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JRの運賃には特例があって「大都市近郊区間」では、その区間内で移動が完結する場合「最短経路」で運賃を計算します。いいことのようにも見えますが「大都市近郊区間」内の移動の場合、途中下車不可で有効期間は1日です。
JRの運賃は長距離逓減制で、長い距離の切符の方が割安です。たとえば、東京から松本へ行く間に甲府に用があって途中下車するケースだと、東京-甲府間は2,310円。甲府-松本間は1,980円で、合計4,290円。東京-松本間の運賃は4,070円なので、甲府で途中下車できれば4,070円で行けるところ、220円割高な運賃になってしまうのです(初乗り運賃を2回とられるということもある)。
このケースの場合、東京から大糸線北松本までの切符を買えば、切符の有効期間は3日間で、甲府(じゃなくても東京都区内でなければどこでも)で途中下車ができます。運賃は松本までと同じ4,070円。2025年以降は、この手が使えなくなります。
で、小さい声で言います。
「新幹線利用は除く」というルールがあります。切符を買わなければなりませんが、一部区間を新幹線経由にすればあら不思議。
例えば東京(新幹線)上野(在来線)新宿(在来線)松本とルート指定すれば甲府で途中下車が可能になります。新幹線に乗る必要はありませんし、上野経由で行く必要もありません。
新幹線利用は、上越線や東北線なら思いつくけれど、中央線では想定外でした!もしや時刻表検定で「時刻表博士」を取りましたね🧐
「時刻表検定」ってあるんですね。単にお得🉐が好きなだけなんです。
一応プロの端くれなのですが、ずっと海外畑なので時刻表に触れることはほとんどありません。でも最近の若いのは時刻表を触った事もないと、窓際で偉そうに座っているだけのオヤジ(自分ですけど)は苦虫を潰しています。
総合旅行業務取扱管理者試験に時刻表は出るのではないかと思うけれど、いまの若者には厳しいでしょうね。
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