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Yamareco

記録ID: 1255040
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

広河原から白峰三山縦走 農鳥小屋でツエルト泊

2017年09月09日(土) 〜 2017年09月10日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:50
距離
24.3km
登り
2,647m
下り
3,337m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:19
休憩
0:19
合計
7:38
距離 11.0km 登り 2,084m 下り 817m
6:36
8
6:44
80
8:04
8:05
92
9:37
9:38
13
10:12
18
10:30
10:31
13
10:44
10:48
12
11:21
11:28
37
12:05
12:07
59
13:06
13:08
61
14:09
2日目
山行
7:03
休憩
0:03
合計
7:06
距離 13.3km 登り 579m 下り 2,536m
3:42
57
4:39
41
5:20
44
6:04
130
8:14
8:17
133
10:30
17
10:47
1
10:48
ゴール地点
天候 9日:晴れ 10日:稜線はガス
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道路沿いの路肩が広くなった所に停める第1駐車場と、広い第2駐車場があります。
1:30着で第1駐車場は満車だったので第2駐車場に停めました。
簡易トイレ(男用1と男女兼用2)、沢水を引いた手洗い場があります。

5:30の始発バスに乗りたかったので第1駐車場の所にあるバス停まで15分くらい戻りました。
4:30に第2駐車場を出発して15分ほど歩き到着すると5番目で並びました。
第1駐車場のバス停のところの待合所にもきれいなトイレがありました。
バスの料金は1030円+協力金100円で合計1130円です。

この日はバスは2台体制だったので、第2駐車場で待っていた人(半分くらいかな?)は乗れてませんでした。
バスの運転手さんがどこかに電話してましたが、このあとすぐに来たかは分かりません。
コース状況/
危険箇所等
大門沢小屋の前後にある趣のある橋群は曲者です。
濡れてたら難易度がかなり上がります。
幸い乾いてたので難なく渡れました。
第1駐車場にあるバス停。
4:45着で5番目で並べました。
緑色に写ってるのは照明のせいだと思います。
第1駐車場にあるバス停。
4:45着で5番目で並べました。
緑色に写ってるのは照明のせいだと思います。
5時ごろバスがやって来て運転手さんが乗車券を売り始めます。
事前調べで乗車券は1130円と分かっていたのでぴったり持っていきました。
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5時ごろバスがやって来て運転手さんが乗車券を売り始めます。
事前調べで乗車券は1130円と分かっていたのでぴったり持っていきました。
この日は2台体制です。
この日は2台体制です。
第2駐車場のバス待ちの列。
ぎゅうぎゅうに詰めても半分くらいの人たちが乗れませんでした。
15分歩いて戻って正解でした。
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第2駐車場のバス待ちの列。
ぎゅうぎゅうに詰めても半分くらいの人たちが乗れませんでした。
15分歩いて戻って正解でした。
6:25に広河原インフォメーションセンターに到着。
到着した時はそれほど混んでなかったのですが、トイレから出てくると、北沢峠方面からのバスが到着し大混雑。
トイレも長蛇の列だったとか。。
6:25に広河原インフォメーションセンターに到着。
到着した時はそれほど混んでなかったのですが、トイレから出てくると、北沢峠方面からのバスが到着し大混雑。
トイレも長蛇の列だったとか。。
歩き始めます。
北岳は雲の中。
つり橋を渡ります。
つり橋を渡ります。
すぐに広河原山荘に到着。
ボスの自販機の横を通って登山開始です。
すぐに広河原山荘に到着。
ボスの自販機の横を通って登山開始です。
荷物が重いため早々に足の付け根が痛くなる。。
荷物が重いため早々に足の付け根が痛くなる。。
しっかりとした橋。
しっかりとした橋。
だいぶ雲が取れてきました。
だいぶ雲が取れてきました。
急登が続きます。
急登が続きます。
完璧な晴れ。
北岳をアップで。
2
北岳をアップで。
雪渓が見えてきました。
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雪渓が見えてきました。
かなりしんどいので休み休み。
かなりしんどいので休み休み。
雪渓の脇の夏道を登ります。
雪渓の脇の夏道を登ります。
さらに急になります。
さらに急になります。
噂の丸太の階段が現れました。
噂の丸太の階段が現れました。
バットレスに目をやると・・・
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バットレスに目をやると・・・
クライマーが登ってました。
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クライマーが登ってました。
八本歯のコルに到着。
八本歯のコルに到着。
目指す間ノ岳と北岳山荘が見えます。
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目指す間ノ岳と北岳山荘が見えます。
階段に次ぐ階段。
階段に次ぐ階段。
まだ「夏山」って感じですね。
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まだ「夏山」って感じですね。
吊尾根分岐点に到着。
ここに荷物をデポして山頂を目指します。
急に軽くなると足元がオロオロします。。
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吊尾根分岐点に到着。
ここに荷物をデポして山頂を目指します。
急に軽くなると足元がオロオロします。。
10分ちょっとで北岳山頂に到着。
10分ちょっとで北岳山頂に到着。
定番の標識。
肩の小屋方面。
戻って間ノ岳、農鳥小屋を目指します。
戻って間ノ岳、農鳥小屋を目指します。
一番左の山が農鳥岳かな。
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一番左の山が農鳥岳かな。
振り返って北岳。
左奥は仙丈ヶ岳。
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振り返って北岳。
左奥は仙丈ヶ岳。
北岳山荘に到着。
北岳山荘に到着。
絶景です。
中白峰山に到着。
ここから間ノ岳までが日本一長い3000m超の稜線らしいです。
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中白峰山に到着。
ここから間ノ岳までが日本一長い3000m超の稜線らしいです。
八本歯のコルよりちょっと上辺りでヘリコプターがホバリングしてます。
八本歯のコルよりちょっと上辺りでヘリコプターがホバリングしてます。
まだまだ遠い間ノ岳。
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まだまだ遠い間ノ岳。
あれが山頂じゃなかったら心が折れてました。。
あれが山頂じゃなかったら心が折れてました。。
間ノ岳に到着。
標識1
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間ノ岳に到着。
標識1
標識3
これは古い標高のまま。
標識3
これは古い標高のまま。
噂の農鳥小屋が見えてきました。
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噂の農鳥小屋が見えてきました。
農鳥小屋のオジサマとの緊張のファーストコンタクトを終えました。
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農鳥小屋のオジサマとの緊張のファーストコンタクトを終えました。
水場方面のテン場の一番奥の風が弱かった場所に決めました。
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水場方面のテン場の一番奥の風が弱かった場所に決めました。
今夜の寝床。
水場まで下り10分、登り20分。
しんどいけど、とても美味しい。
食事分と翌日の水を確保できました。
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水場まで下り10分、登り20分。
しんどいけど、とても美味しい。
食事分と翌日の水を確保できました。
アーベンロートは見られませんでした。
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アーベンロートは見られませんでした。
沸き立つ雲と、隙間から覗く夕日。
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沸き立つ雲と、隙間から覗く夕日。
東側はずっと雲の中だったけど、この時だけ晴れて富士山が見えました。
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東側はずっと雲の中だったけど、この時だけ晴れて富士山が見えました。
富士山をアップで。
富士山をアップで。
時々ガスに包まれます。
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時々ガスに包まれます。
稜線は西風がそこそこ強くて寒い。
でもテン場は風が穏やかで快適。
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稜線は西風がそこそこ強くて寒い。
でもテン場は風が穏やかで快適。
夜中のおぼろ月。
夜中のおぼろ月。
甲府の夜景。
翌朝、雨音で目が覚めました。
ヤマテン予報を信じてモルゲンロートを見るためにガスガスの中、農鳥岳を目指します。
ペイントがたくさんあるので暗い霧の中でも安心です。
翌朝、雨音で目が覚めました。
ヤマテン予報を信じてモルゲンロートを見るためにガスガスの中、農鳥岳を目指します。
ペイントがたくさんあるので暗い霧の中でも安心です。
ガスの中、西農鳥岳に到着。
ガスの中、西農鳥岳に到着。
不気味な岩峰。
農鳥岳に到着。
う〜ん、ガスガスで何も見えません。。
う〜ん、ガスガスで何も見えません。。
サクサク歩き大門沢下降点に到着。
鐘を鳴らしたら、びっくりするくらい大きな音でした。。
サクサク歩き大門沢下降点に到着。
鐘を鳴らしたら、びっくりするくらい大きな音でした。。
何も見えないので降り始めます。
何も見えないので降り始めます。
ちょっと降りたらガスの下に出たらしいです。
ちょっと降りたらガスの下に出たらしいです。
足元はずっとこんな感じ。
急登で石がごろごろ、木の根がびっしり。
足元はずっとこんな感じ。
急登で石がごろごろ、木の根がびっしり。
橋1
右側が渡れます。
橋1
右側が渡れます。
橋2
真ん中が抜けてます。
橋2
真ん中が抜けてます。
大門沢小屋に到着。
ビールケースのベンチで休憩。
大門沢小屋に到着。
ビールケースのベンチで休憩。
橋3
芸術的です。
これは滑る。
橋4
一番安心して渡れました。
1
橋4
一番安心して渡れました。
上が見えないくらい高い木。
上が見えないくらい高い木。
大門沢コースは基本的に巻き道→ガツンと下降の繰り返しです。
大門沢コースは基本的に巻き道→ガツンと下降の繰り返しです。
橋5
3つともしっかりしてます。
橋5
3つともしっかりしてます。
橋6
右の橋は退役して、左の橋が現役です。
橋6
右の橋は退役して、左の橋が現役です。
橋・・・が無い。
石伝いに渡れます。
橋・・・が無い。
石伝いに渡れます。
橋7
左に傾きつつ大きく揺れます。
橋7
左に傾きつつ大きく揺れます。
橋8
一気に開けます。
橋8
一気に開けます。
振り返って、上の方はガスの中。
振り返って、上の方はガスの中。
橋8
上に掛かってる橋は渡れず、下の丈夫な橋を渡ります。
これで橋は終わり。
これを渡ると舗装路が始まります。
橋8
上に掛かってる橋は渡れず、下の丈夫な橋を渡ります。
これで橋は終わり。
これを渡ると舗装路が始まります。
南アルプス林道まで戻ってきました。
南アルプス林道まで戻ってきました。
無事に帰ってこれました。
広い駐車場は半分以上空いてました。
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無事に帰ってこれました。
広い駐車場は半分以上空いてました。

感想

久しぶりに週末2日間が晴れて風も弱いらしい。
前から狙ってた白峰三山縦走をツエルト泊で行ってきました。
ツエルトなので軽いはずなのですが、それでもザックは13kg弱。
最近は日帰りばかりだったので、軽い荷物に慣れてなまった体が耐えられるか心配です。
いつも重い荷物の時は肩が痛くなるので、スポンジを挟み対策してみました。
結果はスポンジが柔らかすぎたのかあまり変わりませんでした。
今度はもうちょっと固めのスポンジを入れてみよう。

初日は農鳥小屋の鉄の掟で「15時までに到着」というのがあって、それに間に合わせるためにちょっと頑張りました。
広河原のスタートがバスの関係上6時半に決まってしまっていて、コースタイムが約9時間なので普通に行ったら怒られるパターンです。
13kgを背負ってコースタイムの90%を目指します。
その甲斐あってか門限に間に合いました。
しかし、最初から時間を気にして飛ばしすぎたのか、最後はバテバテでした。

農鳥小屋のオジサマは登山者の安全を願って双眼鏡を片手に間ノ岳から下ってくる登山者を監視・・・じゃなくて見守っています。
小屋に近付くとオジサマが定位置に鎮座していらっしゃいました。
緊張のファーストコンタクトは元気よく挨拶。
なんか、学生時代の厳しい先生と対峙してるようでした。。
とりあえずテン場の受付をお願いすると「こっちに来て」と案内されます。
その後は女性が対応してくれました。
ずっとオジサマとのやり取りが続いてたら、この日一番の疲労感だったに違いありません。。

テン場は稜線から東側に一段降りたところにあるので風が弱くて助かりました。
水場は本当に往復30分掛かります。
ちゃんと登山靴で行った方がいいです。
その分、冷たくて美味しい水が手に入ります。
じゃんじゃん出てるので気兼ねなく使えて、頭と顔を洗いました。

翌日はツエルトを叩く雨音で目が覚めました。
期待してたモルゲンロートどころか周りの景色が全く見えないガスガスでした。
しかし、道は非常に整備されていて、ガスの中でも迷うことなく歩けました。
訳も分からず到着した西農鳥岳、かすかな期待が消えた農鳥岳。
あとは大門沢コースを淡々と下るだけです。
途中から晴れてきて暑いことこの上ない。
最後は舗装路を50分ほど歩き第2駐車場に到着しました。

目標だった白峰三山縦走、なんとかやりきりました。
今度は時間を気にしない登山をしたい。。

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技術レベル
3/5
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