世の中には「18きっぱーの難所」と呼ばれるところがいくつかあります。ご存知のように18きっぷは普通列車のみに有効で、特急列車などに乗る場合は特急料金の他に普通運賃を支払わなければなりません。つまり、普通列車の少ない区間が難所になります。
わたしの知る限り、難所の2位はJR北海道の石北本線上川-白滝間。下りは上川11:00発の遠軽行きが始発で、最終は15:41の快速北見行きの1日2本。上りは白滝12:22発(始発)と14:28発(最終)の2本のみ。なお、この区間37.3kmは、日本における駅間最長距離です。
1位は、たぶんJR九州の日豊本線重岡-延岡間。延岡からの上り普通列車は、6:10発佐伯行きの次は20:07発佐伯行きまで14時間近くありません。そして重岡発の下り列車は6:47発延岡行きの1本のみ。
通学需要もないに違いない。18きっぱー以外の利用者いるのだろうか?
首都圏発の電車で23:50発の電車とかも
今の在るのかな〜
ムーンライト長良とか、ムーンライト信州とか、24:00を越えた所までの普通乗車券が必要だと思いましたけど😅
たしかに、むかしムーンライトながら(もっと昔は大垣夜行)に乗るとき、18きっぱーは0時を過ぎる駅まで普通乗車券を買って18きっぷをセーブしてましたね。たしか小田原あたりが0時を過ぎる駅じゃなかったかと🤔
昭和の時代から18切符(当時は紙の5枚綴りで切り離して使えて便利でした)を利用してますが、夜行普通列車の廃止、地方の普通列車の減便、新幹線開業による三セク化などで近年は昔に比べてかなり使い勝手が悪くなってきてます。仰せの2位と1位の場所も減便に次ぐ減便の結果ですよね。もっともあそこは昔から難所ではあったと思いますが。
自分的には、東北本線の黒磯以北が便数はそこそこあるものの、新白河と白石でさらに分断されて小間切れダイヤになってしまったことがちょっと残念ですかね。
まあ、経営側もニーズに合うダイヤを構成するのはあたりまえの話で、18キッパーのためのダイヤなんてのはあり得ないでしょうから、致し方ないことです。
地方ダイヤに合わせて計画を練るしかないですが、近年はすべて18切符というのは諦めて、便の少ない区間だけ特急利用なんてこともよくやります。でも、そうするともはや18キッパーとは言えないでしょうかね(^^;
上川-白滝は特急が3本走っているので、その点を気にしなければ越えられますね。重岡は特急停車駅じゃないから、ここを特急で通過するのはちょっと残念な気持ちになるかもしれません。特急の本数は1〜2時間に1本あるのでまあまあ便利ですが。
いまの青函トンネル通過も、18きっぱーにはちょっと残念かも。
信越本線横川-軽井沢間は、北陸新幹線(当時は長野まで)が開通した1997年に廃止されました。整備新幹線開業で並行在来線が、一部とはいえ廃止になったいまのところ唯一の事例です🤔
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