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この「あぶないですから」に違和感があるとすれば、「形容詞+です」の表現は日本語として正しいのかという論点になります。本当に「正しい」日本語だと、ここは「危のうございますから黄色い点字ブロックの・・・」となるのかもしれませんが、時代劇じゃあるまいしですよね。
結論からいうとこの「形容詞+です」は昭和27年の国語審議会で「使ってもいいことにしよう」と許容された表現なのだそうです。
では「危険ですから黄色い点字ブロックの・・・」はどうか。こちらは問題のない日本語です。なんであえて「あぶないですから」という若干微妙な表現を使うのだろう?
あるウェブサイトになるほどという内容が載っていました。
「あぶないですから」に違和感を持ってしまう人は、「あぶないですから」というアナウンスが流れると「ん?」と耳を傾けます。
注意喚起の放送はまさにこの「ん?」が目的であって、聞き流されては意味がありません。
「あぶないですから」という微妙な表現をあえて使用しているのは、こういう理由があるんじゃないかと、そのサイトではいっています。なるほどね。
もっとも、注意させるのが目的なら、やっぱり「危のうございますから黄色い点字ブロックの・・・」と放送して、「時代劇じゃねーよ!」と突っ込ませるほうがよいのでは?
※写真は高輪ゲートウェイ駅です
ら抜き言葉、山関連では急坂(私はキュウハンが正しいと思っています。)を天下のNHKがグレートトラバース等でキュウザカと連呼しているのを聞く度に苛々してしまいます。重箱読みするのかよ、と。確かに危ないですからという表現、言われてみると良くないですね。危険ですから、と修正して欲しいです。
24cさん、こんばんは。
「きゅうざか」だと思ってました。調べてみると「きゅうはん」ですね。
テレビで「きゅうはん」というと、旧版、旧藩、級班などと間違われてしまうからかもしれません。「きゅうざか」なら急坂以外には聞こえませんから。
テレビだと内閣の首長を「首相」とは言わないです。主将や殊勝と間違われないようにでしょう。なんと呼ぶかというと「総理大臣」です。
返信コメント、ありがとうございました。
法律用語で施行は正しくはシコウですが試行等と聞き間違いをしやすいので、セコウも使われているのと同じともいえます。
私はできるだけ急登(キュウトウ)と表現しています。苦しい時は喘登(ゼントウ)を使います。
登坂はトウハンもしくはトハンといい、決してトウザカとは読みませんから、やはりキュウザカを私は首肯できません。
急坂と書くときはルビを入れるようにしています。
大先輩の辿り残された山行記録を参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
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