的ではないので、これは、必須とも言える。飛行機やバスなどで、計画を立て、悪天候でも山に登るのは、危険極まりないと思うし、そもそも、別の趣味ぐらいの感覚でしかない。
(多分、それをやると、自分は心が折れてしまうと思う。)
もちろん、北海道は、フェリーで行かなくてはならないので、「行かない」という選択をすると、キャンセル料は発生するが、晴れの天気には代えられない。
できるだけ、安上がりで、晴れの天気に登る。これができるから、自分は三百名山に登ろうと思った。
金をかけて、悪天候でも登るというのであれば、自分は最初から三百名山に登ろうとは思わなかったと思う。
●「道の駅」車中泊の実態…3か月近く滞在も
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180827-00000058-nnn-soci
さて、そんな車中泊だが、夜中に他県ナンバーがそこら辺に停まっているのは、不審者以外の何者でもない。
車中泊の観光客がいても、お金にならず、迷惑なだけ。そういう前提があるから、車中泊というのは、静かにひっそりとやるべきものだ。
そこを勘違いしたバカが増えているらしい。
あと、駐車場でテントを張るバカもいるが、当たり前だが、駐車場のテン泊は禁止だ。火器も使用禁止が基本。
何のための施設か考えたら、分かるだろ。地元の迷惑を考えられないのは、人として致命的。
最近では、巻機山など、早朝から相当、混雑する駐車場で、テントを張るバカもいるらしい。
なんと、「駐車料金を払えばいいだろう。」と開き直るバカもいるらしい。
確かに、昔から、駐車場にテントを張る登山者はいた。だが、それはやむなく張るのであって、他者に迷惑をかけないのは、基本。
やるのであれば、目立たないように、そっと張って、サクッと、退くのは、基本だろう。
それから、問題になるのは、非常識な煮炊き。当たり前の話だが、指定以外の場所で、火器を使うのは、言語道断。
安くあげたくて、自分の都合しか考えない人間が増えるのは、車中泊にとって、致命的になると思う。
地元にいくらかのお金を落とすことが、結局は、世の中のお金を回すことになる。