分水嶺トレイルAコース【2019】
curryrice2
- GPS
- 32:00
- 距離
- 81.5km
- 登り
- 7,093m
- 下り
- 6,175m
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標高グラフを拡大| 天候 | 始め晴れも、ずっと雨雨雨… |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
飯盛山からゴールの平沢駐車場までのルートでまさかの迷走。 「しし岩」方面へ行きましょう。「野辺山学園」方面はNG。 |
写真
丹波村のタバスキーくんと一緒に自撮り。（周りに選手いなかったので。。。）丹波←ずっと「タンバ」と思っていたが「タバ」。そこから「タマ」→「多摩」になった説あり！
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丹波←ずっと「タンバ」と思っていたが「タバ」。そこから「タマ」→「多摩」になった説あり！
Aコース、ソロ・チーム含め200名弱？たぶん。
ハセツネの比ではない。
雁坂小屋にて。将監小屋にて水入れしたぶっこみ飯×2）＋味噌汁。
半分ぐらい食べたが、水を吸いまくってあまりうまくない。
味噌汁は相変わらずGOOOOOOOD！
3
将監小屋にて水入れしたぶっこみ飯×2）＋味噌汁。
半分ぐらい食べたが、水を吸いまくってあまりうまくない。
味噌汁は相変わらずGOOOOOOOD！
装備
| MYアイテム |
curryrice2
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
個人装備は4⃣へ
|
感想
7.13〜14と分水嶺トレイルに参加してきました。
初出場で、試走も0だったので、今年は来年度以降の試走のつもりで、
気負わず、気軽な気持ちで参加してきました。
結果、無事完走。36時間15分（「23時15分」とTJARでもおなじみ、主催者の武田さんにコールを受ける）
天候が最悪で、リタイア者多かったようですが、こんなコンディションでも完走でいたことで、経験値があげられ、今後の山行の自信になりました（過信は禁物！）
以下備忘録
■前日
12日（金）入り。休み取るも、外せない会議のため午前出社。
帰宅前に好日山荘により、熊鈴（音が消せるもの）を購入。
帰宅後に最終パッケージで、全てコミコミ価格で、11kg。ギョエー。マジか。
まあ、レギュレーション以外が要因だから食料か。
ういろう1個300kcal＠98円が6個で0.5kg。その他もスタート前に食べる作戦。
■いよいよ出発
なんだかだしているうちに、午後3時出発。
平日の高速は高いので、道が空いている湯沢までは下道。
途中小出あたりで評判のラーメン屋にて遅い昼食＠5：00＠丸川屋
おいしかった。店主80歳ぐらい。
湯沢IN→所沢OUT
道中天気を再確認し、入れていなかった「タイツ」と「カイロ」を追加購入。
所沢ICを出た時には20：00を過ぎていたが、奇跡的に東久留米のユニクロにクローズ10分前に入り、タイツ＠1900円を購入。これ買っておいて本当に良かったー‼
それも全然期待していなかったので、寒さしのぎのどうでもいいタイツでよかったのに、購入する自分を待っていてくれたかの如く、錦織選手も履いている？やつ。
念のため試着し、Lを購入。ついでに閉店ギリギリアウトでホカロン購入＠ウェルシア。ギリギリ＆この夏にホカロン購入で、店員が明らかに変な目で見ていた。
前泊＠小平 ビジネスホテル一茶＠5000円ぐらい？
これは5月に即予約。和室かつ評価が高くコスパよかった。朝食は質素だがコミコミでなお安し。
■当日（スタート前まで）
宿を7：30に車で出発。拝島駅前の駐車場に止め、そこから電車（ホリデー快速奥多摩3号）→バスでスタート会場の鴨沢へ。
拝島駅から結構登山の恰好をした人ちらほら。席も満席。そっか、三連休だし、都会だからまあ、人はいるわな。でも、明らかに分水嶺出る人はパッキングからわかる。
同じ車両に2〜3名はいた。
途中の青梅駅や御嶽駅で席が空き、やっと途中から座るも、即奥多摩駅。
駅は選手だけでなく登山客とでごった返す。鴨沢までのバスは臨時便増発で、
一安心。運よく2代目の増発便に着席することができた。自分の目の前には、多分ロシアかそっち方面の外人。日帰りハイキングであろう。
その人たちが途中でおりるも、どうやらバス停1個間違えた？その日はその道が工事中か何かで、三頭山登山には次のバス停と運転手に言われて、再び乗り返してきた。
そっか、三頭山にこの外人は登るんだな。懐かしー。自分にとっては、三頭山は「登る山」ではなく西原峠から「通過する山」であった。ハセツネがなつかしいー。
そうこうしているうちに、鴨沢バス停着＠10：04
案内に従い、受付会場へ。すでに9：00から始まっているので、70％以上の選手がスタート待ち。受付で点呼→ナッツ・ゼッケン・ライトをもらう。
その後、レギュレーションのチェックに入るが、ごった返しており、手順がわからず。スタッフの方に聞いて、レギュレーションを順番通りに地面に（水たまりをよけながら）置いておく。しかし、チェックするスタッフが明らかに少ない。チェックをしているスタッフに狙いをつけ、終了間際間髪入れて、右手をまっすぐ「はい」の返事で、隣の人より早くチェックを受ける。
後では「これだと、今回はNGですね〜」的な声が聞こえてきてちょいと焦るも、難なくクリアー。（逆にNG的なこと言われるって、ちゃんと要綱見て、自分で調べているのだろうか？不思議だ〜。）
スタートまで、残り20分（10：40）
コース説明。スタッフの声が小さくて聞こえない…。
�ヽ渕莨�屋の主人との関係悪化のため絶対に寄らない（もともとコースではないが）
�⊂�監小屋からは巻道があれている。尾根道は＋10分。選手お任せ（聞こえなかったので、ほかの選手から聞いた）
��メールは、名前と番号←個人的にスタッフに聞いた。
10分前には集合写真。その後、トイレに行きたくなり、下まで下るも3人待ち。
ギリ3分前にスタートラインに無事立つ。（でも緊張感はない。浦佐山岳マラソンみたい）
■スタート〜雲取山
スタートダッシュなどなく、皆さんゆる〜くスタート。
登山道までは、車一台がギリ通れる生活道路を通過。運悪く住民が下るところを、
ド変態ご一行様が通過。ご迷惑をかける。
写真で見ていたタバスキー君と自撮り（周りに人がいなかったので）。
すでに選手はまばら。当然150〜200名ぐらいの集団だからか。
初めに声かけた選手は、確か2回目。今回は30時間位？を目指すとのことで、前半は自重。
パスさせていただく際、「すぐにおいつかれますから〜！」と。
「野辺山からはどうするんですか？」と聞いたら
「妻が迎えにくるので。。。。」まぢー、王様じゃねーか。すごい待遇！
こちとら、リュックカバーの代わりに、中身をゴミ袋で収納作戦も、
「それ有料のゴミ袋なんですけど...」って、そんな扱い…（無事返却済！）
七つ石あたりからは、広く開放的な稜線。ヘリポートもあり、びっくり。
選手は周辺にちらほら。
CP1は雲取山荘経由での雲取山のため、右の巻道へ。
ここから一緒になった選手とおしゃべり。
19UTMFでは140kmまで進んだつわもの。フルは3：10ぐらいって言ってたっけ？さすがの変態さん。今回は？30HRぐらいって言ってたっけ？
「どこからきたんですか？」「鳥取です」「遠っ！」「でも、出身は新潟です」
「まぢー」一気にテンション上がる。こんなマニアックド変態大会で、同郷と会うなんて。それもよくよく話したら、なんと同じ高校の先輩後輩（8歳違い）でさらにテンションUP
確か前回参加？初めて？忘れたが、荷は7kgとさすが。自分はどうあがいても10kg超えちゃうんですよねー。と言ったら、前半は給水ポイントがあるから水少な目、って言っていた。さすが頭のいい後輩！
そうこうしているうちに、あっという間に雲取山へ。CT50%代で来てしまった。
やばいやばい。後輩はさっそうと出発。「多分もう会わないねー。頑張って！」と
一緒に写真をとり、さよなら。
自分も、ちょっと短めの休憩。一生懸命バランスパワー（カロリーメイトの偽物）をもぐもぐさせていたような。トイレに行って、靴ひも縛り直し。GO！
A選手と雲取山手前でシンクロ。リュックのショルダーハーネスに、ヘアゴムを2つずつつけ、そこにジプロックに入れた地図をつけていたのを見て、「それいいですねー」と褒められた。「2016TJARの紺野選手のパクリです」多分誰もしていなかった気がする。はじめサコッシュも考えたが、どうしても走ると揺れるので、再度TJARのDVDから選手の装備を見直し、完成！こういう加工するとか大好き！
アッという間に雲取山へ。残念ながら景色は0。一面ガスガスガス！
■雲取山〜将監小屋
ここから奥秩父主脈縦走路へ。はじめソロで淡々と。ガスにより景色ないけど、もともと2000m級で森林限界超えていないから、眺めはどうかな？
一人でマイペースで走っていると、後ろから2名にパスされる。
しかし、2名の後ろにコバンザメのようにくっつき、引っ張ってもらう。
基本グループランは苦手なので、もっぱらボッチでの登山が気楽なのだが、
この2名のペースはこの時はジャストフィット。非常に快適だった。また、2名がトークしている内容も興味深くて、飽きずに将監小屋まで行けた。助かりました。
（ちょっとトークに入りましたが、ほとんどは、ちょっと離れて、付かせてもらった。）
先頭の方は、TJを目指してるらしく、結構試走しているみたい。自分とは気合のレベルが違うなー。参考になる。（人間性も含めて、選考の基準になるとか…うんうん、なるほど、人間性ねー。ないな、自分には。）
また2番目の方は、これ聞いてどえりゃー驚いたが、「自分、人工心臓で身障者です」「えっつ、えっつ、ええええ？？？」トレランはマラソンと比べ心拍維持できるから良いらしい、って。
やっぱり分水嶺には、本当に超ド級のド変態さんが多い。自分がまともに感じる。本当に。
そうこうしているうちに、将監小屋へ。
ここで、まさかの後輩とも再会。ほぼ同じペースの模様。
■将監小屋〜甲武信ヶ岳
将監小屋で雨もはっきりしてきたため、ユニクロのタイツとミズノのベルクテックのレインウエア（大会史上格安？）を着こむ。足裏のケア（プロテクトJ1）も忘れず。濡れた靴下履くのって特に5本指はシンドイ。
周りはカップラーメンを食す中、自分はコッヘルにお湯をタダでもらい、携帯味噌汁。これ最高！これからは絶対持っていくNO．1
支度して、写真撮ってもらい一人でリスタート。
ここからは＋10分で安全な尾根道か、荒れた巻道か。当然時間短縮で巻き道へ。
ここからは暗くなったが、走れる道なので、ペース崩さずランランラン。
でも、雁峠分岐まで人っ子一人として会わず。（みんな尾根へ？）
そこからライトをつけた背の高いランナー追いつかれ
「Bですか？」
「個人的に走ってます」
「マジで？（どおりで荷物少ない。ウインドブレーカーの中にザックがあるもん）」
千葉からの方で、よくナイトハイクするそう。さすが都会。選手以外も変態さんがわんさか。
この方と、雁坂小屋まで一緒になったり離れたりしながら進む。
雁坂小屋でも、味噌汁と、将監小屋出発時に、水を入れて完全にふやけたぶっこみ飯2食分inジプロックを食す。冷たくてまずいも、胃はまだ健康なので、掻き込む。
小屋には一般客3名が宿泊。ド変態選手を見世物小屋の獣を見るような好奇な目で見ていた。
この小屋も長居は無用と、飯食って、恰好整えてそく出発。
ここから甲武信ヶ岳小屋までは、当然真っ暗で、何も印象にないところ。しかし、この時点で、ビバークせずに最後まで行こうと決めていたので、ペースを落とし、体は楽々！
甲武信ヶ岳小屋に無事到着のころ、雨脚は激しく。
小屋は空いていて、みんな丸ストーブに暖を取っていた。
全身外も内もぐっしょりで、休憩して出発するまでが実は一番きつい。
中にダウン着こむも、ダウン自体が濡れてしまってるので、止まるとストーブの前でも震える。ここでは、お湯を100円で買い、コッヘルにこの旅NO．2のヒット商品、「粉末のほうじ茶」で体をあっためる。
周りは長いする模様。しかし、一人ビバークしたが雨がツエルトに入ってきて、しょうがなくビバーク中止→出発の青年が来たので、一緒にスタート。
はじめ違う方向に行ってしまう。小屋の主人いわく急登とのことで、正規ルートへ戻る。すぐに甲武信ヶ岳山頂へ。標識が大きい。昼は眺めいいんだろうなー、と思いつつ、下っていく。
ここ確かCPだったと思うが、何処にあるんだろう？下かな？って超勘違い。
ここはメールだぞ！ちょっと下り気づくも、携帯ドコモのガラケーレンタルしたはいいが、数字、かな、アルファベット変換わからねー。すげー時間かかり、ひらがなでSMSで送信。はずかしー。
■甲武信ヶ岳〜大弛峠
まず、事前情報で国師までにニセピークがいくつもあるのできついとの情報。
でも、標高差さほどないし、問題ないっしょ、って思っていたら、国師ならず、酷使だった。また、倒木超多い。道迷い多数。しかし、ここでド変態「B」の2名に追いつかれ、これまたコバンザメのごとくついていくことに。
「ライト暗いっすね」と言われ、そおかな？
いやいやそちらこそ「チョー明るいっすね」って。
ライトは、GENTOSのガンビット2015ハセツネ用で購入。当時格安の1700円ぐらい。さっき調べたら4200円って。価格って…
自分的にはこんなもんかって思っていたが、彼らの明かりと比べると10倍は違う。もう昼間だよ、あの明るさ。たしかにこちとら、下バッカ見て首疲れまくり。あれくらいの明るさならストレスないだろうなー。
結果として、日が昇るまでは彼らについていき、何とか国師ヶ岳へ。長かったー。
すでに日の出で周りは明るい。Bの彼らよりも早く大弛峠小屋へ。
この時は胃があまりいい状態ではなく、ほとんど食事できず。
小屋では、カレーかカップラーメン。両方摂っている選手も。うらやましいー。
ここで食べておかないとまずいので、カップラーメンのみ。2016年TJAR中央アルプスの紺野選手が10分ふやかして無理やり食べたシーンを思い出す。自分も食べて吐いたらリタイヤか？とおもったが、ここからリタイヤしても遠いので、何とかゴールまで。カップヌードルも、何とか食べきり、吐きもしなそうなので、よっしゃ最後まで、と、ここがレースで一番テンションダウンしたが、気合入れなおした場面。
ここからは一切リタイアの文字はなく、雨の最悪なコンディションも楽しもうと前向きだった。
■大弛峠〜富士見平小屋
金峰まではだれとも会わず。しかし、朝になり、一般の登山客がちらほら。天気よければいわゆる「ズル金」する人が多いんだろうな。トレイルは雨の影響で水たまりが多く、よけるスペースもないが、気にしない。気にしない。
金峰山の方向が分からず適当にペンキの付いた岩場をたどって無事到着。
金峰山って初めてだし、写真でも見たことなかったから、想像つかなかったけど、まさかあんな大きな岩場の中にあるとは。
金峰山よりもそこから降りた時のいわばの要塞感、すごかった。五丈石？
そこから富士見平峠までは、Bの選手と一緒に下りていく。今回Bの選手といろいろあったが、初めてでいきなりB出場の方多かった。さすがの変態っぷり。
2日めになり、ずっとまたずれ、玉ずれがひどく、体と足は元気だが、なかなかスピードが出せない。まさかこんなに擦れて痛いとは。周りをテーピングで巻こうにも、テーピング自体が水を吸ってしまい、なかなかきれいにはれないし。。。。
そうこうしている間に、富士見平小屋へ。この時点で、一人Aの選手（最後もお世話になった方）が先に到着しており、そのあとで、7位と言われた。
ここでうどん食べようと思ったが、食欲わかず。水は少し下ったところにあるので、ポカリとクエン酸とアミノ酸をミックスさせた粉末に水1リットルチャージ。
トイレで100円払い、便をせず、股回りをテーピングぐるぐる。何とか少しの痛みで済みそう。バファリン、カフェインタブ、胃薬を飲み、ビックサンダーチョコを食べる。
出発しようとしたら、一人Aの選手が。2回目とのことで、これからのルートを聞く「ゴールまではそんなにきつくないですよね？」
「いやいや、結構上らされます。また、水は結構持った方がいいですよ。」と
「どれくらい？」「1リットル＋ほうじ茶100ml」
「いやいや全然足りない」「今日は雨だから大丈夫でしょ」みたいなやり取り。
「すぐにおいつかれますので、先に行きますねー」と
（後で不動滝から地図読み区間手前まで一緒にお供したこの選手。その時は気が付かなかったが、後でTJAR2018完走のH選手だった！！！！！！！！！！！）
■富士見平小屋〜ゴール
まずは瑞牆山断面図では一定のペースで上りそうな感じだったが、これ超ーきつい。もちろんレース後半っていうものあるけど、岩がでかい。きっと、瑞牆単独で上るのであれば、このでっかい岩場も感動して登れるのであろうが、こちとら山頂もパスして、向こう側に行くだけ。だからデケー岩は邪魔以外のなにものでもない。
ちょうど峠で、先に出発していた6位の選手に追いつく。
ここから下ると地図読み区間。知っている人と一緒に行きたかったが、ペースが違う。まあ、困ったらGPS発動すればいいかぐらい。事前のFBでもご丁寧に説明写真があり、DLしてきたから、さほどの心配なし。
麓に下り、ジオグラフィカ見ていたら、富士見平小屋で会った、TJのH選手がさっそうと後ろから登場。さわやか！
その後、カーブミラーまで一緒に。こちとらついていくだけなので、次回自分で行く際は、大丈夫か？の不安もよぎったが、それよりも、今付いていくことの安心感の方がまし、モクモクとついていく。
無事カーブミラーに到着も、ペース早く、ちょっと休憩させてもらい、先に行ってもらう。ここからゴールまでの尺は5〜6時間。でもH選手と結果として3時間の差がついた模様。
ここからは、まずは道なき道をジグザグ登り尾根まで行く。そこからはトレイスがあるので、そこを外さずも、結構何度も道を外れロス多し。
H選手とバイバイしてから、富士見平峠で6位の方とちらほらクロスも、稜線出てからは会わず。さすがに一睡もしていないので、幻覚も見始めるが、「幻覚は楽しむもの」らしいから、特に気にせず。試しに、横になり5分ほど寝てみようと思うも、4分30秒ぐらいかかり眠りに入り、結果30秒で起きる始末。
どうせ寝ても寒いから、と先を急ぐ。
信州峠から横尾山へ。ここも山頂手前の稜線まではきつい登り。基本、頂上までは休まないタイプだが、ついつい小休憩を入れる。
横尾山からは夕方になり、雨と風で寒さUP。笹薮でタイツもぐっしょりし、寒さ倍増。しょうがなく、再度ぐっしょり濡れたダウンとウインドブレーカーを着こむ。
横尾山からは、山と高原地図が「八が岳」なので未購入。でもジオグラフィカあるから大丈夫だろう。しかし、結構道迷い多し。
豆腐岩に到着し、右に下りるも、確認と思い、左だった。あぶねー。小休止しようとザックを下ろしたら、なんかおかしー。スリーピングマットがないないない…
写真にあるように、山と道ULpad175cmを切らずに持ってきてしまった今回。スタート見渡しても、これだけ長いもの持ってるの自分だけだった。しかも今回をこれを一切使わず、ザックの後ろに縛り付けただけの飾り。
何度も枝をくぐる際後が引っかかっていたが、その都度確認していたつもりだったのだが…。どうしよう、少し引き返すも、もったいないVS疲労で、疲労を最小限にと、あきらめる。（この後奇跡が…）
あとはゴールまでもうちょい。ここからは、ゴール後のことばかり考えていた。
きっと22時過ぎにはゴールも、電車ないが、駐車場ではビバークできないと言っていた気がしたので、どうしよう。幸いソフトバンクの電波通る場所もあり、ホテルを検索。（どうせ電車ないので、タイムも気にならなく、検索に命を懸ける）
連休中日。ホテルの空あるわけない。だったら、漫画喫茶は？コインランドリーは？温泉施設は？と調べるも、野辺山を完全になめていた。まじりっけなしのド田舎。漫画喫茶も、コインランドリーも、甲府（野辺山から40km）しかない。
しょうがないから、野辺山駅前にある公園で野宿。（でも公園で野宿っていいの？も調べたり。。。）
そうこうしてるうちに、飯盛山（めしもりやま）いいもりやま、じゃないんだね。
土地柄、白虎隊の舞台、飯盛山（いいもりやま）がすりこまれてるので、めしもりやまはなんかダサー。
ここで武田さんにTELも、ここから平沢っていう看板なく、何処から降りていいかわからず。ジオグラフィカも実はここがはっきりしていなかった。
まさかここでのロスと。（結構ロスとした人いたっぽいけど）
30〜40分、下りてはGPSで確認し、戻ったりを繰り返す。そうこうしているうちに、富士見平で先に行かれた選手がやっていた。「しし岩」方面でOkとのことで、何とか帰れそう。
23時15分、14日中に無事帰還。最後まで楽しかった！
■ゴールから帰宅
さて、ゴール後、5時までならここでビバークOKとのことで、トイレで泥を洗い流し、ビバークすることに。まさかここでビバークするなんて想定していなかったので、荷物は送っておらず。結構皆さん荷物送っているので、着替え済まして
な感じも、自分はぐっしょりしたものでどうやって過ごそうか。
しかも、肝心のスリーピングマット落としたし。。。
しょうがなく、女子トイレ外のベンチに、エスケープビビーを敷き、エマージェンシーシートに包まり、寝込む。しかし、ベンチが狭く、きっと寝返り打ったら顔面から落ち、鼻骨折だな、とリスクマネージメントばっちりだったので、体育座りをして、浅い眠りで5時まで過ごす。
その後、スリーピングマットが、前田さんという選手が拾って届けてくれるという奇跡！朝、無事に感動の再会（結果使えずじまい。。。）
5時29分発の始発で東京方面へ。拝島着→朝食→風呂→車にて帰宅
■成功点
�―蕕瓩�らモグモグさせていたので、しゃりばてがなかった
�▲據璽糠枴�
��寝ずに36時間行けた
�た瓦猟譴�ら楽しもう、と常に前向きにリセットさせ続けた
��TJ戦士でサブ3のH選手と3時間差。これは自信つく。
■反省点
�＿戮�7�埖紊僕泙┐襦�
�∨百╋颪魯侫蝓璽后�
��食事はスープ系もあった方が
�ぅ薀ぅ函〔世襪い笋�
�ゼ屬鰐酳媚咳悗肪屬�
��国師までのルート、石ッコツ、飯盛山でのロス
�Д薀ぅ拭爾亘豹緲�
来年はコース変わるらしいが、サブ30行ける！
⬜️スタート前：ういろう×2(600kcal)
バランスパワー（500kcal)
ホテル朝食（500kcal)
⬜️行動食：カレーメシ×2 （900kcal)
ぶっこみ飯×2 （700kcal)
柿の種,かりんとう＆ナッツミックス 2500kcal
スポドリ粉末inクエン酸とタンパク質(Citric)スティック
3l分 500kacl.
飴：20個
塩タブ20個
ベスパ 1本
バランスパワー160lcal×6（1000kcal)
味噌汁パック×4（128kcal)
森永のラムネ1本
【結果】 ぶっこみ飯×1（350kcal)、柿の種ミックス(1200kcal)、
スポドリ500kcal、ベスパ、味噌汁×2(64kcal）、
カップラーメン＠大弛小屋(400kcal)
森永のラムネブドウ糖だから、ちょい疲れのとき効果発揮した。
（単糖類はインスリンショックを危惧したが、行動中は起きにくい
との報告を見たので、今後のマストアイテム）
5000kcalぐらいしか摂取していない？
⬜️ツエルト：ストックシェルター
⬜️コンパス：SILVA
⬜️地図：山と高原 26 27 地図読み区間は1/250001コピー
全山マップのコピーに戦術記入ラミネート
⬜️ライト：ヘッド：ジェントスガンビット ハンド：ジェントス 閂325
⬜️予備電池：単4：6本
⬜️防寒着：ノースダウンパーカー
⬜️雨具：ミズノ上下
⬜️エマージェンシーシート
⬜️携帯：docomoガラケーレンタル 自前スマフォymobile
⬜️充電器：5800mAh 1個
⬜️水：2.5ℓ (スポドリ1.25 水＋お茶1.25）
⬜️熊鈴：好日山荘（音消すやつ）
⬜️ホイッスル：昔買ったやつ
⬜️保険証
⬜️非伸縮性テーピングテープ38mm一巻き
⬜️三角巾
⬜️現金：1万1千円・Suicaに7500円
⬜️還付カナビラ2枚（MHS型）
⬜️カナビラ2枚（ストレートかつワイヤーでない）
⬜️ナイロンソウンスリング（幅20mm)180cm2本
⬜️ダイマー二ソウンスリング10mm± 60cm2本
⬜️補助ロープ 7mmで15m
⬜️傷口洗浄用の水350ml 飲料とは別に用意
⬜️ザックカバーの代わりに、中にゴミ袋
⬜️眠気覚しの薬、胃薬、バファリン
⬜️エマージェンシーキット
⬜️時計：LAD WEATHER 高度計として使用
⬜虫除け
⬜️️ザック：RUSH28
⬜️寝袋：エスケープビビー
⬜️マット：山と道UL pad15
⬜️ウインドブレーカー パタゴニア
⬜️キャップ：The Curry Rice
⬜️首巻き：BUFF緑
⬜️タオル：汗拭きミニタオル1枚 MT.AWA参加賞タオル
⬜️ストック ヘリテイジ120cm
⬜️タイツ：ユニクロ
⬜️着替え：なし
⬜️保険証 JRO保険証
⬜️手袋：指あき自転車用
⬜️コンタクトレンズ：6枚
⬜️メガネ
⬜️ウエットティッシュ・携帯トレイ・ティッシュ
⬜プラスティックスプーン
⬜️️ガス バーナー、コッヘル、ライター
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先日はお疲れ様でした。まさかあんなところで高校の先輩に出会えるとは！なんか嬉しかったです。
あ、ちなみに島根ではなくて鳥取です〜。そして僕も初参加でしたよ(^^)
あの過酷な条件の中、14日中のゴール、スゴイです！おめでとうございます(^^)
僕はTJARの練習&要件稼ぎ？のため破風山避難小屋前でビバークしたんですが、そこで一気に抜かれたみたいですね。
5時間ほど頑張ってビバークしたんですが、雨にやられびしょ濡れになり、低体温症一歩手前くらいまでになってしまいました(^_^;)
TJARに出るんならこのくらいの条件でも、しっかりビバーク出来る術は持たないとダメですよね。良い経験になりました。
ほとんど一睡も出来ず、その後は疲労と睡眠不足で幻覚のオンパレードでした笑
僕はちょうど43時間でゴール出来ました(^^)
来年はBコースですね！
鳥取でしたかー、失礼しました。いやーとにもかくにも、あんなマニアックな大会に、同じ高校出身者と出会える奇跡。
破風山避難小屋前って、ビバークしている人一人だったような？避難小屋の陰にツエルト張っていたの見て、甲武信より（甲武信のテン場わかりませんが）もいいかも、って思っていました。賢い！
おっしゃる通り、ああいう状況でもビバークしっかりして体力温存しないと、ＴＪはきついですよね。分水嶺の尺だから寝ないでも行けましたが…。
来年はＴＪの予選もありますね。自分はたぶん2022になると思います。
お互い頑張りましょう！きっとどこかのアルプスで再会できる予感、しています！
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