熱中症の記憶

※各レコの気温のデータは、気象庁HP「過去の気象データ検索」にて、検索した。

自分はやせているし、テニスの練習や試合では、暑くても、相当ねばれる方だったので、暑さに強いと思っていた。

ところが、意外と熱中症になりそうな時もある。まあ、本当に弱い人は、帰ってから、頭がガンガン痛みだすとか聞くので、それと比較すると弱いことはないのかも知れないが、注意したい。

あと、暑くなり出す時期に暑熱順化をするといいらしいので、サウナでやろうと思ったが、１分×３セットぐらいでも、めまいがしたことがあった。整体のゴガミ先生によると、サウナというのは、かなり自律神経に影響を与えるらしい。もちろん、強い人はいいのだろうが、自分は自律神経の機能があまり強くないのかも知れない。


自分の山行の中で、熱中症になったと思われるものを思い出すと、６月や７月に集中していることが分かった。やはり暑熱順化は重要なのだろう。

自分の山行の中で、ワースト３を挙げてみた。

【第三位】2011年07月14日(木) 〜 2011年07月16日(土)　【百名山】木曽駒ヶ岳〜空木岳〜南駒ヶ岳〜越百山〜シオジ平

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　これは、後半にアップダウンがきついのが、参った。あと、１５時になっても、2500m以上の稜線が涼しくならないのは、きつい。

　木曽義仲の力水をしっかり飲んで、十分、水を持ったつもりだったが、最後、飲み干してしまったのは、想定外だった。気持ち悪くなりそうだったが、それを察して、かなりのペースダウンと休憩で、なんとかやり過ごした。


【第二位】2010年07月24日(土)　【百名山】戸隠山〜高妻山　熱中症で、まいったにゃー(；´Д｀)

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　出発は、４時。９時に一不動避難小屋を発つが、その時は、元気いっぱいだった。ただ、それまでに結構、汗はかいていた。

　登りもそこそこ快適に登れた気がするが、最後の急登はきつかった。そして、山頂に着くと、どうも様子がおかしい。食欲がない。しっかり休んで下山。下りは、快適だったが、登り返しで、心拍数が戻らない。ゆっくり休んで、ペースも落とす。

　そして、氷清水で冷たい水を飲んだら、生き返った(*^▽^*)あとには、残らなくて良かった。


【第一位】2018年07月14日(土) 〜 2018年07月16日(月)　【百名山】角兵衛沢〜鋸岳第一高点〜第二高点〜甲斐駒〜駒津峰〜アサヨ峰

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1537331.html

　これは、本当に参った。3000mの稜線がなんで、こんなに暑いの？てか、この時期に南アルプスに来るのが、間違い？（個人的には、ほどよい残雪の景色が楽しめる北アルプスの方が断然いいと思っている。）

　ただ、暑いと言っても、そんな極端に汗をかいてたわけでもないし、なんで、こんなにペースが上がらないのか不思議だった。

　あまりに遅いし、熱中症になりそうになって、塩見岳への縦走を断念。下山して、１日休んで、蓮華温泉から朝日岳〜白馬岳の周回を縦走。体力は戻った気がするが、やっぱりペースが上がらなかった。３日目には、頭が痛くなってきたので、高山病も影響していたのかも。

　考えてみると、3000m峰にしばらく登ってないし、２年ぐらい、2500m以上に登っていない。それから、この後、風邪を引いて、１週間くらい寝込むことになってしまった。その後も、風邪を何回も引いた。もしかしたら、蓄膿症が影響したのかも知れない。


　総括してみると、下記のような条件が熱中症になる条件な気がする。体調不良は、また別の要素だが、体調が万全であっても注意して山行計画を立てたい。

●６月〜７月
　暑さに慣れる前なので、いきなり暑い環境に行くと参ってしまう。低山でトレーニングするとか、全体の行程を短くするとか、いろいろ対策はあると思う。

　「沢しか行かないにゃ(^^♪」←それだ(；・∀・)

●下界の最高気温が３５℃程度
　そもそも、昨今の暑さが異常。先日も、雲取山に登ったが、標高2000m程度の山では、下界の最高気温が30℃が限度だと思う。

　あと、3000m峰でも、昨年のように南アルプスであっても、暑さは異常だと思う。それに比べると、北アルプスは、大分涼しかった。

　自分が南アルプスに行ったのは、２回で、いずれも９月だった。いずれも、下界の最高気温は、31℃程度だったようだ。

●全体の行程が１０時間超で、後半に登り返しがある。
　「CT12時間？んー、行けんじゃね（￣▽￣）」

　こういうのが良くない。全体の行程で、後半の登り返しは、きつい。登りが苦手な人なら、特に。