独標を含めて全ピークほぼ直登、北鎌尾根槍ヶ岳

2018年08月27日(月) 〜 2018年08月28日(火)

• GPS: 22:57
• 距離: 48.5km
• 登り: 2,852m
• 下り: 3,166m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:04
• 休憩: 0:55
• 合計: 12:59

1:56 スタート地点
2:00 2:00 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
2:29 2:29 明神館
3:04 3:04 徳沢公衆トイレ
3:17 3:17 新村橋(パノラマ分岐)
3:52 3:52 横尾 (横尾山荘)
4:19 4:19 槍見河原
4:26 4:26 一ノ俣
4:32 4:32 二ノ俣
4:53 4:53 槍沢ロッヂ
5:10 5:10 赤沢岩小屋（ババ平）
5:44 5:46 槍沢大曲り
6:42 6:47 水俣乗越
8:18 8:41 北鎌沢出合
11:15 11:40 北鎌のコル
14:55 独標2899m

2日目

• 山行: 8:46
• 休憩: 1:37
• 合計: 10:23

6:12 独標2899m
9:01 9:18 槍ヶ岳
9:52 9:57 槍ヶ岳山荘
10:21 10:21 播隆窟
10:25 10:27 坊主岩屋下
10:53 10:53 槍沢・天狗原分岐
11:18 11:20 槍沢大曲り
11:44 11:44 赤沢岩小屋（ババ平）
11:57 12:06 槍沢ロッヂ
12:28 12:28 二ノ俣
12:34 12:35 一ノ俣
12:42 12:42 槍見河原
13:17 14:01 横尾 (横尾山荘)
14:37 14:37 新村橋(パノラマ分岐)
14:48 15:01 徳澤園
15:03 15:03 徳沢公衆トイレ
15:38 15:39 徳本口(徳本峠分岐)
15:49 15:51 明神館
16:22 16:23 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
16:29 16:29 河童橋
16:35 上高地バスターミナル

天候

1日目 曇り時々晴れ
2日目 雨(そんなに強くない）、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

一般道は、割愛

水俣乗越から出合い
降り口から10m程、滑りやすい❗
右手 草付に入る、踏み跡明瞭
いつもなら雪渓のところ、雪なし。
ガレタ川原をどんどん降りる。

出合いからコル
右股は水が結構上まで出ていた。
一端枯れて、かなり上でまた水が出ていた
ほとんど沢登！ 一見、厳しそうに見えるところも何とか登れる。
最後、左、そして真ん中をチョイス、正式なコルから1つ越えたところに出た。
コルから独票
基本、踏み跡明瞭。独票の手前も稜線で

独票(必見の価値あり）
いわゆるトラバースルートのポイントに来て、見上げると、フェース(壁）が見える。こんなの登れないよ！と思うが、ザイルのフィックス地点に立ち、左手に回って見ると、シュリンゲが垂れ下がっているのが解る。ここを20m登った後、ほぼリッジ状態。ただ、高度感半端ないので、ザイル使った。
20m、5ピッチ程登ると草付になり、やがて独票ピークに着く。
トラバースルートより、全然楽！

独票からラスボス槍の手前まで
基本、稜線。
一見、出だしを見て、これは無理かな？と思ってトラバースルートに入るんだろうが、ホールドはしっかりしているし、先の見えない小ピークも登りきると、そのさきが凄く優しいルートになっている。
トラバースの回り込む先が見えているところは、右側(千天側）に。
一ヶ所、左側に回り込んだ。(ここも、右側にもルートあり）

槍山頂まで、
浮き石だらけ！と思っていい。(実際、出たしで、5キロ程の大石が動き、2メートル滑落した。すり傷、打撲程度で済んで良かった。
今回、チムニーポイントは右側でスルー。
ルート取りは無数。

写真

8/27 4:55

槍沢ロッジかな？
釜トンネルを自転車で深夜の1時過ぎにスタートしています。

8/27 5:19

8/27 5:41

8/27 6:33

食べてみた、苦い❗

8/27 6:37

水俣乗越
ここからの下りがある意味怖いのだが、今回はそうでもなかった。

8/27 6:54

8/27 6:54

8/27 7:10

8/27 10:09

8/27 10:47

8/27 12:04

8/27 13:09

登り出しの狭いステップのところでハーネス装着。

8/27 13:47

独票の直登1ピッチ目

8/27 17:08

独票でビバーク

8/27 17:45

独標ビバーク地点から

8/27 17:47

8/27 18:10

私のツェルトで二人寝れるのだか、本人の希望で、ストックシェルターテント！

8/28 5:30

朝のコーヒー

8/28 6:10

2日目、独票からスタート。この時点では、雨は小雨だったが、雨具は上下着用した。

8/28 7:19

8/28 7:27

8/28 7:37

8/28 7:56

8/28 7:58

8/28 8:08

個々のビバーク地点も、風の影響がなくていいかも！

8/28 8:10

8/28 8:33

8/28 8:55

8/28 8:55

8/28 9:19

山頂に誰かいて、拍手されるのを期待していたけど、ここ山頂どころか、肩からの上り下りともナッシング。

8/28 9:32

一般登山道の方が、石滑るしある意味怖い！！

8/28 9:53

8/28 16:37

自転車（MTB）で某地点まで戻ります。
最初、膝が回らくてどうなるかと思ったが、何とか回した。

8/28 19:41

自動車を降りると、歩くのも困難な状態でした。

北鎌のコルへのラストの登り

水俣のコルからの下り

独票到着！
このとき、私スマホはバッテリー切れ❗

独票

独票

独票。パートナーの勇姿

やっと

独票2ピッチ目

独票5ピッチ目。
既に確保は不要

北鎌のコルへのラストの登り

出合い
(ここからの写真パートナーからのもの。撮影時刻が保存されてないため、こういう並びになってしまった。）

やっと着くー

1日目、乾杯

撮影機器：

AQUOS EVER SH-02J docomo シャープ

感想

アブハチ

私は3回目。パートナーは初。
登攀力、体力は問題なし。ただし、ザイルワークをやったことがないので、独票直登のとき、セカンド操作を教えながら、登攀。

ヤマレコの独票を含めて全ピーク稜線で、の記録から、今回は単独ではないので、独票は絶体直登の姿勢で望んだ。
実際、上がって見ると意外に楽なのがわかった。
その後のピークもほぼ稜線の方が楽。

槍ヶ岳山頂に着くと、誰もいないどころか、肩から登り下りともに誰も登ってなかった。
今回も2日間だが、体力は必要。

ヤマレコの1日目のGPSの記録が、何故か分断していたので、編集し直して、再度アップする予定。

➡再編集しました。
が、北鎌のコルから独票基部までの記録がとれてなかったようです。
ここは、迷う様なところではないから、手書き追記しません！
独票の直登の様子が解ります。
今回、ザイル使用しましたが、一番難しいところにシュリンゲがぶら下がっているので、これを使うと(一応、確認してね）、らくです。
コルから大槍までの間、この独票直登のルートの岩が一番安定しています。

とにかく、疲れた。脚はヘロヘロ。階段の下りどころじゃなく、歩くことすら大変な状態。

➡その後、驚きの回復力。