リコーのコンパクトデジタルカメラにGRシリーズがあります。GR IIIは2019年、GR IIIxは2021年発売。スマホカメラの才能がよくなった現在でも販売好調で、いま注文しても手に入るのは4ヶ月後。どちらも値段は12万円以上する、単焦点レンズ(ズームレンズではない)のカメラです。
リコーは、前述のPENTAX K3 Mark IIIにモノクローム専用機を出してきました。ふつうのカメラでもモノクロ写真は撮れます。でも、カメラに詳しい友人に訊くと、赤、緑、青の光の3原色を混ぜて作った黒と、最初から黒しかないのとでは同じ黒でも違う(のではないか)ということです。
更にリコーは、このほどフィルムカメラを開発中であることを発表しました。フィルムカメラは若年層を中心に人気が再燃しているそうです。若いひとの間でアナログのLPレコードが流行っているのと同じ感覚でしょうか。
ミラーレス機に背を向け、モノクロ専用機やフィルムカメラを開発するリコー。なかなかとんがったメーカーです。
PENTAX「フィルムカメラプロジェクト」製品化に向けた開発移行のお知らせ
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240301_039652.html
最近のカメラづくりに少々疑問を感じています。モノクロームやフィルムカメラの開発などです。従来の技術を否定するつもりはありませんが、エンジニアの思い込みや一部のマニアックなユーザーのことしか考えてないように思います。売れ行きは長続きしないだろうと予想します。
ミラーレスやAF性能でライバルメーカーに大きく水をあけられています。厳しい見方をすると、他社に勝てないから設備投資ができないから従来技術を磨くことでユーザーを惹きつけているように思えます。多くのユーザーに支持されるような製品開発ができていないと思うのです。
ペンタックスの得意技術は小型軽量、ボディ内手ぶれ補正、高感度+ノイズ低減、アストロレーサーなどです。それらを活かした新しい撮影機能を期待します。例えば、三脚も合成も不要で手軽に星景写真が取れたら画期的だと思います。ユーザーが驚くような新技術を期待します。
レンズ数本に三脚まで持って登るのはすごいですね。おっしゃる通りPENTAXの一眼レフは小型軽量。防塵防滴で、登山に持ってこいです。実際、山で見かけることの多いカメラです。
しかし、もうトシなので縦走に一眼レフはキツい。GR IIIかGR IIIxが欲しいけれど、4ヶ月待ちというので躊躇しています。
おはようございます。
独自路線を行くリコー・ペンタックスという感じですね。
GR人気ありますね。購買層が気になります。
フィルム時代からGR信者みたいな人達はいて、確かレンジファインダー用のGRレンズも出てた様な気がします。
当時の販売価格が90000円くらいだったと記憶してますので、もし銀塩判が新たに販売されたら価格はいくらになるんだろう?と気になります。
リコーが開発しているフィルムカメラはハーフサイズプリントだそうです。ハーフサイズというとオリンパスPENを思い出します。当時のハーフサイズはフィルム代の節約が目的でしたが、今回のハーフサイズは縦位置をデフォルトにしたかったのだと思います。若者はスマホカメラの縦位置に慣れているので。
>スマホカメラの縦位置
なるほど!
納得しました🙋
祖父から譲り受けたSV以来、ペンタックスを愛用し続けている者です。
その後、LXを購入してMFレンズは無論、SFシリーズやZシリーズ用のAFレンズ、マウントアダプターを介して旧式のタクマーレンズをはじめとする様々なM42マウントレンズを装着して楽しんできました。
今所有しているK-70でも、デジタル用だけではなく、KA、KAF、KAF2マウントのフィルムカメラ用レンズでも撮影して山行記録にもアップしています。
リコーに吸収されたとはいえ(リコーにKAマウントを公開しなかったのが間違いのもとだったのかな?…)、一眼レフの技術を確立させたペンタックスのブランドは残っているわけですから、トコトン一眼レフにこだわり続けていただきたいと思っています。
PENTAXは旧マウントのレンズもアダプターを介さずに使えるのだそうですね。今後も、少品種だろうけれど続けてもらいたいものです。個人的には、GRの後継機種はいつ出るの?といったところです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する