天城山 そして北岳〜白峰中岳〜間ノ岳

2017年08月21日(月) 〜 2017年08月24日(木)

• GPS: 23:39
• 距離: 36.6km
• 登り: 3,370m
• 下り: 3,703m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:28

4:40 天城高原駐車場ハイカー専用
5:04 5:05 四辻
5:54 5:54 万二郎岳
6:15 6:15 馬の背
6:30 6:30 石楠立
7:00 7:01 万三郎岳
7:06 7:07 万三郎岳下分岐
7:32 7:32 戸塚山（小岳）
8:08 8:08 戸塚峠
8:57 9:00 白田峠
9:02 9:02 八丁池
10:00 10:04 展望台
10:06 10:06 八丁池公衆トイレ
11:03 11:04 向峠
12:01 12:02 天城峠
12:08 旧天城トンネル北口園地

2日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:44

11:27 広河原インフォメーションセンター
11:33 11:33 広河原・吊り橋分岐
11:36 11:36 広河原山荘
11:51 11:51 白根御池分岐
14:11 白根御池小屋

3日目

• 山行: 9:02
• 休憩: 2:23
• 合計: 11:25

4:47 白根御池小屋
5:59 6:11 草すべり分岐
6:19 6:25 小太郎尾根分岐
7:01 7:07 北岳肩ノ小屋
7:15 7:28 両俣分岐
7:46 7:58 北岳
8:15 8:15 吊尾根分岐
8:30 8:32 トラバースルート分岐
8:55 9:16 北岳山荘
9:50 9:56 中白根山
10:55 11:16 間ノ岳
12:05 12:06 中白根山
12:36 12:53 北岳山荘
13:16 13:17 トラバースルート分岐
13:35 13:43 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
13:55 14:10 八本歯のコル
15:45 15:47 大樺沢二俣
16:12 白根御池小屋

4日目

• 山行: 1:52
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:53

7:11 白根御池小屋
8:50 8:51 白根御池分岐
8:59 8:59 広河原山荘
9:02 9:02 広河原・吊り橋分岐
9:04 ゴール地点

天候

曇り時々雨時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

8/20 16:04

【前夜夕方】バスで天城山の起点に到着。入口を下見

8/20 16:04

コースマップ

8/20 16:37

駐車場の脇でこっそりテント泊。車も5台程いる

8/21 4:35

【1日目】トイレ完備。いつの間にか車が帰りひとりぼっち…

8/21 4:39

夜明け前に出発

8/21 4:57

四辻

8/21 5:26

やっと明るくなってきた

8/21 5:56

万二郎岳到着

8/21 6:14

馬の背はさほど危険箇所じゃなかった

8/21 6:23

樹林帯を歩く

8/21 7:09

天城山（万三郎岳）到着。まだ誰とも会わない

8/21 7:17

展望はこれだけ

8/21 7:19

一般はココでループするが、縦走は突き進む

8/21 7:32

しばし休憩

8/21 7:43

小岳

8/21 8:18

戸塚峠

8/24 19:48

何かの巣を踏んで虫に刺された。4箇所がこの状態

8/21 8:59

白田峠で虫刺されの応急処置

8/21 9:46

やっと八丁池到着

8/21 9:47

天城越えの瞳と言われているらしい

8/21 10:52

再び樹林帯へ

8/21 10:57

水音がすると思ったら、わさびの栽培。ゴールの天城峠は近い

8/21 11:50

これが標識に出ていた天城峠…しかしゴールではなかった

8/21 12:00

旧道のトンネルまで10分

8/21 12:01

今も現役で使われている

8/21 12:01

コース図

8/21 12:08

先程の峠からバス停のある天城峠まで20分かかった。この後甲府へ移動しビジネスホテル泊

8/22 8:49

【2日目】4:30始発と思ったら、盆明けから始発9:05に変更。白根三山縦走は無理か…

8/22 11:26

バスに2時間揺られて広河原に到着

8/22 11:29

バスが遅れ11：30からやっと北岳に向けて出発！

8/22 11:29

お決まりの吊橋

8/22 11:29

吊橋から下を覗く

8/22 11:30

8/22 13:35

あのへんが北岳？

8/22 13:46

急登を終え高山植物が咲くトラバース

8/22 13:47

8/22 13:48

せせらぎに癒やされる

8/22 14:12

夕方雷雨と言うので、白根三山縦走を断念して、白根御池小屋にテント泊

8/22 14:37

テント設営。まずは山小屋で生中一杯！

8/22 14:41

北岳は雲の中。この時間から登る人もいる

8/22 16:58

夕方雷雨にはならず小雨だった

8/22 17:00

8/23 4:44

【3日目】雲が切れている

8/23 5:12

朝焼けも見える

8/23 6:03

草スベリから登頂

8/23 6:06

熊出没というので、熊鈴をつけならが登る

8/23 6:24

しかし上はガスっている

8/23 7:02

北岳肩ノ小屋でしばし休憩

8/23 7:22

昨年から待ち続けた北岳がすぐそこに

8/23 7:32

しかし何も見えない…

8/23 7:33

ブロッケン現象出現！

8/23 7:33

僅かに雲が切れる

8/23 7:33

中白根岳か？

8/23 7:33

またガスる

8/23 7:48

8/23 7:51

日本で二番目に高い頂　北岳到着

8/23 7:52

これが山頂の眺望…

8/23 7:53

8/23 7:54

おお、一陣の風が雲をはらう！！

8/23 8:34

次があるので早々に間ノ岳を目指す

8/23 8:38

晴れてきた〜〜北岳山荘が見える

8/23 8:38

心地よい尾根歩き

8/23 8:38

風が強くコロコロと天気が変わる

8/23 8:40

富士山のお出まし！

8/23 8:40

富士山を横目に歩く天空の回廊を求めてここ迄来たんだ！

8/23 8:40

佳きかな　佳きかな

イワヒバリのお出迎え（中央）

8/23 9:34

まずは中白根岳へ

8/23 9:34

また雲が沸き立つ

8/23 9:46

振り返ると北岳にガス

8/23 9:51

中白根岳で小休止

8/23 10:30

間ノ岳は雲の中

8/23 10:30

雲の上の空中散歩…っとは言い難い

8/23 10:52

間ノ岳山頂と思ったら、まだまだ先だった

8/23 10:52

強風で雲が流される

8/23 10:52

山頂までが結構長い…

8/23 10:56

やっと…

8/23 10:56

木の間岳到着！10人ほどの登山者が昼食を取っていた

8/23 10:56

8/23 10:56

8/23 10:59

白根三山縦走の予定だったが、昨日のバスの時間で遅延したため、ここで引き返す

8/23 10:59

私も早い昼食を取る

8/23 11:00

今回はガスっていたが、山頂のみ雲が切れ、ラッキーだった

8/23 11:12

Uターンだ

8/23 13:15

帰りは北岳山荘から八本歯のコルへ

8/23 13:25

北岳山荘を振り返る

8/23 13:25

間ノ岳は雲に隠れる

8/23 13:25

エグい所です。ガスっていたら怖いだろうなぁ〜

8/23 14:51

残雪。長い長い左股コースに疲れ果てて、足を滑らせ1mほどプチ滑落した。白根御池小屋でご褒美に生中二杯！

8/24 7:11

【4日目】白根御池小屋を撤収

8/24 7:22

来たコースを戻る

8/24 7:23

せせらぎに癒やされる

8/24 7:36

ちょっと休憩

8/24 7:51

8/24 8:13

8/24 8:40

8/24 8:48

ゴールは近い

8/24 9:01

戻ってきました

8/24 9:04

広河原到着！バスの時間まで間があり閑散としていた

撮影機器：

ZenFone 3 SIMフリー ASUS

感想

terra023m

昨年NHKで、白根三山縦走コースを紹介していた。
富士山を横に見ながら、雲の上の尾根を歩きたい！と思い、山岳部で山行を計画したが雨で中止。その後、単独行を計画したが、夜行バスの予約が取れぬまま、夏山シーズンが終わった。

今年はずっと天気をウォッチしていたが、東京の記録的な長雨の余波で、晴れが続かないまま、盆を明けた。
やっとこさの天気で、バスの予約は諦め、青春18切符を使い若者に紛れて鈍行を乗り継ぐ計画だ。
せっかくのJRなので、百名山で独立した位置にある天城山にも、足を伸ばすことにした。

平日とあって天城山の縦走路は、誰一人会うことがなかった。
スケジュールがタイトなので、午前中に天城山を終え、夕方に甲府入りしなければならない。駆け足だったが、13キロの荷物がままならない上、途中毒虫に刺され散々。毒虫の姿が見えなかったので、一瞬「火アリか！」と思って払ったが、パニクって2mほどトラバースを滑落した。
蜂に刺されたような痛みを抑えて山行を続け、天城峠ゴール！っと思ったらバス停はそこから2km先だった。

盆前に計画を立てていたので、北岳は甲府4:30発のバスを予定していたが、盆明けからは9：05が始発に変わっていた。
白根三山の縦走が可能か？夕方は雷雨の予報。
「まぁエエかぁ」なるようになる。

結局一番下の白根御池小屋でテント泊し、翌日身軽になって百名山の北岳・間ノ岳を見てUターンで白根御池小屋に戻ることにした。
結構ガスっていたが、風が強くて目まぐるしく天候が変わる。
頂上だけうまいことく雲が切れて晴れ間が覗いたのは、幸いだった。

帰路はどうしてもパワーダウンし、ヘロヘロで下山するか、しょーもない所で、砂利に足を取られ1mほどプチ滑落した。

今まで近畿の低山ばかりを登ってきたが、フリーになって平日信州まで来て、3000m級の山を登り始めた。
低酸素になれること！15キロの荷物になれること！と身体を鍛えようと思ったが、「61歳でどうすんのよ、歳を考えなさい！」っと言うおしかりの声が、どこからか聞こえてきそうだ。

「頑張ろう！」が合言葉だったが、これからは「無理すんなぁ」だ。
若い頃の苦労は買ってでもしろ！と言われ、貧乏が趣味で、ストイックに生きてきたが、行き帰りは新幹線や飛行機を使い、山小屋止まりで荷物を8キロに抑え、楽な登山をしても良いんじゃない？と思えてきた。

修行僧のように他の人には当たり前のことを、自分に禁じてきたが、年を取ったらからと言って、仙人になる必要もないだろう…