紅葉の秋は 美術の秋〜原 鵬雲

　 ヤマレコに掲載される山岳写真に ちらほらと紅色、黄色の葉が混じり、下界の都会にも秋の気配が漂い始めました。
今年は「紅葉の秋」の訪れが一週間程、早いのでしょうか。
「紅葉の秋」は「美術の秋」でもあり、各地の美術館恒例の展示や特別展が盛んになります。
各地の美術館の案内から、徳島県立近代美術館の特別展が目に留まりました。

　「西洋美術との出会い 徳島の４人」・１０月５日（土）〜１２月１日（日）

「徳島の４人」〜 　原 鵬雲、井上弁次郎、守住貫魚、守住勇魚〜４人は幕末から明治の画家です。
西欧絵画が浮世絵などの日本美術の影響を受けてジャポニズム様式を生んだように、この時代の日本画も西洋絵画の影響を受けたに違いありません。
日本に洋画のジャンルが定着する迄にどのような変化があったのか、特にその先駆けとなる時代の作品がとても興味深く思われます。

同封の特別展パンフレットには「徳島の４人」の肖像写真がありました。
なかでも、原 鵬雲 の写真が目を惹きます。
文久２年（１８６２）パリで撮影された鵬雲の肖像は、丁髷(チョンマゲ)頭に紋付羽織の正装、大小の刀を携えています。
幕府遣欧使としてヨーロッパ諸国を廻り、パリ滞在中に撮影した写真なのでしょう。
丁髷頭、羽織袴に大小帯刀の遠い異国の侍の姿に、パリの民衆が目を見張った事でしょう。

四国の地には我が憧れの山、未踏峰の石鎚山があります。
松山、今治には昔、幾度となく訪れました。
７〜８年前に松山の民間美術館を訪ね道後温泉に浸かって以来、四国の地を踏んでいません。
今回、出来れば四国路の紅葉見物がてら徳島県立近代美術館の、この特別展を観たいと思っています。
今年の徳島市近郊の紅葉最盛期は、いつ頃になるのでしょうか。ainakaren

＊徳島県立近代美術館ホームページ
〜 http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/

コメント

Mikuni

RE: 紅葉の秋は 美術の秋〜
アイナカさん、mikuniです。

徳島市には、弊社のobがおります。メールにて、ー紅葉の時期を聞いて、ご連絡いたします。

鎌倉の紅葉はいつ頃でしょうか？ 次回は、レコに
焼き鳥の写真ですね。

Ainaka Ren

紅葉の秋は 美術の秋〜
Mikuniさん、こんばんは。
コメント深謝です。

日程はあまり自由にならず、１１月２０日頃の近郊の紅葉が見頃ならいいなぁ〜と思います。
白山以西、月山以北では、西の石鎚山、北の栗駒山が憧れの未踏峰でしたが、もう登ることもないでしょう。
四国の地も最後になるかも知れません。
近郊の紅葉名所を教えて頂ければ嬉しいです。
宜しく。ainaka

firebolt

RE: 紅葉の秋は 美術の秋〜
ainakarenさん、こんばんは。

最近では桜前線と同様に紅葉前線（実況）や予測もネット上で情報収集できます。

例えば、ウェザーニュースですが
　http://weathernews.jp/koyo/
では、11月20日を指定して、見頃と予想されるスポットも表示されますよ。
四国でも見頃になりそうなポイントが幾つも有りますね。

ちなみに30日で検索すると鶴岡八幡宮や源氏山あたりも入ってきますね 。
楽しみです。


私も四国に足を踏み入れた事がないのですが、石鎚山は11月上旬に登りたいと思っています。

Ainaka Ren

紅葉の秋は 美術の秋〜
fireboltさん、こんばんは。
コメント深謝です。

そうですねぇ〜
その手もありますね。
徳島市近郊で１１月２０日頃に見頃の場所を見ればいいのですね。

鎌倉も同じ方法で見頃や場所が判りますが、獅子舞渓谷だけは地形の特殊性から１２月１０日頃がピークで、そのピークの色調の出来、不出来が年によって大きな差が生じる特徴があり微妙です。
銀杏の黄色が同時になり楓の色が深い年は夢のような風景になります。
私も２回しか遭遇していません。

今年の計画は７日が候補日ですね。
天候に恵まれ夢のような紅葉になりますように願っています。
呑み会１次２次は紫陽花呑み会と同じでいいかしら〜？ ren
＊過去の獅子舞１２月１０日２例（平年並み）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-155045.html ２０１１年１２月１０日
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-90366.html ２０１０年１２月１０日