新穂高温泉〜水晶岳〜読売新道〜五色ヶ原〜室堂
- GPS
- 78:01
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 4,584m
- 下り
- 3,243m
コースタイム
新穂高温泉5:20-6:30わさび平-8:55鏡平山荘09:10-10:50双六小屋11:20-13:30三俣山荘
9/24
三俣山荘5:40-6:30鷲羽岳6:45-8:30水晶岳8:45-9:30温泉沢の頭-11:10赤牛岳11:45-15:30奥黒部ヒュッテ
9/25
奥黒部ヒュッテ7:50-9:40平ノ渡場10:20-10:30平ノ小屋10:40-13:50五色ヶ原キャンプ場
9/26
五色ヶ原キャンプ場6:15-6:45ザラ峠-7:35獅子岳-8:45富山大学立山研究所9:10-10:30みくりが池温泉
天候 | 9/23 曇り 9/24 晴れ 9/25 晴れのち曇り 9/26 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
室堂[高原バス]美女平[立山ケーブルカー]立山[特急アルペン]新魚津/魚津[特急はくたか]越後湯沢[上越新幹線]- |
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高温泉〜双六小屋:奥丸山への分岐を過ぎ、小池新道に入ると、登りが急になる。ちょいしんどい。 双六小屋〜三俣山荘(巻道ルート):巻道とはいえ、長く続く登り。思いのほかしんどい。 三俣山荘〜水晶岳:鷲羽岳まで急登、その後もアップダウン繰り返し。広々とした尾根歩きもあり。 水晶岳〜赤牛岳:ガレ場多し。大きくて安定感ありそうな浮き石に気をつけて。 赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ:最初は岩場をどんどん下る。樹林帯に入ると苔むす石と根で滑りやすい 奥黒部ヒュッテ〜平ノ渡場:はしごのアップダウン多し。崖にあったりするので、雨の日はちょっと怖いかも。 平ノ渡場〜平ノ小屋:無料の渡船で黒部湖を横断。乗車時間10分くらい。 平ノ小屋〜五色ヶ原:ひたすら登り。とにかく登り。果てることのないのではと思うほど続く登り。いつになったら草原に出るのやら。 五色ヶ原〜室堂:アップダウンの繰り返し。時たま振り返ると五色ヶ原山荘がだんだん小さくなっていくのが分かる。 温泉:みくりが池温泉を日帰り利用。 |
写真
感想
23日(金)からの3連休に1日プラスして、3泊4日で北アルプス縦走してきました。
22日夜行バスで新穂高温泉へ。
バスを降りるとめちゃくちゃ寒い。
先週から一気に気温が下がったようだ。
新穂高温泉〜小池新道手前までは、緩い登り。
小池新道からは登りがきつくなる。
まだ先週の疲れが残っているのか、急に足が重くなった。
鏡平小屋辺りですでにへばってきた。参った。
双六小屋から先は、巻道ルートへ。
この巻道ルート、思いのほか長い。
それでも初日は行程が短く、13:30に三俣山荘に到着。
この日の天気は曇りで、気温が低く、とにかく寒い。
テントを張って、中で休んでいると、なんとあられが降ってきた。
夜はダウンを着て、カイロを持って、シュラフに入る。
24日朝も寒いが空は快晴。
これから鷲羽岳〜水晶岳〜赤牛岳と進むので期待大。
鷲羽岳までは一気に登る。
あっという間に三俣山荘が小さくなる。
天気良く、山頂からの展望は素晴らしい。
先週登った槍ヶ岳が良く見える。
長居したいところだが、この日は行程が長いので、さくさく進む。
次は水晶岳へ。
ここも素晴らしい展望。
黒部五郎岳とその手前に雲ノ平小屋が見える。
7月に行ったので、感慨無量。
目指す黒部湖、さらに遠くに目指す五色ヶ原山荘も小さく見える。
赤牛岳へ。
道はちょっと分かりづらいところもあるが、よく探すと目印とケルンがある。
だんだん黒部五郎岳が遠くなって、薬師岳が近くなる。
赤牛岳も素晴らしい展望。
目の前は薬師岳である。
ここから先、読売新道を下り奥黒部ヒュッテへ。
最初はガレバを歩くが、4/8辺りから樹林帯に入る。
樹林帯に入ると、道がぬかるんでいて、苔むした岩や木の根でよく滑る。
この日は長い行程で疲れもあって、苦戦しながら進む。
へろへろ、ふらふらになりながらテント場に到着。
この日の夜は満点の星が綺麗でした。
翌朝は、10:20の黒部湖の渡船に乗るので、出発は8時頃でよく、のんびり起床。
渡船場には少し早く着いたので、避難小屋辺りまで散歩して過ごす。
渡船で対岸へ。エメラルドグリーンの黒部湖を進む。
ここから五色ヶ原へ。
少し行くと、下山中の外人さんと出会う。
なんと上半身裸。
「この道は大変だけどがんぱって」的なことを言っていた。(たぶん)
そう、この外人さんの言うとおり、このルート、ひたすら登りが続くルートで、大変だった。
五色ヶ原の草原はまだか〜と思いながら登るが、途切れることのない登り坂だった。
それに、朝は晴れてたのに、だんたん雲が厚くなり、ぱらぱらと雨がふったりやんだり。
本降りになる前にテント場にと思いながら、ひたすら登った。
結局本降りにはならなかったが。
木道が見えると、やっと五色ヶ原。
木道を進むと雷鳥がいた。
雨が降ると面倒なので先にテントを張らせて貰って、10分先にある五色ヶ原山荘へ。
テント場には水場がないとのことで山荘で水を貰う。
山の上にある五色ヶ原の草原はとても展望がよい。
もう花は咲いてなかったけど、花の咲く時期にも来たいな。
天気は少し回復、夜は星も見えた。
翌朝は残念ながら曇り空。
ザラ峠〜獅子岳〜竜王岳を越えて、室堂へ向かう。
アップダウンあり、急なガレバあり、それなりに大変。
振り返ると、草原にぽつんと建つ五色ヶ原山荘が見える。
竜王岳まで来ると目の前には大きな立山三山。
ここから後は下りで室堂へ。
平日というのに室堂は人だかり。
みくりが池温泉へ。
ここは山の温泉だけど、シャンプー、ボディーソープありの温泉。
ゆっくり浸かって帰宅。
いや〜よく歩いた〜
A2C nさん はじめまして!
読売新道を黒部湖に下りて、また五色ヶ原へ登るって、普通じゃ敬遠したくなるルートをよく歩かれましたね
ほぼ同じタイミングで太郎平〜薬師岳〜室堂を平行して歩いていたので、ず〜っと水晶岳〜赤牛岳が見えて『今度は読売新道を歩いてみたい』って思ってたんです
とても参考になったので【お気に入り】に入れさせてもらいました。
また宜しくお願いします
私もず〜と薬師岳のりっぱな山容を見てました。
(まだ行ったことないので)縦走したいな〜と。
ButaModernさんのレコを見せてもらいましたが、すごいですね。
携帯でレコ見ていたのですが、A2C_nさんとは気づきませんでした!
精力的に山行こなされて、最近レコUPも早くなられたのでは
核心部分の2日目が好天 で良かったですね。
読売新道の4/8から下は景色も見えないからツライですよね。去年の夏に登りで使いましたが、下りで使う方が滑るから嫌かも。でもそこから五色へは普通登らないのではと・・・。ダムに出ますよ〜。
五色から薬師への稜線はたおやかでオススメですので、今度ぜひ。
そうそう、その前は表銀座も行かれてましたよね。西岳から槍までの梯子アップダウンが続くルートは妻が大好き(先祖が猿?)なので、車を中房に置いてピストンしたこともあります。
今日は妻が休日出勤のため出かけられませんでした・・・。
どうしても五色ヶ原の草原にテントを張りたかったのです。
でも、あんなひたすら登りが続くなんて
今度は、夏に、薬師岳縦走で、また五色ヶ原へ行きたいなと思ってます。
ちなみに今週は白馬岳に行ったんですが、稜線はすごい強風でめちゃめちゃ寒かったです。
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