ひとつめはドイツのノーベル文学賞作家ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」。もうひとつはドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」。
「ブリキの太鼓」は読者好きに勧められて読んだのだけれど、なにかの嫌がらせ?と感じるくらい読みづらくて挫折。
「カラマーゾフの兄弟」は、村上春樹のウェブサイト「村上朝日堂」に「カラ兄読了クラブ」というのがあり「カラ兄」を読破すると会員になれるというネタがあったのだけど、一巻の途中で挫折しました。
あ、もうひとつ。源氏物語(当然現代語訳)も明石のあたりで挫折したなぁ。角田光代訳は読みやすいのだろうか。
山行や日記に硬軟があり、いつも楽しく拝見しつつ、参考にさせていただいています。
外国文学、日本の古典ともに、現代日本語で読むためには、翻訳が必須ですよね。
原著が執筆された時に選ばれた単語や文脈は、必然で不変なもので、尊重すべきものであるのは、間違いないと思います。
翻訳書は、時代、背景が異なった時期に、その時々の言葉、文脈で訳されているので、賞味期限があるものと割り切っています。
おっしゃる通りです。できれば原語で読みたいですね。でも、原語で読めるのは、古語だと歌まで。外国語だと英語で、簡単なものか好きなミステリーまでです。
はじめまして。
光文社の古典新訳文庫は非常に読み易いです。
批判も多いですが、亀山郁夫訳も安岡治子訳も訳が新しい分、読み易いです。
源氏物語も同じ理由で角田光代の源氏物語もドラフト版でしたが読み易かったです。
翻訳本は格調より読み易さだと思います。
カラマーゾフの兄弟も面白いですが、悪霊も発表当時発禁にされた「ホーチンのもとで」を解説した別巻まで読むと俄然面白くなります。
北条民雄も「ホーチンのもとで」が欠落したドストエフスキー全集をむさぼり読んだと思うと考えてしまいます。
また、カラマーゾフの兄弟の後に埴谷雄高の「死霊」を読むと結構面白いです。
源氏物語は、後に現代語訳されたものほど意訳という批判があるみたいですね。
考えてみると、ドストエフスキーって一冊も読んでないかもしれません。ロシア作家の作品で、読めたのは短い初恋(ツルゲーネフ)くらいなかぁ。
ハーマン・メルヴィルの白鯨は、なんとかがまんして読みました。
結局、読書家ではないんだなぁ。書いていただいたことは参考にさせていただきますm(_ _)m
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