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Yamareco

記録ID: 1226843
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 全山縦走(小淵沢〜蓼科山) 敗退

2017年08月14日(月) 〜 2017年08月15日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:46
距離
43.9km
登り
4,083m
下り
3,288m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:36
休憩
0:53
合計
7:29
距離 19.4km 登り 2,625m 下り 800m
9:16
60
10:16
10:21
42
11:03
11:06
31
11:37
25
12:02
12:03
45
12:48
13:04
14
13:18
13:20
5
13:25
13:26
4
13:30
17
13:47
13:48
11
13:59
9
14:08
5
14:13
14:16
1
14:17
14:18
1
14:19
14:22
2
14:24
15
14:39
18
14:57
14:58
14
15:12
15:16
55
16:11
16:19
3
16:22
4
16:26
16:30
1
16:31
14
2日目
山行
8:03
休憩
0:49
合計
8:52
距離 24.5km 登り 1,446m 下り 2,503m
6:07
4
6:11
6
6:17
6:19
9
6:28
6:32
2
6:34
6:38
1
6:39
6:40
5
6:45
6:48
6
6:54
4
6:58
7:00
9
7:09
8
7:17
7:20
12
7:32
7:34
23
7:57
19
8:16
6
8:22
8:23
5
8:28
11
8:39
8:43
2
8:45
8:46
6
8:52
24
9:16
8
9:24
7
9:31
3
9:34
9:35
38
10:13
10:17
11
10:28
10:31
31
11:02
11:06
3
11:09
11:10
9
11:19
11:22
10
11:32
28
12:00
15
12:15
12:17
17
12:34
5
12:39
8
12:47
15
13:02
13:03
3
13:06
13:08
6
13:15
13:16
34
13:50
12
14:02
13
14:59
竜源橋
天候 曇りときどき雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:
9:00 小淵沢着
11:00 観音平着
帰り:
15:43 竜源橋よりアルピコバス乗車
17:00 茅野駅着
コース状況/
危険箇所等
●区間ごと
小淵沢〜観音平:
ハイキングコースまでは歩道のある道路。
ハイキングコースからは草道。時折膝上程度の草に足を突っ込む。
編笠山:
ピークは丸い岩で覆われている。
標識を見ないと誤った斜面を降りてしまうことになりかねない。
権現岳前後:
八ヶ岳縦走路で最も難しいと思った箇所。
特に長いはしごは、自分も含め高所恐怖症の方にはおすすめできない。
北八ヶ岳全般:
登山道は慢性化していると思われる水たまりと大きな丸岩、簡易的な足場(丸太、小石。ただしよく滑るし沈む)のオンパレード。迂回路の道があったりもするが、結局水たまりは避けられず泥まみれになる。
その他周辺情報 とにかくバスの本数が少ないので、確実に間に合うように。
間に合わない場合はタクシー(電話が通じない場合は呼べない)か、徒歩(20km)となり登山後の疲弊した体には非常に厳しいと思われる。

バス停:
麦草峠
蓼科山登山口
小淵沢からスタート
猫ちゃんのお出迎え。
思わず手を出して撫でようとしたら「シャー!!」
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小淵沢からスタート
猫ちゃんのお出迎え。
思わず手を出して撫でようとしたら「シャー!!」
道路を8kmほどあるくと観音平へのゲート
さらにしばらく歩く
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道路を8kmほどあるくと観音平へのゲート
さらにしばらく歩く
車道でも観音平へいけますが、観音平へのハイキングコースへ
車道でも観音平へいけますが、観音平へのハイキングコースへ
道は明瞭ですが、この時期は草が覆い茂って足に絡みつく
道は明瞭ですが、この時期は草が覆い茂って足に絡みつく
観音平着。ここまで10km、小淵沢から標高700mほど上がっている。
今日は八ヶ岳最高峰の赤岳2899mを目指します。
観音平着。ここまで10km、小淵沢から標高700mほど上がっている。
今日は八ヶ岳最高峰の赤岳2899mを目指します。
出だしは笹多め
歩きやすい貴重なトレイル
歩きやすい貴重なトレイル
押手川に近づくと登山道に水が流れてくる。
押手川に近づくと登山道に水が流れてくる。
立派なおもち…!!
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立派なおもち…!!
編笠山へ向かう道中
ゴーロからのはしご
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編笠山へ向かう道中
ゴーロからのはしご
しばらく登ると樹林帯を抜け、展望が。
しばらく登ると樹林帯を抜け、展望が。
編笠山着
地形図を見ると頂上は円錐型であり、遠くから見ると編笠のようにみえるはず。
あいにく本日は曇天のため遠景は拝めず
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編笠山着
地形図を見ると頂上は円錐型であり、遠くから見ると編笠のようにみえるはず。
あいにく本日は曇天のため遠景は拝めず
広いピーク。
編笠山の次は青年小屋経由で権現岳を目指す
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編笠山の次は青年小屋経由で権現岳を目指す
青年小屋についてから、水を汲みに乙女の水へ。
ついてみると、「煮沸してのむこと」との注意書き。
要は自己責任。結局手だけ洗い、ルートへ戻る。
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青年小屋についてから、水を汲みに乙女の水へ。
ついてみると、「煮沸してのむこと」との注意書き。
要は自己責任。結局手だけ洗い、ルートへ戻る。
権現岳へ。岩稜帯でガレガレのルンゼ
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権現岳へ。岩稜帯でガレガレのルンゼ
それなりの岩登りが続き気が抜けない。
個人的に、八ヶ岳山行の難所は権現岳前後の登山道だったように感じる。
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それなりの岩登りが続き気が抜けない。
個人的に、八ヶ岳山行の難所は権現岳前後の登山道だったように感じる。
がれた斜面のトラバース道
トレランシューズは登山靴に比べ岩場での踏ん張りが効かず結構おっかない。
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がれた斜面のトラバース道
トレランシューズは登山靴に比べ岩場での踏ん張りが効かず結構おっかない。
両手足使って三点支持で登っていく本格的な鎖場
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両手足使って三点支持で登っていく本格的な鎖場
権現小屋
小屋から少し上り、権現岳着
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小屋から少し上り、権現岳着
噂に聞く難所、61段のはしご
はしごをつかむ腕が無駄に力む。高所恐怖症の自分にはだいぶきつい箇所
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噂に聞く難所、61段のはしご
はしごをつかむ腕が無駄に力む。高所恐怖症の自分にはだいぶきつい箇所
旭岳へ向かう縦走路。
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旭岳へ向かう縦走路。
あれが目指す赤岳。キレットからの岩場の登り返しはどの程度のものか。
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あれが目指す赤岳。キレットからの岩場の登り返しはどの程度のものか。
キレット斜面に群生するコマクサ
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キレット斜面に群生するコマクサ
本当に赤岳山頂に山小屋があるのだろうかと思うほど、険しくみえる
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本当に赤岳山頂に山小屋があるのだろうかと思うほど、険しくみえる
キレットからの登り返しが始まる
キレットからの登り返しが始まる
ガレガレの道
目印を頼りに岩場を登っていく。
目印を頼りに岩場を登っていく。
もう少し?
尾根まで登ってきました。
ここからは尾根伝いで赤岳ピークを目指します。
尾根まで登ってきました。
ここからは尾根伝いで赤岳ピークを目指します。
高度のある場所での岩場は体力的に結構きつい。
高度のある場所での岩場は体力的に結構きつい。
先が見えないほどのガスに包まれた場合、進退が悩ましいだろうなと感じる。
先が見えないほどのガスに包まれた場合、進退が悩ましいだろうなと感じる。
怖い思いをしながらも赤岳着です。
時間も結構ギリギリで、天候が悪化した場合を考えるともっと余裕をもって行動すべきでした。
怖い思いをしながらも赤岳着です。
時間も結構ギリギリで、天候が悪化した場合を考えるともっと余裕をもって行動すべきでした。
気になるがあっちまで行く余裕はない。
気になるがあっちまで行く余裕はない。
本日の宿を目指し下りる。
17:00に山小屋に到着し、本日の行動は終了。
本日の宿を目指し下りる。
17:00に山小屋に到着し、本日の行動は終了。
二日目の朝
夜に降り続いた雨は一旦一段落。
二日目の朝
夜に降り続いた雨は一旦一段落。
朝日は拝めませんでしたがやはり山で迎える朝は気持ちいい。
朝日は拝めませんでしたがやはり山で迎える朝は気持ちいい。
赤岳へ登る人も多いようです。
私は北へ・・・
赤岳へ登る人も多いようです。
私は北へ・・・
地蔵の頭
二十三夜峰
二十三夜峰と赤岳
二十三夜峰と赤岳
赤岳と阿弥陀岳
噂には難所と聞いていたが、権現岳付近に比べれば特に難しくはない。
噂には難所と聞いていたが、権現岳付近に比べれば特に難しくはない。
硫黄岳山荘で500mlペットボトルを一本購入(400円)
硫黄岳の上りはケルンとポールを頼りに広い尾根道を行く。
硫黄岳山荘で500mlペットボトルを一本購入(400円)
硫黄岳の上りはケルンとポールを頼りに広い尾根道を行く。
硫黄岳着
爆裂火口見たかった
爆裂火口見たかった
硫黄岳をつづら折りに降りて夏沢峠へ向かう。
硫黄岳をつづら折りに降りて夏沢峠へ向かう。
北八ヶ岳の雰囲気が出てきた。
北八ヶ岳の雰囲気が出てきた。
去年行けなかった東天狗岳へ。
去年行けなかった東天狗岳へ。
若干怖いと思う鉄製の橋
若干怖いと思う鉄製の橋
東天狗岳着
先を急ぐので遠景で
東天狗岳着
先を急ぐので遠景で
天狗から中山の道は大きな岩が多く歩き辛い。
天狗から中山の道は大きな岩が多く歩き辛い。
以降、岩、水たまり、岩のような場所が多い。
特にこの辺の岩はとても大きく滑りやすいため注意が必要。
以降、岩、水たまり、岩のような場所が多い。
特にこの辺の岩はとても大きく滑りやすいため注意が必要。
二足歩行ですっ転んで致命傷を追わないよう、注意深く歩く。
最優先は怪我をしないこと。
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二足歩行ですっ転んで致命傷を追わないよう、注意深く歩く。
最優先は怪我をしないこと。
中山ピーク
相変わらずガスってる。
中山ピーク
相変わらずガスってる。
高見石小屋への下り。
気を抜くと足を持ってかれる。
高見石小屋への下り。
気を抜くと足を持ってかれる。
去年、高見石小屋に泊まったときに歩いた道。
ゆっくり苔観察でもしながら歩きたいところです。
去年、高見石小屋に泊まったときに歩いた道。
ゆっくり苔観察でもしながら歩きたいところです。
岩も丸太も滑る滑る。大きな怪我こそしてませんが、何度かすっころんだし、膝もぶつけている。
岩も丸太も滑る滑る。大きな怪我こそしてませんが、何度かすっころんだし、膝もぶつけている。
高見石小屋。
天候が悪いため小屋横の高見石はスルー
高見石小屋。
天候が悪いため小屋横の高見石はスルー
丸山ピーク
しばらく降りてきて麦草ヒュッテが見えてきた。
登山道はそれはもう水たまりがすごかった。
しばらく降りてきて麦草ヒュッテが見えてきた。
登山道はそれはもう水たまりがすごかった。
麦草ヒュッテ
麦草看板
予備も含めてスマホの電池が少ないため、以降写真が減ります。
麦草看板
予備も含めてスマホの電池が少ないため、以降写真が減ります。
全山縦走の目標のため、頭のなかで何度もバスの時間に対する、目標タイムを計算。
そうして気持ちが浮つくとすっ転ぶ。
全山縦走の目標のため、頭のなかで何度もバスの時間に対する、目標タイムを計算。
そうして気持ちが浮つくとすっ転ぶ。
縞枯山の縞枯
分岐点
北横岳ヒュッテ最短ルートはロープウェイ方面
分岐点
北横岳ヒュッテ最短ルートはロープウェイ方面
縞枯山荘
この辺の雰囲気は霧ヶ峰のような観光地に近いように思う。
縞枯山荘
この辺の雰囲気は霧ヶ峰のような観光地に近いように思う。
坪庭の苔
観光客と登山客が半々程度
坪庭の苔
観光客と登山客が半々程度
登り返して北横岳南峰
登り返して北横岳南峰
北横岳北峰
亀甲池
雨が本格的に降っている。登山道はほとんど水たまり。
亀甲池
雨が本格的に降っている。登山道はほとんど水たまり。
軽い渡渉
川ではなく登山道となります。
結局、蓼科山の登山口(将軍平)まで来たが、帰りのバスの時間と天候、獲得標高と距離を考え、今回は山頂には行かず竜源橋(ビーナスライン)方面へ向かい、2日に渡る山行を終了とした。(あまり歩かれない道なのか道が埋まるほどの笹薮だった・・・)
川ではなく登山道となります。
結局、蓼科山の登山口(将軍平)まで来たが、帰りのバスの時間と天候、獲得標高と距離を考え、今回は山頂には行かず竜源橋(ビーナスライン)方面へ向かい、2日に渡る山行を終了とした。(あまり歩かれない道なのか道が埋まるほどの笹薮だった・・・)

装備

個人装備
500mLペットボトル speed cross4 shotz(ベリー)
備考 ●山行について
いつかやりたいと思っていた八ヶ岳全山縦走。
丹沢である程度歩き慣れたので、一泊二日程度なら十分歩けると過信していた。
実際は、八ヶ岳にはその山域の特性があり、丹沢にはない岩場や難路、登山道の慢性的な濡れ、大きな岩などのため、普段の歩行速度で登山をやることができなかった。
天候や計画不足も相まって、最後の蓼科山ピークを踏むことができなかった。

●反省点
下山後に40分ほどバスを待つことになってしまったが、雨が本降りとなり非常に寒い思いをした。
濡れた衣服を脱いで、持参した雨具(ゴア)を上下に着込むと、雨濡れと風から逃れることができだいぶ状況が改善した。
登山中は着なくても不足の自体に備え雨具は絶対に持っていくべきだと痛感した出来事である。
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コメント

お疲れ様です。
先日ほとんど同じコースを歩きました。
道の悪い感じとか、よくわかります。お疲れ様でした。
2017/8/17 12:31
Re: お疲れ様です。
コメントありがとうございます!
ヤマレコ拝見しました。八ヶ岳全山踏破おめでとうございます!自分もいつかやれるよう頑張ります(^o^)
2017/8/21 23:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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3/5
体力レベル
4/5

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