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童謡「こいのぼり」が作られたのは1931年(昭和6年)頃。朝ドラ「虎に翼」を見ていてもわかりますが、その頃は社会的に男性が強い時代だったからでしょう。
20年後の1951年(昭和26年)まど・みちお作詞の童謡「ぞうさん」になると歌詞にお父さんは出てきません。ぞうさんは誰が好きなのか訊かれて「あのね かあさんが すきなのよ」と答えます(しくしく)。
子どもに「こいのぼりの絵を描いて」と言うと、たいていこいのぼりが横向きに泳いでいる絵を描きます。でも、そのような状態のこいのぼりを見たことのある子は少ないはずです。こいのぼりは、風のない日は旗竿にだらんとぶら下がっているし、なびくくらい風が強い日は仕舞われてしまうからです。
外国人にこいのぼりは不思議に見えるそうです。「なんでサカナが空を泳いでいるんだ?」。今日もたくさんの外国人観光客が、日本のあちこちで「?」と思っていることでしょう。
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